浅間神社・丸子神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:07:23
 

浅間神社・丸子神社
せんげんじんじゃ・まるこじんじゃ
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(参拝日:平成25年2月10日)
住所:静岡県沼津市浅間町4mapionlogo.gif
主祭神:木花開耶姫命、瓊瓊杵尊、彦火火出見、尊金山彦命
社格:県社
主な祭礼:9月15日(浅間祭)

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
丸子神社・浅間神社は沼津市内では由緒ある古い神社の一つであります。
丸子神社は第六十代醍醐天皇の延喜式神名帖に所載(一〇六八年前)する「式内神社」であり
第十代崇神天皇の御代に創建されたといわれております。

旧社地は駿河国沼津堂敷免(現沼津市丸子町)に始めて奉斎鎮座されましたが、
明治十年十二月に現在の浅間神社に御遷座いたされ一扉二社となったのであります。

当神社は第六十二代村上天皇の天暦年間(約一〇五〇年前)には天下泰平祈願所、
第九十六代後醍醐天皇の建武二年(六六〇年前)には武運長久永代御祈祷所を仰付けられ、
くだって明治元年十月七日には明治天皇が当地を御通輦のみぎり官幣使を御差遣になられた御由緒があります。

浅間神社は第五十代桓武天皇の御代延暦二十年(一一九四年前)坂上田村麻呂が東征凱旋のおり、
狩野川の右岸(現在沼津市宮町)に初めて奉斎したといわれており、
その後第八十三代土御門天皇建仁三年(七九二年前)に現在浅間町に御遷座いたされました。

当神社は参勤交代の折、諸大名の多くが参拝して幣帛を献じ武運長久・道中安全を祈願された御由緒があり、
また古くから縁結び・安産の神として地域から厚く信仰されておりました。
浅間祭として遠近に有名であり、御例祭は九月十五日に毎年行われております。

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↑拝殿↑
(以下、余談)
沼津市街地にあります。直接面してはいませんが、市内を貫流する狩野川が近くを流れています。
早朝に訪れましたので、神職の方がちょうど神社名の入った提灯を拝殿前に掛けるところでした。

特に表記はありませんが、神紋や扁額から、拝殿の左の扉が浅間神社、右の扉が丸子神社と思われます。
当地は元々、浅間神社が鎮座していましたが、明治に丸子神社が遷座し、現在の形になりました。

市街地にある神社のためか、次々と散歩をかねた参拝者が訪れていました。