奇跡の一枚

概要

主に「北斗の拳 世紀末救世主伝説」のOPのチートバグ動画に見られる用語。元ネタ自体は無く、動画へのコメントから自然発生的に生じたものである。

北斗の拳のOPをバグらせると、本来は歌詞に合わせて動く人や車などのオブジェクトがバグってしまい、挙動不審では済まない人知を超えた行動をするが、OPの最後、ケンシロウがデビルリバースへと立ち向かっていく場面では、3Dモデルではなく一枚絵のグラフィックが表示される為、さっきまでのバグの挙動からすると信じられないほどまともに見える。

恐らく、バグった挙動の中で一瞬だけ現れるまともな状態という解釈から、コメントには「奇跡の一枚」が付くのが定番となっている。また、奇跡の一枚が表示されるまでは「現実」、一枚絵が表示されると「理想」と呼ばれる事もある。

奇跡の一枚が見られる動画

全ての元凶

初出ははっきりしないが、恐らくこれが有名になったきっかけはpondo氏の『北斗の険』シリーズからである。現在では動画が削除されている為、それを確認する事は出来ない。

哀を取り戻せ

北斗の拳のチートバグ動画には、上記北斗の険シリーズが著名なので、このタグが付いている事が多いが、一方でその中でもOPバグがある動画には「哀を取り戻せ」タグがついている事もある。

これは黒猫道氏の『訳アリチートバグ』シリーズが元ネタである。北斗の険では歌詞自体はまともだったが、訳アリチートバグでは歌詞もバグっており、その中で「愛を取り戻せ」が「哀を取り戻せ」と変化しているのが理由である。

その他の動画

基本的には、OPがどのようにバグっていたとしても、奇跡の一枚は大体の動画で表示される。

奇跡の一枚がない動画

黒猫道氏の『北斗の件?』では、珍しい事に奇跡の一枚が表示されず、異形のケンシロウがそのまま走り去っていくという斬新なパターンとなっていた。なお、同時に投稿されていたYou Tube版では奇跡の一枚が表示されている。

お決まりの奇跡の一枚を期待していたきれぼし脳の視聴者は、珍しい現象に驚いていた。

関連項目

• 哀を取り戻せ
• GO！GO！森部大王