モフリアス

Last-modified: 2023-11-07 (火) 13:03:13

概要

はにわ氏のバケモン混沌のダンジョン 罵愚の探検隊に登場するキャラクター。
名前の字面的に名前がバグった「ガブリアス」を連想してしまうが、実際は『ブースター』のメスである。
Chapter-5で仲間の編成ができるようになった際、いつの間にかこんこんズに加入していた。

このシリーズにおける登場人物は、大半がゲスとまぞに満ちている中、数少ない良心的なポケモンという立場を確立している。
そんな彼女は、基本的に他のポケモンを罵倒したり危害を加えたりすることはなく、何かと不憫な目に遭いやすいたるおに対しても、

つぎは どこに いくの?
たるおに ついていくね♪

と、無邪気に接する。
そのため、視聴者からは「こんこんズ唯一の良心」「モフリアスは癒し」と言われることもある。

 

しかし、生真面目ということもなく、ある事情で出られなくなったり、いなくなったりしたポケモンの代役をアドリブでこなすという、ある種のノリの良さも持ち合わせている。
この性格は、探検に行った際のフリーダムな行動にも表れており、ある時は自分の思う道をひたすらまっすぐに進んでいったり、またある時は意味深な場所に突っ立っていたりする。地形無視や、KGBさえすることも。

 

また、危機察知能力が高く、迫り来る危険をいち早く察知してその場を離れたり、他のポケモンの危機に駆けつけたりする。彼女のこの能力で救われたポケモンも多い。
総じて、暴走しがちなまろうこんをセーブしつつ、頼りないたるおをバックアップする、こんこんズの陰の立役者である。

 

Chapter-5

Chapter-5 part2では、まろうこんが『たきつぼのどうくつ』にあった宝石の仕掛けを作動させてしまい、コータス長老が率いる『おんせんモンスターハウス』まで流されてしまった。
そこでまろうこんヒメグマや長老としばらくやり取りをしていたが、突然長老がこんこんズ3匹の処刑を始めようとしたため、それを聞いたモフリアスは一足先に画面外へと退避した。
しかし、直後に繰り出された『温泉を利用した空中殺法』の攻撃範囲が凄まじく広かったため、結局逃げきれずに食らってしまった。
ちなみに、その後は温泉で溺れてへばっていたたるおの代わりに主人公ポジションに就き、彼の代役を務めた。

 

Chapter-6

Chapter-6 part3では、セカイイチを採りに『リンゴのもり』へ行った際、自分1人だけ木に登り、セカイイチになりきるという悪ノリをしていた。セカイイチの代役をしたかったのだろうか。
その後、ドクローズの異次元な頭突きで木から落とされてしまったが。

 

同章part4では、セカイイチを採ってくる仕事に失敗した罰として夕食抜きにされてしまった。
さらに、夕食の後、プクリン親方に失敗した報告をしなければならなくなったのだが、このときたるおは、まろうこんなまにくコースにされるのを恐れてどこかに隠れてしまっていたため、代わりにモフリアスが報告に出ることとなった。
こんこんズに入ってから早くも2度、リーダーであるたるおの代役を経験してしまった彼女の心境は如何に。

 

Chapter-9

Chapter-9 part3では、まろうこんグラードンを燃やした後、ユクシーと思われるポケモンの声が聞こえてきた。
そして、その声の主とまろうこんが一通り支離滅裂な会話を繰り広げると、目の前が光に包まれ、ユクシー登場……のはずが、エフェクトが発生しただけで、何も、おこらない。
そこで、束の間の沈黙の後、画面下からモフリアスが姿を現し、ユクシーの代役を買って出た。なんでも、ユクシーは病気になったとか。しっかりしろよ!
そのまま彼女は、たるおまろうこんを『きりのみずうみ』へと案内するのだが、

わたしは……きりのみずうみ
あるものを まもっている シナリオせってい

と、まるでメモの内容をそのまま読み上げたかのようなメタ発言をしてしまう。
どうやらこの代役に際してメモを持ってきているようだが、彼女自身、そのメモの内容が信じられないようで、

ごらんください。
ここが きりのみずうみです。
(たぶん)

ここは ちかから みずが
たえず わきでることで……
おおきな みずうみに
なっているのです。
(ホントかよー!)

