東口本宮冨士浅間神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:07:18
 

東口本宮冨士浅間神社
ひがしぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ
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(参拝日:平成25年2月10日)
住所:静岡県駿東郡小山町須走126mapionlogo.gif
主祭神:木花開耶姫命、大己貴命、彦火火出見命
社格:県社
主な祭礼:5月5日(例大祭)
webサイト:冨士浅間神社

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
平安時代の初め、桓武天皇の延暦二十一(八〇二)年、富士山の東脚が噴火した。
雷鳴、地震がいつまでも止まず、里人は恐れおののき憂慮した。
時の国司・郡司(地方官)は人々の憂いを心配し、鎮火の祈願を行うため、
この富士山東面須走の地に斎場を設け祭事を行った。すると同年初申の日に噴火が収まった。

この御神威を畏み、奉賽するために平城天皇の大同二(八〇七)年、その鎮火祭の跡地、
現在の社殿の地に神を祀ったと伝える。爾来、四月初申の日を以て祭日と定めた。

この創建より数え、平成十九年を以て御鎮座千二百年という慶事を迎え、式年大祭が斎行された。

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↑拝殿↑
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↑楼門↑
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↑狛犬↑
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↑境内地図(クリックで拡大)↑
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↑境内社・境内末社↑
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↑富士講講碑群↑
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↑須走浅間のハルニレ↑
(以下、余談)
富士山が間近に見えるところに神社があります。境内には少し雪が残っていました。
静岡県小山町須走にありますが、山を越えると山梨県山中湖村に至ります。県境にある神社ですね。

平安時代初期、富士山が大噴火したので、畏れた人々が鎮火のために創建したといいます。
江戸時代には富士講が富士山の登山口として立ち寄ったので、奉納された講社碑が残ります。

森に囲まれた境内には、ハルニレの大木が生えています。北海道以外では随一の大木だそうです。
他にも、静岡県が南限とされるエゾヤマザクラ、縁結びの木として信仰されている根アガリモミなど生えています。