このビルドは現行のスキルに合わせて書かれたものではありません
Version 1.08 by cymbal
最強サポートと呼ばれていた時代のDOTAのRoofにより近付いたKotF。俗称Tree。
ゲームの全体的な進行を後押しするサポートスキル達に加え、超強力な集団戦用Ultを持ち、地道な研鑽を続けてチームを勝利に導く、チームの隠れた主役。
歩き方もなんだか必死で可愛い、ジワジワがんばるいぶし銀だ。~
高STRに優秀な補助/防御的スキルを兼ね備えたSupport(Buffer,Anti-Pusher,Gank Support)、
Light-Tank(Heavy-Initiator,Counter-Initiator,Middle-Decoy)、Jungler(Anti-Jungler)。
特筆すべきは一方的に視界の優位を奪えるTree Sightと、集団戦で有無を言わさぬ拘束力を発揮するRoot。
Rootがfog内(味方に不可視)の相手に当たるようになり、優秀なInitiaterとして返り咲いた。
スキル紹介
TrueSight TreeSight
なにげに飛行視野なので森や崖上にも視界が通り、射程が長いので色々なところに置ける。
相手のWardを潰したり、Night HoundやScoutのようなinvisible-killerのレーン移動を監視できる。
また、Neutral Creepを監視することで発生を防げるうえに、敵Wardを潰すためにも活用できるととっても有用。
近付けば視界の有無に関わらず存在を確認できる。
かつてはDenyのめんどくささから、木に囲まれた木に置くとなかなか切られないこともあったが、最近のアップデートで斧が投げられるようになってからは、結構バサバサ切られるように。
以上の事から、こちらのGankを行い易くし、また相手のGankを防ぎ、
相手チームのXp/Gold取得を少なくするという、anti-carry的な役割をもつ。
中立クリープ発生妨害は相手がムキになってEyeを潰し回っても結果Xp取得が遅れる。
このハラスは非常に地味だが終盤までにジワジワ来る。
スキルビルド
相手やレーン状況よって柔軟な選択を。
TreeSightは置けば置くほどジワジワ来るので基本優先だが、
相手のハラスがきつかったりする場合はNature's protectionを取る。
Lv1でCDが5分と糞長いため、開幕時に設置した場合はとっても結局CDが終わるまで置けなかったりする。
Nature's protectionはレベルが低いと効果が薄い為、取得するなら一気に上げてしまおう。
ArmorとHealthRegenが相まって、序盤のレーン上ではなんだか異常に硬くなった気がする。
| 基本ビルド | |||||||||||||||||
| Level | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Skill Number | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 4 | 2 | 3 | 3 | 3 | 4 | 3 | S | S | S | 4 | S |
| キツい時ビルド | |||||||||||||||||
| Level | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Skill Number | 2 | 1 | 3 | 3 | 1 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | 4 | 2 | 1 | 1 | S | 4 | S |
アイテムビルド
お金稼ぎは得意でないが、防御スキルを備えるために森で稼ぐには不自由しない。
ただサポートの都合上、そうそう森に籠もる時間もないだろう。LHを着実に。
初期ダメージが半端無く高いため、Logger's Hatchetはいらないという人もいれば、
DenyとLHがアホみたいに強くなるため、とっとけという人もいる。
レーン上でNature's protectionを絶えず使うような状況の場合、OutpostでScarabを買うと地味ーに役立つ。
後にRestoration Stoneを作る予定なら無駄にもならないため、マナが心配なら買っておこう。
メインアイテムはdisablerとしてRestoration Stoneを目指す道と、SubTankとしてFrostfield Plateを目指す道がある。
よっぽどのTank飢饉でない限りRestoration Stoneが鉄板。
Mock of Brillianceは序盤から稼げていたら買っても良いのだが、
Restoration Stoneを作る仮定でマナ回復がどんどん高まっていくので、
Nature's protectionをバンバン使って、タワー修理や集団戦のサポートも上手くいくことを覚えておきたい。
また、タワーを殴りに行くときにクリープにバラ撒くことで目に見えてSiege効率も上がる。
(低レベル帯でのArmor+12は物理ダメージを20%近くカットする!)
