南洲神社
住所:鹿児島県鹿児島市上竜尾町2
主祭神:西郷隆盛命
主な祭礼:9月24日(例祭)
↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
1877年(明治10)9月24日、城山で西郷隆盛が自刃して、ついに7ヶ月にわたった西南戦争が終わりました。
熊本城の攻防、田原坂の激戦に敗れた薩軍は、多くの死傷者を出しながらも九州を南下して、
故郷の城山を最期の決戦の場に選んだのです。
1877年(明治10)9月24日、城山で西郷隆盛が自刃して、ついに7ヶ月にわたった西南戦争が終わりました。
熊本城の攻防、田原坂の激戦に敗れた薩軍は、多くの死傷者を出しながらも九州を南下して、
故郷の城山を最期の決戦の場に選んだのです。
南洲墓地には西南戦争に敗れた薩軍2023名もの将兵が眠っています。
1877年(明治10)岩崎谷で戦死した西郷以下40名を仮埋葬したこの地に、その2年後、
市内各所に埋葬されていた遺骨を移し、さらに6年後には、宮崎・熊本・大分の各県からも集められました。
墓石は正面に西郷隆盛、左手に最後まで奮戦した桐野利秋、右手には篠原国幹、他には村田新八、辺見十郎太、
別府晋介、桂久武など幹部が並び、鹿児島県令(知事)として西郷を支援し処刑された大山綱吉や、
わずか14歳にして戦場に消えた伊地知・池田両少年、兄弟5人が討ち死にした児玉兄弟、県外出身者の名も見られます。
また1879年(明冶12)に設けられた参拝所は、1922年(大正11)西郷隆盛を祀る南洲神社となりました。
↑拝殿↑
↑西郷隆盛公墓↑
↑南洲墓地↑
↑西郷南洲顕彰館↑
(以下、余談)
鹿児島市街地にある南洲公園内に鎮座する神社です。
公園内には西南戦争の戦没者を祀った墓地があります。かなりの数があるので、圧倒されます。
西郷隆盛の偉徳を偲んで参拝する人が増加したことから、南洲墓地の参拝所から神社になりました。
鹿児島市街地にある南洲公園内に鎮座する神社です。
公園内には西南戦争の戦没者を祀った墓地があります。かなりの数があるので、圧倒されます。
西郷隆盛の偉徳を偲んで参拝する人が増加したことから、南洲墓地の参拝所から神社になりました。
同名の神社が山形県酒田市、宮崎県都城市、鹿児島県沖永良部島にそれぞれあります。
いずれも西郷隆盛を御祭神とした神社で、島津氏や西南戦争に縁のある地です。
桜島を見渡す高台の墓地にはうっすらと火山灰が積もっていました。