常陸國總社宮
住所:茨城県石岡市総社2-8-1
主祭神: 伊弉諾尊、大国主尊、素戔嗚尊、瓊々杵尊、大宮比売尊、布留大神
社格:常陸国総社、県社
主な祭礼:9月第3月曜日(常陸國總社宮大祭)
webサイト:常陸國總社宮
↑神門↑
(由緒:パンフレットより)
千三百年もの昔、現在の石岡市は常陸国の国府が置かれ繁栄を極めておりました。
国府の長官たる国司が新たに就任すると、国内の神々を参拝するのが習わしでした。
その社の神を一箇所に集め祀ったのが総社だと考えられています。
千三百年もの昔、現在の石岡市は常陸国の国府が置かれ繁栄を極めておりました。
国府の長官たる国司が新たに就任すると、国内の神々を参拝するのが習わしでした。
その社の神を一箇所に集め祀ったのが総社だと考えられています。
社殿によれば聖武天皇の天平年間、勅命によって天神地祇六柱を国内六府の地に勧請合祀し、
国家の鎮護、皇室の御守護、民衆の幸福を祈願したとございます。
当神社は六所明神を御祭神とする最も古い総社のひとつと称え奉られております。
中世には一宮鹿島神宮と並び、夢ある毎に鎌倉将軍家より奉幣がございました。
社宝「総社文書」は当時を記す貴重な史料です。
時代は下り戦国時代には大掾氏をはじめ武家の崇敬篤く、永享年間には太田道灌が奥州下向の際に、
参籠祈願を行い和歌を残し、軍配を奉納いたしました。旧社格・県社。
↑拝殿↑
↑境内社↑
↑神楽殿↑
↑日本武尊 腰掛石↑
↑御神木↑
(以下、余談)
JR常磐線・石岡駅から南西へ約1.5km進むと、市街地の中に鎮座する神社が見えてきます。
JR常磐線・石岡駅から南西へ約1.5km進むと、市街地の中に鎮座する神社が見えてきます。
総社とは、従来は国内の神社を巡拝していたものを、国府近くに国内の神を合祀した総社を設けて効率化したものです。
石岡は常陸国府が置かれ、長らく「常陸府中」「常府」と呼ばれていました。明治に「石岡」へ改められました。
近くにはこの総社をはじめ、常陸国府跡、国分寺跡、国分尼寺跡などがあります。
毎年9月に行われる「常陸國總社宮大祭」は別名「石岡のおまつり」といい、関東三大祭りに数えられています。
この日は装束を纏った人々が神社に集まっていました。何かの祭礼の準備でしょうか。