三蔵稲荷神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:04:12
 

三蔵稲荷神社
さんぞういなりじんじゃ
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(参拝日:平成24年12月24日)
住所:広島県福山市丸之内1-8-7mapionlogo.gif
主祭神:宇賀魂大神、猿田彦大神、大宮女大神
主な祭礼:11月23日(感謝祭)
webサイト:三蔵稲荷神社

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↑参道↑
(由緒:パンフレットより)
三蔵稲荷神社は江戸時代初期からずっとここにある。

水野勝成は二十一歳のとき父親の勘気をうけ、放浪と武者修行の旅に出た。

戦があると聞けば四国に行き、九州に渡った。あるときは京都の南禅寺の山門で浮浪者の群れと一緒に暮らし、
また、虚無僧となって託鉢し、堂塔や山野に寝た。

だがそんな時も片時も肌身離さず持っていたのが三蔵稲荷の御神体であったという。

勝成は福山城築城とほとんど時を同じに、城の背後に、この三蔵稲荷をまつった。
そして阿部時代になっても代々鎮守として直祭され、現在に続いている。
三蔵稲荷神社は水野勝成の時代から、連綿としてここにある。

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↑拝殿↑
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↑神楽殿↑
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↑於政稲荷神社↑
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↑御神木↑
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↑福山城↑
(以下、余談)
神社の規模はあまり大きくはありませんが、福山城の歴代城主の崇敬を集めてきました。
江戸時代は城下南部の御茶屋(現在の南小学校周辺)にあったとされ、現在地は二の丸で神社は存在しませんでした。
現在は後年にコンクリートで造られた福山城を神社から見ることが出来ます。

毎年、11月に「三蔵稲荷感謝祭・ミス三蔵稲荷神社ミスコンテスト」が開かれます。
3人の女性が「ミス三蔵稲荷」として選ばれ、正月の初詣では巫女として奉職します。
社務所には、受賞者たちが中央の男性(神主?)と写真に映ったものが何年も前から掲げられていました。
中央の男性はなんだか少し嬉しそうです。色々な顔ぶれが並んでいて、眺めているだけで楽しめました。