諏訪神社

Last-modified: 2013-10-27 (日) 02:20:14
 

諏訪神社
すわじんじゃ
すわ.jpg
(参拝日:平成25年3月24日)
住所: 神奈川県横浜市中区石川町4ー164mapionlogo.gif
主祭神:建御名方命
主な祭礼:8月第1土・日曜日(例祭)

すわ1.jpg
↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
諏訪神社社殿によれば、文明十三年(西暦一四八一)の創建と伝えられています。

当初は諏訪山と呼ばれる小高い丘に小さな社があり、灯明を欠かさず、
夜漁に出入りする漁船の目標になっていたと云えられております。

戦国時代にかけて横浜の地先は鐘の形をした入海になっており、大岡川の河口が、物資の集積地として栄えた関係で、
漁船以外の船にもこの灯明は目標となったと思われます。

当諏訪神社の本社は長野県の諏訪大社?で、全国に五千社を超す摂社、末社が在る中、当社は再三火災に遭いながら、
幸いにも氏子町内には火災が少なく、「火伏の神」として深く愛され、「お諏訪さま」の愛称で親しまれております。

夏のお祭りを機に「火災鎮護祈願」を込めたご神札を氏子の皆様にお配りしており、
ご家庭の台所または火をよく使う処にお祭りして頂いており、合わせて皆々様のご隆盛祈念申し上げます。

すわ2.jpg
↑社殿↑

(以下、余談)
横浜女学院・横浜共立学院など学園の点在する住宅地の中に鎮座します。
神社の後ろ、山手の丘と高低差があります。高台から入ろうとして住宅街の中に迷い込んでしまいました。

鎌倉時代から戦国時代にかけて、この周辺は鐘形をした入海で、灯明を欠かさなかったそうです。
吉田新田ができる前は、鳥居の前に大海原が広がっていたと思うと、今とは風景がまったく違いますね。