【長門有希】

Last-modified: 2010-11-03 (水) 17:56:24

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基本情報

声優は茅原実里。
北高1年6組(第9巻『分裂』より2年)の女子生徒であり、唯一の文芸部員。

ハルヒが文芸部室を乗っ取った際、SOS団団員その2として組み入れられた。
ハルヒ曰く「SOS団に不可欠な無口キャラ」。いつも無口で無表情だが、知識欲・食欲は旺盛。

性格・容姿

読書を好み、いつも何かしらの本を読んでいる。
感情表現に乏しく、表情の変化はほとんどない上、口を開いても淡々と短い言葉でしか話さない。

谷口曰く「容姿はAランク(マイナー)」。自宅室内を含むほとんどの場面で北高の制服を着ており、
冬場はその上にダッフルコートを着る。
小柄かつ起伏の小さい体型で、キョン曰く体重も軽い。
また当初はメガネを着用していたが、キョンに「眼鏡をしてない方が可愛いと思うぞ」と言われて以来かけなくなった。

愛称
ハルヒからは「有希」、キョンの妹からは「有希ちゃん」、鶴屋さんからは「長門っち」「長門ちゃん」と呼ばれている。

正体

一見すると普通人だが、情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース、
簡単に言えば宇宙人であり、主流派に属している(古泉の発言からして恐らく末端)。
ハルヒの能力が活性化した、第1巻『憂鬱』の舞台になった時間より3年前頃に生み出された。
平時の動作は極めて少ないが、環境情報を操作・改ざんすることができるため、いざというときには
常識の範疇を越える能力を発揮する。
SOS団の中でも飛び抜けて万能であり、メンバーからの信頼も厚い。

第10巻『驚愕』では、特別任務に就いていることが明らかになり、
天蓋領域との高次元段階におけるコミュニケーション(言語に頼らない高度な対話)をとっていることが判明した。

自分の力や起こった出来事を説明する際には専門用語のような難しい単語を羅列する。
そのためキョンにわかりやすく解説するよう要求される事が多い。
駅近くにある分譲マンションの708号室で1人暮らしをしていて、第1巻『憂鬱』ではキョンを自室に
招き入れたこともあった。それ以後もキョンは何か問題が起こると、しばしば長門の部屋を訪れている。
キョンの言うことなら素直に従い、最終的な決定を委ねることも多い。

入学当初は情報統合思念体から与えられた多くの情報操作能力を有していたが、
より自由に活動をしたいという思いから、自らの能力を意図的に封印して人間らしい一面を手に入れている。
キョンはいつか長門がふつうの女子高生になる日は遠くないと推測しており、それを願っている。

情報操作能力に枷をはめた状態でも、コンピュータに関しては高度な技術を発揮する。
第5巻『暴走』収録の「射手座の日」ではコンピュータ研究部とのゲーム対決でSOS団を勝利に導き、
その後はコンピュータ研究部に準部員としてたまに訪れている。

能力

限られた条件下でしか能力を発揮できない古泉と違い、長門の能力は常に使用可能。

情報操作
物質の変化、天候操作、時間操作など様々なことができる。
普通の人間なら間違いなく即死するような重傷を負っても回復が可能。
ただし朝倉涼子の言葉から、一定以上のダメージを負えば機能停止に陥ると考えられる。

時間凍結
第3巻『退屈』収録の「笹の葉ラプソディ」にて使用。
その名称の通り時間を止めることだが、一定範囲の空間の時間を止めるため、空間外は時間が流れている。

情報障壁
第1巻『憂鬱』、第3巻『退屈』収録の「ミステリックサイン」、ゲーム『並列』にて使用。
一定範囲にバリアを張り、相手の攻撃から身を守ることができる。
なお、この能力はいずれも異空間でしか使用していないため、現実世界でこの能力は使用できるかどうかは不明。

ナノマシン
自分以外の人間の体内に特製のナノマシンを注入することで、相手に対して何らかの措置を与えることも可能。
基本的に時間がループすると記憶もリセットされるが、注入することで記憶の持ち越しが可能(『並列』より)。
ただし注入の際には相手の腕に噛み付く必要がある。

不可視遮音フィールド
第7巻『陰謀』にて使用。
12月18日に時間遡行した自分、キョン、みくるの3人を周りの人間の目に見えなくする能力であり、
キョン曰く「透明人間のような感じ」。

二重化
ゲーム『並列』にて、長門が使用した能力の一つ。
人物の詳細なコピーを作ることができ、自分のコピーも作ることが可能。
しかし、この能力を使用している間は、彼女の能力が制限される。
また、想定の範囲内にいた人物がコピーの前からいなくなるとフリーズしてしまう。

その他

消失長門有希
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登場作品は第4巻『消失』。北高の生徒だが、SOS団に入団する前の彼女に戻っており、キョンのことを知らない。
文芸部所属というのは変わらないが、口数の少ない普通の人間となっている。

偽長門有希
ゲーム『直列』のEpisode5「誰も寝てはならない」にて、昇降口にある鏡から登場。
性格はオリジナルとは正反対であり、自我を持たない。
また、鏡から登場したため髪の分け目も反対になっており、目つきも怖くなっている。
なお、他の偽物と一緒に腕を組んでキョン達の前に立っていた。

その他(対になる存在)

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