羽咋神社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 15:29:37
 

羽咋神社
はくいじんじゃ
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(参拝日:平成25年1月5日)
住所:石川県羽咋市川原町エ164mapionlogo.gif
主祭神:磐衝別命
社格:式内社(小社)、県社
主な祭礼:9月25日(例祭)

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↑鳥居・拝殿↑
(由緒:現地案内板より)
羽咋神社背後の森は古来御陵山と呼ばれ第十一代垂仁天皇の王子石衝別命の墓で
約一六〇〇年前に築かれた県下随一の前方後円墳だと言われております。
またこの附近一帯には羽咋七塚としてミコトゆかりの古墳が築かれ、
古来里人に崇敬の念をもって慕われたてきた地でもあります。
さらに七塚には昔から万病に効くと言う銘水伝説も語り継がれてきておりました。

このたびここ羽咋神社境内に極めて良質の水が湧き出て羽咋七塚銘水「御陵山の水」として伝説の銘水が
復活したことは歴史の成り行きからいってもまことに自然なことです。
願わくばこの御陵山の水が羽咋の住人に幸せをもたらし、近郷在住の人々に末永く喜ばれることを切望する次第です。

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↑御陵山の水↑
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↑忠霊塔↑
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↑ケヤキ↑
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↑サワラ↑
(以下、余談)
車が走れることで有名な千里浜なぎさドライブウェイがある羽咋市の中心部にあります。
周辺には石衝別命の墓といわれる大塚古墳、大谷塚・水犬塚・宝塚・姫塚・剣塚・痛子塚の羽咋七塚が分布しています。

垂仁天皇の時代、疫病が流行、盗賊が横行、滝崎の森に大毒鳥が出現という、混乱した時代がありましたが
石衝別命が鎮圧のために遣わされ、賊や毒鳥を退治して、農業を奨励するなどの仁政を行いました。
石衝別命が亡くなった後、神霊を祀るために神社を創建したとされています。

毎年9月下旬には、唐戸山神事相撲が行われます。磐衝別命の陵墓を造った頃から行われ、約2000年の歴史があります。
水なし、塩なし、待ったなしで行われ、加賀・越中・能登3州の力士がそれぞれ参加します。