矢奈比賣神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:10:18
 

矢奈比賣神社
やなひめじんじゃ
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(参拝日:平成25年2月9日)
住所:静岡県磐田市見付1114-21mapionlogo.gif
主祭神:矢奈比賣大神、菅原大神
社格:県社
主な祭礼:9月14-15日(見付天神裸祭)

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
矢奈比賣神社の創立年月は、詳らかではありませんが、延喜式内社に列しており、古くは市内元天神の地に
祀られておりました。いつの時代にか現在地に奉遷されましたが、その年月は詳らかでありません。

古記録によれば、続日本紀に承和七年六月戊辰(八四〇年)奉授、遠江国磐田郡無位矢奈比賣天神従五位下とあり、
また三大実録に貞観二年正月戊寅(八六〇年)詔授、遠江国従五位上矢奈比賣天神正五位上と神階を授けられております。

主祭神 矢奈比賣大神は、千三百年程前より祀られていたとも伝えられ、
また、相殿神菅原道真公(天満大自在天神)は一条天皇正暦四年(九九三年)に勧請奉祀されております。

古くから学業成就・健康守護・安産子育ての神として、「見附のお天神様」と親しまれ、
また近年は、霊犬「悉平太郎」をお祀りする所から、ペットの神としても全国よりお参りする方が増えております。

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↑拝殿↑
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↑大神宮遥拝所↑
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↑梅之湯御霊水之井戸↑
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↑六ツ石↑
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↑境内地図(クリックで拡大)↑
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↑住吉神社↑
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↑氷室神社↑
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↑霊犬神社↑
(以下、余談)
矢奈比賣神社よりも、通称の「見付天神」のほうが通りがいいかもしれません。

日本三大奇祭の「見付天神裸祭」で知られています。
矢奈比賣神社の神様が遠江国総社の淡海国玉神社へ神輿に移され渡御が行われる祭です。
旧暦の8月10日直前の土曜日の夜21時から深夜、裸の男たちが見付を練り歩き、神社の拝殿に向かいます。

見附天神には、霊犬「悉平太郎伝説」があります。
それは人身御供にまつわる話です。山内鳴動して現れた妖怪を悉平太郎が退治するものです。
神社で頒布されている御守やおみくじに、犬のぬいぐるみのものがありました。ペット用のお守りもありました。

2月でしたので、梅が少し咲いていました。ちょうど受験シーズンですね。
道真公を祀る神社ですので、合格祈願の絵馬がたくさん架かっていました。