高石神社

Last-modified: 2013-05-10 (金) 23:41:20
 

高石神社
たかいしじんじゃ
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(参拝日:平成24年4月8日)
住所:大阪府高石市高師浜4-1mapionlogo.gif
主祭神:少彦名神、天照皇大神
社格:郷社
主な祭礼:10月5日(例祭)
webサイト:高石神社

たかいし1.jpg
↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
高石神社は、古くは天神の社として知られ、古い歴史があることは、
「延喜式」の神名帳に高石神社として記されており、大阪湾を西に望む松林に建っています。

近くには筆屋という宿屋があって、多くの旅人がここで休息しています。
その中には、有名な歌人や江戸末期の測量学者伊能忠敬もいます。

境内は、昔の高師浜の風景を良く残しています。

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↑松林↑
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↑六十余州名所図会 和泉高師の浜↑(クリックで拡大)
(以下、余談)
大阪湾を望んでいた松林の中に神社はあります。
創建年など、不詳な点がありますが、当時から現在地にあったと推測されています。

高師浜といえば、持統天皇の時代(645~702年)禁漁区に指定されていました。
百人一首で有名な「音に聞く高師の浜の仇浪はかけしや袖のぬれもこそすれ」と詠われる程の白砂青松の場所でした。

戦前は海水浴客で賑わった高師浜ですが、沿岸部の埋立が進み、海は見えません。
当時の写真を見ると賑わっていますが、今は地名に名前を残すのみであり、なんだか寂しいですね。