などなど、懐疑的な心の声を漏らすことも。
しまいにはメモが切れていて読めなくなると、ときのはぐるまをわざマシンだと適当に説明し始める始末。*1
これで代役としての役目を果たせているかというと些か首を傾げるが、それでも本人曰くやりがいがあって楽しいようなので、いいんじゃないかな。

 

そして、ときのはぐるままでの案内を終えると、やることがなくなったのか、雑談を始めた。
その最中、まろうこんからたるおっていうドレーを6,500で買わないかと持ち掛けられたが、そこは良心的なモフリアスのこと。
やはりと言うべきか、

えっ? えんりょしとくよ……。

と常識的な返答をしていた。

その後、ですくりものを1ヶまろうこんに届けると、なんと勝負を挑もうとする。
どうやらまりょくがだいぶ付いてきたようで、ねんりきで海を干上がらせるほどらしい。
生憎、この直後にプ あくのだいまおうが乱入してきたため、勝負は行われなかったが、たるお共々キックブラストで飛ばされても、わずかな時間で何事もなかったかのように戻ってこられるぐらいには、まりょくがあることが確認できる。
ちなみに、ですくりものの正体はそックスで、まろうこんも自分の弱点をカバーできると満更でもない様子。
ユクシーに投げつけるとフラフラとおかしな動きをさせられることから、恐らくはあしくさタイプのことだと思われる。

 

Chapter-S2

プクリンの回想であるはずのChapter-S2にもなぜか登場。
いつの間にかよわむしパルキアの陰に居てジュペッタスコルピを困惑させたり、なぜか探検にも同行したり、みどりのそうげんの真ん中のたき火の中で燃えていたりと、ここでもフリーダム振りを発揮していた。

 

同章part10では、倒れていたアーマルドを見つけ『ンヒール*2』で体力を回復させた。
さらに、パートナーと話をするためのワンポイントレッスンも行い、心の折れていたアーマルドを立ち直らせた。
そして、旅立ったアーマルドを見届けると、その後の彼の顛末を彼女がナレーターとして語ったのである。
この活躍から、彼女は体力の回復という意味でも『癒し』要員であることがうかがえる。

 

Chapter-10

Chapter-10 part5では、既にドクローズの手によってたるおは誘拐され、まろうこんは脅迫されて、それぞれギルドを離れていたため、モフリアスは2匹の行方を探っていた様子。
そして、トレジャータウンでこんこんズの居場所を聞き出すと、即座にあぶないことをするげいじゅつかタイプだと予感し、カイオーガのカインに乗って『エレキへいげん』へと急ぐのであった。

 

続くpart6では、たるおとお宝をレントラー一族が隠し持っていることを知ったまろうこんが、それらを奪おうと一族のリーダーであるレントラーを喰い散らかし、残りのルクシオ達も皆殺しにしようとしていた。
そこに駆けつけたモフリアスが止めに入り、さらに、消えかかっていたヨノワールを運び込んで、彼の消滅芸により茶番を演じ、まろうこんを呆れさせた。
このとき、まろうこんの意識がヨノワールに向いたため、その隙に残ったルクシオ達を逃がすことに成功。2パートに渡るファインプレーを見せた。

 

part7では、まろうこんが、ドクローズとの約束を反故にされたため、キレてカクこうげきを使ってしまった。
しかし、直前にそれを察知したモフリアスは、そばにいたたるおに駆け寄り、自身の特性『もらいび』でカクこうげきの炎から彼を庇い、□NDを回避した。

 

Chapter-11

Chapter-11 part2では、流砂にハマっているディアルガを尻目に、自分も流砂に入ってマネをするという、久々の悪ノリを見せた。

 

また、その日の夜、プクリン親方が、知識不足により失敗したヨノワールを消そうと、じくうホールに連れていくようチリーゲスに命令していたが、その様子を見たまろうこんも負けじと張り合い、たるおリサイクルしようとした。
そこでモフリアスも、チリーゲス役としてこのノリに付き合い、

おさんぽ おさんぽー♪

と言ってたるおを連れ出した。
まろうこんは「ソイツらの ほのおに やかれるがいいッ!」と得意気になっていたが、モフリアスのことなので本当にたるおを焼いてしまうようなことはないだろう。

 

part3では、たるおが流砂の中に飛び込み、下層の空間へと落ちた直後、彼の頭上から、それまで流砂の中でもがいていたディアルガパルキアギラティナが次々と重なるように落下。
そして、最後に落ちてきたモフリアスが彼らの上に乗っかると、伝説ポケモン3匹もの上に乗っているという稀有な状況を表現したかったのか、

うんめいのとう
さいじょうかい

と、SEも添えて発言。見事にオチを担当した。

 

なお、Chapter-4の見張り番の選択肢がブースターで埋め尽くされた際、ドゴームに「正解はウインディだぞ!」と言われたこともあって、稀に視聴者から「ウインディ」と呼ばれることもある*3

外部リンク

関連項目

 

*1 最初にときのはぐるまをわざマシンと言ったのはまろうこんだが
*2 特性『ポイズンヒール』の後半部分だけが割り込んだものと思われる
*3 ブースターとウインディは共に初代から登場している物理型の単ほのおタイプということで、何かと比較され続けている