天日陰比神社

Last-modified: 2013-05-11 (土) 23:31:51
 

天日陰比神社
あめひかげひめじんじゃ
あめひかげ.jpg
(参拝日:平成25年1月5日)
住所:石川県鹿島郡中能登町二宮子6mapionlogo.gif
主祭神:屋船久久能智命
社格:郷社
主な祭礼:6月15日(例祭)

あめひかげひめじんじゃ1.jpg
↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
当社は人皇十代崇神天皇の御宇御鎮座の官幣社で二千有余年の歴史をもつ延喜式内社であります。
また、往古より菊の御紋を装飾した上日庄、郷十八ヶ村の惣社氏神でありました。

建武四年四月(鎌倉時代)能登一の宮につぐ名社として能登の国二宮に指定され、
広く各地より崇敬された御社であり、文徳天皇より御園融天皇まで九度にわたって御位を受けています。

社殿の後山は天日加氣山と云い頂上の大御前前峰社趾は天日陰比の神を祀り羽咋鹿島両郡市の雨乞い所で、
中腹の中御前社は崇神天皇の御廟趾で皇子印色之入日子命の御陵墓趾でもあります。

辛酉六十一年目毎に三日間にわたり執行される例大祭羽咋鹿島両郡市諸難退散祈願祭には、
近郷より山車や獅子舞等の奉納があり老若男女多数の参詣で賑わい、盛儀を極め現在に至っています。

あめひかげひめじんじゃ2.jpg
↑拝殿↑
あめひかげひめじんじゃ3.jpg
↑神馬↑
あめひかげひめじんじゃ5.jpg
↑楓↑
あめひかげひめじんじゃ4.jpg
↑天神稲荷社↑
(以下、余談)
JR七尾線・能登二宮駅から南西へ2km近く離れたところにあります。
訪れた際は神社に気づかずに通り過ぎてしまいました。
すぐに引き返しましたが、そのまま真っ直ぐ進むと石動山天平寺跡に着きます。

石動山の西麓にあるので、かつては伊須流岐比古神社の下社でしたが、ある時に芹川の天日陰比神社を相殿にお祀りし、
現在では天日陰比神が主神、伊須流岐比古神を相殿にお祀りしています。

なお、『延喜式神名帳』所載の天日陰比神社は現在の雨の宮古墳群にあったものと推定されています。