天別豊姫神社
住所:広島県福山市神辺町川北142-2
主祭神:豊玉姫命、速進雄命、事代主神
社格:式内社(小社)、県社
主な祭礼:10月20日(例祭)
↑鳥居↑
同じ備後国内には、豊玉姫命の父・豊玉彦命(大綿津見命)を祀る沼名前神社や、
夫・蘇羅比古(彦火火出見命)を祀る蘇羅比古神社があり、当社はその中間に位置する。
平安時代中期の『延喜式神名帳』には「備後国安那郡 天別豊姫神社」と記載され、式内社に列した。
建武年間(一三三四-三八年)朝山景連が黄葉山に神辺城を築くにあたって当社を城の守護神とし、
現在の黄葉山中腹に遷したとされる。
江戸時代には福山藩主の水野氏・阿部氏からの崇敬を受けた。
明治元年(一八六八年)福山藩の調査で式内社とされ、同二年(一八六九年)公称を「天別豊姫神社」に定められた。
明治六年(一八七三年)、近代社格制度において郷社に列し、昭和十五年(一九四〇年)県社に昇格した。
↑神池↑
↑参道↑
↑拝殿↑
(以下、余談)
JR神辺駅から東へ700m、神辺城跡がある黄葉山麓に神社があります。
豊富な自然を背景に神社の社殿が鎮座しています。
JR神辺駅から東へ700m、神辺城跡がある黄葉山麓に神社があります。
豊富な自然を背景に神社の社殿が鎮座しています。
穴海の網付谷の荒磯岩上に海神を祀ったのが起源とされています。
以後、数度の遷座を繰り返して現在地に鎮座します。
境内からは福山の市街地を遠望できました。