【古泉一樹】

Last-modified: 2010-11-05 (金) 06:09:30

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基本情報

声優は小野大輔。
北高1年9組(第9巻『分裂』より2年9組)の男子生徒であり、SOS団副団長(SOS団団員その4)。

5月という半端な時期に転入してきたことから、ハルヒに「謎の転校生」としてSOS団に勧誘された。
第3巻『退屈』収録の「孤島症候群」でのゴージャスな夏休み合宿の企画立案の功績により、ハルヒから副団長に任命される。

SOS団では「解説役」のポジションにあり、毎回キョンには自分の推論をもっともらしく話したり、
煙に巻くような言動をとることが多い。

性格・容姿

一人称は「僕」。身長178cm。
いつも微笑を浮かべ穏和な、しかしどこか胡散臭い物腰をしており、同級生に対しても常に敬語を使う。
頭も運動神経もよく美形でもあり、女子生徒からの人気は高い様子。
どんな服装でも似合うのが彼のもう一つの特徴。

ボードゲームやカードゲームなどのアナログゲームが好きで、
自身で持ち込んでは1人で詰め碁や詰めチェスなどをしているが、その割に弱くキョンにはいつも負けている。
そのあまりの弱さ故、キョンに「わざと負けてるんじゃないか?」などと疑惑を抱かれているが真偽は不明。

ハルヒを刺激することを避けるため基本的にイエスマンで、ハルヒには自分の意見をあまり言わずに曖昧な態度を取ることが多い。
ただし本人曰く、現在の性格や表情などは「ハルヒの願望」に沿った演技であるらしい。
見た目に似合わない雑字を書く。

愛称
ハルヒ、みくる、鶴屋さんからは「古泉くん」と呼ばれている。
また、ドラマCD「サウンドアラウンド」の作中で「僕の事はいっちゃんでいいですよ」と称する。

正体

一見すると普通人だが、特定の条件下で能力を発揮できる(詳細は「能力」の項にて記載)超能力者であり、
その集団である組織・「機関」に所属している(「機関」では末端メンバーとのこと)。

3年前、突然自分に超能力としか言えない力が宿り、怖い思いを経験したことから自分の頭がおかしくなった
のではないかと思い、「機関」によって助けられなかった場合、自殺を図っていたのかもしれないとのこと(第1巻『憂鬱』より)。
ハルヒに力を与えられる前は、常人とは違った生き方をしてきたらしいが詳細は不明
(第8巻『憤慨』収録の「編集長★一直線!」より)。

問題が発生したときには、キョン、長門と共に解決策を講じる。
当初は「機関」の方針である「現状維持」に従い、SOS団のメンバーに対して何事にもハルヒの機嫌を損ねない
ことが最優先といった態度を取り、一歩引いたところからハルヒらを観察していることが多かった。
そのためキョンとは険悪な雰囲気になることも少なくなかったが、現在では両者とも随分うち解けた様子である。
また、ハルヒについては「魅力的に思う」などの好意的な発言を多々残しており、
彼女に関してはそれなりに好意を抱いている節がある。
また、ハルヒの心理状況に詳しく、彼女の内心をそれとなくキョンに伝えることもある。

物語が進むにつれ、気持ちの変化が見られるようになる。第5巻『暴走』収録の「雪山症候群」では、
「長門が窮地に追い込まれ、それが「機関」にとって好都合なことなのだとしても、一度だけ「機関」を
裏切ってキョンに味方する」と発言している。
また、第7巻『陰謀』では「自分も初対面時には予想もできなかったほどの好意をSOS団に抱いている」と述べ、
さらに今や自分の所属団体は「機関」ではなく、SOS団という少数派ではないかと考えるようになりつつあるとまで言っている。

同じ超能力者である橘京子は敵にあたる。実は顔見知りであり、彼女について知っていた。
また、第6巻『動揺』収録の「朝比奈みくるの憂鬱」のキョンのモノローグからして、これより以前から
知っていた可能性がある。

能力

超能力
ハルヒの精神状態の不安定が原因で発生する「閉鎖空間」への侵入と、その中で破壊活動を行う「神人」を
倒す能力を持つ。佐々木の閉鎖空間には侵入不可。
長門と違い、閉鎖空間やそれに準じた異空間でなければ能力を発揮できないため、条件が満たない場合は
普通の人間となっている。
また、この能力はハルヒの心理状況を知る能力でもある。

その他

消失古泉一樹
登場作品は第4巻『消失』。
ハルヒと同じく、改変世界にて共学となった光陽園学院の生徒で、キョンのことを知らない。
普通の人間となっている。

偽古泉一樹
ゲーム『直列』のEpisode5「誰も寝てはならない」にて、昇降口にある鏡から登場。
性格はオリジナルとは正反対であり、自我を持たない。
また、鏡から登場したため髪の分け目も反対になっており、目つきも怖くなっている。

その他(対になる存在)

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