阿彌神社
住所:茨城県稲敷郡阿見町阿見2353
主祭神:豊城入彦命、經津主命
社格:郷社
主な祭礼:10月1日(例祭)
↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
阿弥神社の創建は六〇七年、推古天皇(五九三~六二九)の年代と伝えられる。
阿弥神社の創建は六〇七年、推古天皇(五九三~六二九)の年代と伝えられる。
創建当初より格式の高かった神社であり、この神域を取囲む日本杉の荘厳の樹叢は植樹期に関する確かな文献はないが、
伐採した切株の年輪から推定すれば三〇〇年以上の歳月を経ていることは明かである。
しかも千数百年の昔より、守護神として郷土の人びとの信仰の的となってきた阿弥神社の尊厳を
いやがうえにも支えてきた貴重な樹叢である。
竹来は常陸国風土記の普都大神降臨の地とされ、当社は中世では庄内第一の惣廟として二の宮明神とよばれた。
近世に阿弥神社と改める。社伝によると、祭神は武甕槌命である。
本殿は元禄4年(1601)の棟札があり、町内最古の建築である。神域を囲む樹叢は町指定文化財である。
また境内に吉田麦翠の句碑「湖の風も通うて夏木立」がある。
なお境内の西方に縄文中期の根田貝塚、南方に付近から出土した中世石塔群がある。
↑拝殿↑
↑参道↑
↑神楽殿↑
↑摂社↑
(以下、余談)
霞ヶ浦の南方を東西に通る国道125号・阿見美浦バイパスから住宅地を通る道路に分岐、進むと神社があります。
外からは樹木に覆われた鬱蒼とした樹叢の先に、わずかに本殿の屋根が覗かせます。
『常陸国風土記』によると普都大神降臨の地とされ、本殿の棟札は元禄4年(1691年)とあり町内最古の建築物です。
付近には縄文中期の根田貝塚、中世の石塔群があります。古くからの信仰の場だったのでしょうか。