ドキュメンテーションデジタライズソリューション

Last-modified: 2013-11-10 (日) 23:14:06

書籍電子化計画

ムリヤリ横文字にしてみた。

以前からやろうと思っていた所持の書籍を電子化(PDF化)することをいよいよ本格実施してみた。(2009年11月22日)

必要な機材

  • Fujitsu ScanSnap S1500 (ドキュメントスキャナ) 4万弱
  • PLUS PK-513L (裁断機)3万強

合計でおよそ8万弱。(2009年11月22日現在)

S1300という新製品が発売されたが、モバイル用途であったため、デスクトップ用途ではいまのところ最新のS1500を購入。

スキャン感想

2013年11月

英語のお勉強のためにCNN English Expressをスキャン。ひさびさのscansnap立ち上げ。すっかり本がたまってしまっていることに今になって気がつく。やはり面倒な作業は億劫だ。

実は2012年の4月に、scansnapを持っているにもかかわらずPDFスキャンサービス業者を利用した。素晴らしく便利なサービスだと思ったが、著作権まわりがクリアになっていないので、法律的にはグレーゾーンのところをさまよっている様子。しかし、このスキャンサービスがあれば機材は要らず、後片付けの手間もいらない。コストも蔵書量によるが、大抵の場合は安くなるだろう。まとめスキャンはこちらが便利でしかも経済的かもしれない。書籍のスキャンはグレーゾーンであるが、どこぞやで雑誌のスキャンは黒と判定されたらしく、業者は雑誌のスキャンは受け付けなくなった。雑誌スキャンをするには機材類は必須となる。

ある程度大量になったPDFをみかえして感想。

  • 文庫本、新書などの活字オンリーの書籍はPDFにすると見づらくなり、結局再読もしなくなるだろう
  • PDF適しているのは図画が取り入れられている書籍。カラーページをPDFで見返すのは楽しい。

一つめは結構重要で、結局再読もしないなら、捨ててしまった方がよいのではないか、とも思えること。PCやスマートフォンで活字中心のPDFを読むのはもはや苦痛でしかない。もちろん、電子ガジェットが発達して活字中心のPDFでも苦もなく読めるようになれば話は別だけれど、そうはなりそうにない、気がする。

あと、Raspberry Pi ラズベリーパイを使えばPCを立ち上げなくてもスキャン環境を整えることができたりするらしく(そういう記事が日経Linux?に掲載されたらしい)やってみようかなあとも敷居高そうだなあとも思う。

2011年5月ゴールデンウィーク中の感想

PDF化環境があるとつい安心して本を買ってしまう一方、面倒くさがってデジタル化が進まないでいた。GWは旅行にも行かない事だし、ここは一念発起、部屋に閉じこもって書籍デジタル化を敢行。総数54冊。コツのようなものがわかってきたのでメモ。

  • 裁断は本により5mmから8mm。中身を見ながら、内容物を欠かないように極力多めにとる。
  • 裁断後は念のため紙をさばく。
  • 最初の数ページ及び最終数ページはノリがはがれていないページが高い確率で存在する。なので必ずチェック。
  • 設定は、解像度はとにかく「スーパーファイン」がベスト。これ以下にしてもメリットは少ない。
  • 白黒、グレー、カラー、これの判定は自動設定に任せず、本の種類により自分で判断し、設定。
  • 傾き補正は自動で。向き判定は自動では誤作動をしがちなので避ける

使う頻度は少ないのだが、もはや裁断機とえスキャナは無いと困る道具となった。しかし、現在では有料ながらもPDF化スキャンサービスもあるようで、こういうのを利用するのもアリかもしれないと思った。

2009年11月頃の感想

買ってから連休を利用してスキャンしまくる。恐ろしく快適。世代を重ねたS1500はホントにすばらしい。紙が2枚送られると、「重なり検知」機能で停止してくれる。そして「ここまではスキャンできたがどうする?」って聞いてくる。職場のADFにもこの機能ほしいなあ。このほか、痒いところに手が届く機能満載。基本はすべてお任せ設定にしておけば間違いない。ドキュメントスキャナなので、写真等はフラットヘッドにはかなわないかもしれない。でもかなり高画質。かなりの解像度でスキャンしてくれる。

裁断機でざくざくやってさくさくと電子化されるのはホントに病み付きになる。スタパ斉藤氏のScansnapレビューを読むと、裁断をすべきでない書類もあって、それを裁断しちゃうと後悔するからちょっと考えてから裁断するのがよい、なアドバイスがあって辞書的なのはちょっとためらっている。しかし、これまでなら捨てようかどうしようか迷っていた書籍は、これからは迷わず裁断→スキャン。

これらのPDFをすべてiPodtouchに移して読めば、まさしく手のひら書斎が実現するわけで、なんともすばらしい世の中になったと実感しきりである。