ギター/アドリブみたいなこと

Last-modified: 2014-03-01 (土) 21:12:41

アドリブみたいなことを練習

ギター/BR-80で愉悦で書いたとおり、ebandでペンタトニックのみで押しまくりでも十分に楽しいということを知った。これももとをただせば田光センセイの初心者向けブルース教則本のおかげであり、田光先生には感謝しきれない。

でも、さすがにペンタトニックだけ、しかも1曲1スケールだけなのだが、これをいざ録音してチェックしてみると、さすがに単調であるし、なんだかアボイドを弾いているわけではないのだけれどもしっくり来ていない感じもする。というわけで、ちょいと理論的なアプローチも勉強してみたい感じになってきた。飽きたらすぐに投げ出すつもりマンマンである。使用した教則本はアドリブギターのためのスケール革命。じつは相当な昔に(田光氏の教則本を買う前、つまりペンタトニックすらまともに使いこなせていない状態で)購入していたのだが、みごとに挫折。

しかし、ペンタトニックでどうにかごまかせる程度になった今(2014.Feb)、実践してみたらそれなりに理解ができているような気がしないこともない。今後はこれを練習の中心にすえてみようとなんとなく決意。

バッキングを延々と流してくれるマシーンを探す(2014Mar.1)

『アドリブギターのためのスケール革命』では、はじめに模範演奏、その直後にマイナスワン演奏となるが、やっぱり延々とマイナスワンをかけていてほしいし、テンポやドラムキットなんかも気分によって変えてみたいなあ、と思ってバッキングを延々と流してくれるシーケンサー的な機械を探した。するとまもなく理想の機械を見つけた。それはQY70。しかし、なんと10年以上前の機械であった。こういう時にギターブランク歴20年を恨めしく思うのである。ギターから離れている間に、理想の機械が誕生し、そして消えていったのであった。QY的なハードはもう人気はなくなっている。理由は簡単で、パソコンやタブレット類に取って代わったのである。専用ハードウェアの出番はどんどん奪われているようである。というわけで、懐古していても仕方がない。ipad mini retinaも買ったことだし、これでいろいろ試してみることに。(といっても2~3つ)

iRealPro

http://irealpro.com/

ジャズの中級者~上級者で、アドリブバッキングならこれ1本でたぶん一生遊べるはず。すげえソフトであることは間違いないし、これでも『アドリブギターのためのスケール革命』に掲載されているコード進行を写しとり、延々とバッキングを流すことも可能であるが、単調さは否めないなあ。このソフトはこういう基礎練習用というより、もっと高度な演奏練習のためのソフトなんだと思う。

Yamaha Mobile Music Sequencer

http://jp.yamaha.com/products/apps/mobile_sequencer/

次世代QYとの呼び声高い。というわけで買った。予想通り、この練習のためなら持ってこいのソフトであった。おすすめである。

番外 Sector

http://kymatica.com/Software/Sector

いろいろとバッキングシーケンサーを探しているうちに見つけたもの。ipadおよびiphoneは音楽系ソフトがこれでもかと充実しまくっており、かなり目移りがする。最近の音楽シーンではbeatmakingというお手軽テクノ作曲(作曲というにはちょっと違和感を感じるけれど)が流行中。かなり面白そうなのである。で、適当に作ったクソ面白くもないループをそれなりに演奏してくれるというなんだかスゴイソフト。なによりビジュアル的にもかなり美しい。

そもそもこのへんのテクノ的な音楽(テクノという言い方はそもそも合っているのだろうか)は無個性こそ命題だと思うので、こういうソフトで徹底的に無個性にするのも良いと思う。無個性な音楽が良くないということはないのだから。