オススメアイテム
Alchemists Bones
Frostfield Plate
Kuldra's Sheepstick
Mock of Brilliance
Restoration Stone
Steamboots or Post Haste
Portal Key
戦い方
高STRで硬いので中盤までは殴りもできるが、サポート特化Heroであることを忘れてはいけない。
決して殴りHeroではない為、LifestealingやFrost等、Carry的な武器は効果が薄い。
武器を作る場合、Mock of Brilliance等のTank的な武器を選択する。
自身がKillを取るよりも味方にKillを取らせるか/相手にKillを取らせないかを考えて動こう。
ここではRestoration Stoneを目指す。
最序盤(Lv5まで)
レーン選択はLEGIONならTOP、HELLBOURNEならBOTがいい。
森と川にTreeSightを置いてGankを防げるからだ。
ロングレーンに行っても、SkillLvが低い序盤ではTreeSightを養殖することは不可能なうえ、
相手にTreeSightを発見されて早期にこれを失うデメリットは大きい。
ArmorでCarryのおもりを出来るということもあって、出来る限りはショートレーンに行かせてもらおう。
川に最初のTreeSightを置き、あとはLv6までひたすら耐える仕事に入る。特にステータスを上げる必要はない為、
レーンが稼げそうなら、MarchersやLifetube、お好みでPower Supplyあたりを揃えておきたい。
序盤(Lv6~Lv10)
Homecoming Stoneを数個購入し、UltのCooldownが終わり次第、Rootを利用した集団戦やNature's protectionでTowerの修理を行う。
Root・Camouflage分のマナを残しつつ、味方にはNature's protectionをバラ撒こう。
ULTのcooldown中はレーンや森に戻って目を置きながら金を稼ごう。ここでの稼ぎで終盤の活躍度が変わる。
レーンを可能な限り押さないようにFarmするのは基本だが、Keeperの場合はタワーの修理をしやすくするという側面もあるため、これは特に重要となる。
Farm中にTreeSightのCDが終わったら、取りあえず手近なところにつけておくのもいいだろう。
Inivisible可能な敵Heroがいる場合、道ばたに置いてあるTreeSightは意外な落とし穴となって機能する。
決着が早くつきそうな場合はPortal Keyを優先してもいい。
3rd~finalTowerに絡むシージをPortal Keyなしではとてもじゃないがこなせない為だ。
Steambootsを作った後、即Restoration Stoneを目指すならGreat Arcana、Portal Keyを挟むならSustainerがいいだろう。
どちらかが出来れば、しばらくマナでの苦労はなくなるし、
少なくともSteamboots+Scarab?さえ揃えば、シナジー効果によってマナ回復は劇的に改善する。
意外なほどマナが重要なHeroなので、Steambootsの色をちょこちょこ変更して、HPやマナ回復速度を調整するといいだろう。
中盤(Lv11~Lv15)
集団戦が増え、とても輝ける時期。可能な限り効率的に動いて最終装備の為の金を準備する。
相手がBound Eyeを買う時期でもあるため、暇を見つけてはアイテムを監視しよう。
相手味方問わず、上級中立クリープやSecretShopに絡む道筋を移動するケースが増える為、TreeSightでの監視を入れておくように。
敵ヒーローの顔ぶれによっては、Kongorの監視も視野に入れるとよい。
終盤(Lv16以降)
森籠もりすら辞さない覚悟を持ち、全力でRestoration Stoneを急ぐ。
Restoration Stone完成後はSteambootsをINTモードに切り換え、
なるべくマナ全快からULTコンボをかます。必要マナは700。Portalを合わせると775を確保する必要がある。
マナが足りないときはTalisman of Exileを作ったり、Power Supplyの緊急補給を使う。
さらに決着が遅れる場合、Behemoth's HeartやBarbed Armorで相手キャリーの攻撃を耐え忍ぼう。
味方Carryを信じて、サポート系のアイテムを作ってもいいだろう。
集団戦
集団戦でRootは特に重要なスキル。
集団戦開始時に敵陣のど真ん中で使えば大体勝てる。
自らを透明状態にして突っ込んだり、Portal Keyを使って登場しよう。
勝敗を決めうる重要スキルだけに、集団戦前は必ずUltの有無をチームメイトに伝えておくこと。
伝えてないと深く傷付くような言葉遣いで説教されたりする。**** Tree!!
また、集団戦の事前に、自分やMainTankにNature's protectionをかけるのを忘れずに。
敵陣中央でUltを打つ都合上、ぼーっとしていたら一瞬で溶ける。
森の中へGankに行くなら事前にCamouflageをかけてまわってもいい。
以降は(木の側ならば)Camouflageを狙われている味方にかけまわり、サポートをしていこう。
よく言われるオープニングULTはカウンターや味方の攻撃と同時に使う事が大前提。
Lvの低い状態では拘束時間が短いからだ。
mid-1stTowerの攻防は集団戦になりやすいが、川を挟むためportal keyがないとInitiateしにくい。
迂回して敵陣の木の側で消えておくか、心を閉ざして諦めよう。
相性
味方としては柔いINT系、特にPlague RiderやGlaciusと相性が良い。
Plague RiderのスキルCursed ShieldとNature's protectionを併せてかけることが出来れば、
物理面に関して防具の購入は多くの場合必要なくなるだろう。
反面、敵としてはSTR系、Pestilence、Jeraziahあたりと相性が悪い。
特にJeraziahはProtective CharmでULTを解除されたり、Sol's BlessingでULT中に守られたりと、
最早天敵と言えるほど相性が悪い。敵に見かけたら選択を諦めた方がいいだろう。
森を破壊するDeadwoodとはアイデンティティにかけても戦うしかない。一方的に刈り取られるが。
その他、LateGameでUltをダブル使用するときなんかは、Disablerにも要注意。
移動・攻撃不可であって、スキルを妨害するのが難しいので、二発目のスタンをかます前にハメ殺される可能性もゼロではない。