基本情報
声優は後藤邑子。
北高2年2組（第9巻『分裂』より3年）の女子生徒であり、SOS団副々団長兼書記（SOS団団員その3）。
元々は書道部に在籍していたがハルヒによって退部させられ、SOS団専属のメイド兼マスコットとなる。
第7巻『陰謀』で、バレンタインデーの翌日に実施したイベントで巫女に扮し、団の活動費を調達した功績に
より、ハルヒから副々団長に任命された。
ハルヒにオモチャ扱いされ、毎回様々なコスプレ（バニーガールやメイドなど）をさせられている。
ハルヒの思いつきに振り回される被害者であり、度が過ぎた被害の場合には次の日SOS団に顔を出さないなど
ささやかな抵抗を見せる時もある。
しかし、今では強制されたはずのメイドやお茶くみについて勉強したりと、現在の立場をそれなりに楽しむように
なってきている。
性格・容姿
一人称は「あたし」。身長152cm。髪は栗色のロングヘアで、左胸の上に星形のほくろがある。
真面目で気が小さい性格で、運動神経は悪く、野球のバットすらまともに振ることができない。
ハルヒに「ロリで巨乳な萌えマスコット的キャラ」、キョンに「朝比奈さんより可愛い生物はいない」、
谷口に「朝比奈さんを泣かせることは学校の半分（男子全員）を敵にする」と言われるほどの
超美少女であり、北高のアイドル。
長門に対しては恐縮し、遠慮がちな態度を取る。また、名目上はキョン達の一年先輩だが、実年齢は不明。
愛称
ハルヒとキョンの妹からは「みくるちゃん」、鶴屋さんからは「みくる」と呼ばれている。
正体
一見すると普通人だが、はるか未来から来た未来人でハルヒを監視するためにやってきた。
まだ研修生以下の見習いレベルでほとんど権限が無く、ハルヒとの接触も想定外の事だったらしい。
そのため未来の情報について話せないことが多く、その場合は「禁則事項です」と返答する。
権限が無いことからか、何一つ状況を知らされていないことが多く、パニックに陥ることもしばしば。
また、未来人であるが故か、今の時代では当たり前のことも知らないことが多い。
第7巻『陰謀』にて、長門の住んでいる分譲マンションにて、キョンと長門が
「別の宇宙人もいるかもしれない」という話をしていた際に、別口の未来人に思い当たるフシがあったようだ。
藤原の発言からして偽名の可能性がある（第9巻『分裂』より）。
能力
時間移動
TPDD（詳細は「未来人関連」の項を参照）を使用することにより時空移動が可能だが、長門や古泉のように
特別な力というものも殆ど無い。
また、限定的で許可制のため、能力的にはほとんど普通の人間である。
時間震動の感知
第4巻『消失』にて、朝比奈さん（大）は時間震動の感知をしたため、未来人には震動の感知能力もあると思われる。
みくるビーム
第2巻『溜息』にて、ハルヒの願望によって発現した。
長門は「とても強力」と言っており、カラーコンタクトをはめた目から殺人光線を出す。
その他
朝比奈みちる
キョンが鶴屋さんに、8日後の未来から来たみくるを紹介する時に使った偽名。
朝比奈みくるの生き別れた双子の妹という設定にされた。
朝比奈さん（大）
みくるの数年後の姿（長門は「異時間同位体」と呼称している）で、現在よりずっと背が伸び、
スタイルもさらに良くなっている。キョン曰く「見る者全てを恋に落とす美貌を持つ」。
第1巻『憂鬱』から度々登場し、第3巻『退屈』収録の「笹の葉ラプソディ」以降は「朝比奈さん（大）」と
して、現在の「朝比奈さん（小）」と区別されている。
朝比奈さん（小）からかなり昇進したらしく、朝比奈さん（小）にとって伝えることが禁則事項となっている
情報をキョンに教えることもある。
谷口曰く「AAAランク」である（第7巻『陰謀』期間限定パノラマカバーの帯より）。
勘違いから、自分の胸元に星型のほくろがあることをキョンに口走ってしまった。
基本的にキョンや長門の前にだけ出現し、朝比奈さん（小）には存在自体が秘密になっている。
なお、成長しても長門が苦手なようである（第4巻『消失』より）。
消失朝比奈みくる
登場作品は第4巻『消失』。北高の生徒だが、SOS団に入団する前の彼女に戻っており、キョンのことを知らない。
書道部に所属し、普通の人間となっている。
偽朝比奈みくる
ゲーム『直列』のEpisode5「誰も寝てはならない」にて、昇降口にある鏡から登場。
性格はオリジナルとは正反対であり、自我を持たない。
また、鏡から登場したため髪の分け目も反対になっており、目つきも怖くなっている。
最初に登場した偽物であり、高笑いをしたり他の偽物と一緒に並び、腰に手を当ててキョン達の前に立っていた。
その他（対になる存在）
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