概要
はにわ氏のバケモン混沌のダンジョン 罵愚の探検隊シリーズに登場する台詞。某唯一神とは無関係(後述)。
Chapter-S1 part2で、ビッパが処刑場カクレオンの店で在庫調査をしている最中、
どこからともなくまろうこんが現れ、わざマシンのセールスを始めた。
最初は「わざマシンを食べると攻撃と特攻が一気に最高まで上がる」、「そうすれば間違いなく世界は救われる」、
「もうだいこんな感じ」と順調に商品の説明をしていたまろうこんだったが、
突然
エーンテイ
と謎の語句を発した。
しかし、この発言で何かが起こるといった様子もなく、その後もこの発言が無かったかのようにセールスは続いた。
さらに、ビッパが店を後にする際、ユキカブリが登場。
辺りをキョロキョロと見回し「ブヒヒ!」と言うなど、不審者丸出しの様相を見せつけたかと思えば、
またもや
エーンテイ
の発言が。
その後、ビッパに『すみえ』を手渡し去っていった。
Chapter-8 part1では、遠征メンバーが全員(一部除く)ベースキャンプに到着した後の集会で、
ペラップが開口一番に
エーンテイ
と発言した。
視聴者にとっては、この気の抜けるような響きが特に印象に残ったのか、
動画の初めに「エーンテイ^^」とコメントされることが多くなり、次第にあいさつコメントとして定着した。
それ以外にも、まろうこんが予想外のタイミングで登場したときや、エンテイの名前が出たときなどにもコメントされる。
なお、^^の元ネタはやっほ^^である。最初の発言者がまろうこんだからこうなったのだろう。
そもそも「唯一神」「エンテイ」とはなんなのか? という背景を知っていないとこのネタは楽しめないかもしれない。ついでにブースターの性質にも触れておく。
まず、エンテイとブースターにはそれぞれ同じ系列のポケモンが存在する。エンテイにはライコウとスイクン、ブースターにはシャワーズ、サンダース等のイーブイからの進化系(俗にいう『ブイズ』)が該当する。
本家ポケモンを対戦ゲームとして見た場合、覚える技・ほのお単タイプという役割の少なさ・種族値配分の微妙さの関係により、強さ関係で
スイクン≧ライコウ>>>エンテイ サンダース=シャワーズ>>>ブースター
という図式が完成していた。
また、同じほのお単タイプで四足歩行の獣型ポケモンにウインディが存在し、そちらも「ほのお単タイプという役割の少なさ・種族値配分の微妙さ」という同じ悩みがあったものの、「覚える技・特性」に関しては優秀だったため
ウインディ>エンテイ>>ブースター
という図式が出来上がる。
それでもほのお単タイプの扱いづらさゆえ、総合的には
強いほのおタイプのポケモン>ウインディ>エンテイ>>ブースター
といった力関係になってしまった(特にエンテイは希少価値の高い伝説のポケモンなのにこの体たらくである)。
こういった事情により、エンテイは唯一神、ブースターは唯一王という二つ名で呼ばれることになる。
要するに、本家ポケモンをある程度知っていたなら「エンテイ」という語句だけでもなにか察するものがあるのだ。エーンテイというセリフを発したのが同じくほのお単タイプのロコンであることも感慨深い。
Chapter-4の見張り番の選択肢がブースターで埋め尽くされた際、ドゴームに「正解はウインディだぞ!」と言ったことも、単なる言い間違いというよりかなり悪意のある発言ではないかと邪推してしまう。
ちなみに、エンテイが不遇だったとされる時期は2010年6月18日*1や2013年10月12日*2までであり、現在では唯一神呼ばわりされることはほぼないと思われる。強ポケになったかというとそうでもないけど。
なおブースターはなぜか弱体化されたり、強化されても周りがそれ以上に強化されたりで未だに不遇から抜け出せていない。