大浦神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:36:44
 

大浦神社
おおうらじんじゃ
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(参拝日:平成24年12月24日)
住所:岡山県浅口市寄島町7755mapionlogo.gif
主祭神:與田別命、足仲彦命、息長足姫命
主な祭礼:10月第1土曜(秋季例大祭)
webサイト:大浦神社

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↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
阿直岐王仁等学者を招いて初めて日本に文学を取り入れ又機械職人を招き学問の進歩産業の発展を計り
二千年の昔国威を海外に輝し政治を整え日本の進取的國是を確立された文神であり武神にして
文化の神として往昔より尊崇の厚い神であります。

神功皇后三韓還御の時、三郎島に御舟を寄せ給ひ天神地祇を祭り武功を告げると云う。

紀元一六五七年安部晴明その霊跡に応神仲哀神功の三神を祭り地方の氏神となす。

尓来地頭領主の尊崇潔く降って永禄年中細川下野守通薫(備中二十六万石を有し加茂山城主にて
青佐龍王道越に小城をもつ)が現在の地に遷朝され、慶長五年細川氏退去後、
池田家鴨方藩士亦代々当社を尊崇され元禄十六年には六ヵ村、宝暦十二年には七ヵ村、文政十一年には大島三ヵ村、
西大島・新田六条院西村の内、安倉上新庄・下新庄浜中入江新田・真鍋島・北木島の十一ヵ村に渉る氏子を有し
式外の大社にして昔より八幡宮と称へ来たらしを明治二年大浦神社と改め寄島・大島・里庄の氏神となる。

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↑拝殿↑
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↑絵馬殿↑
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↑御厩舎↑
(以下、余談)
国道2号線やJR山陽本線が走る幹線道路から外れて、寄島方面に向かっていくと神社があります。
年末を前にした冬の日でしたので、社殿前には門松が置かれていました。

もとは寄島(現在の三郎島)にありましたが、江戸時代に細川通董公により現在地に移されました。
三郎島を調べて見ますと、花崗岩の岩礁が3つ並んでいる島ですね。干潮時には三郎海岸から歩いて渡れるそうです。

秋の例大祭では競馬神事が行われますので、境内はやや広大であり、2290坪もあります。
神事は、道董公の御遷座の際、地頭株と領家株から20頭の馬を参列させた故事にちなみます。

現在では、9月1日の「競馬定式」で地頭株・領家株から神馬一頭ずつを選び出し、
この2頭が10月第1土曜の秋季例大祭の「競馬十二懸神事」などに奉仕します。