東日本大震災のメモ

Last-modified: 2011-04-19 (火) 21:40:09

東日本大震災のメモ

ただいま日本(のマスコミ)は大混乱中。電通の戦略「混乱を作り出せ」作戦が進行しているのか。人々は比較的冷静。気がついた事をメモ。

福島原発関連は、あまり重要でないと思っているので、記載していない。理由は→原子力発電所

2011-04-19

給料日には小額づつ毎月日本赤十字社へ義援金をおくってみようと思った。日本赤十字社にした理由は

  • ふるさと寄付金に該当し、ちょいと寄付が多額になっても心理的負担にならないから
  • 山形浩生がいつも大金をポンポン寄付する先だから、きっと信頼できる団体に違いない
  • なんとなく

であり、ふるさと寄付金に該当するってのが一番の理由。自分のフトコロを痛めないで寄付だけはして自分の良心は満足させるといういわば偽善であるかもしれないけど、この非常時には許される行為だと自分に言い聞かせる。期限は義援金募集を終了するまで。

あとは気仙沼市へ。これは大学時代の友人の奥さんの実家だから。彼とはいまや没交渉で連絡が取れないが、これも自分のための気休めかも。

防災対策っぽいことはなるべく行っておこうと、先月ハンディ機を購入し、ベランダに144/430のアンテナをたてた。それでも停電時にはもはや手も足も出ないだろう。だからこそ、ラジオにもなる単3電池で駆動するハンディは有用かもしれない。

災害時に意外にも使えそうなのはGPSだと思う。衛星に停電は関係ないから、常に正しく動作しているはずである。徒歩帰宅などでは役に立つはず。GPSレシーバーを物色中。GPSつきカメラなんかもいまや普通にあるからそういうのも良いかなあと思案。

2011-04-13

クレジットカードのポイントをヤフーポイントに変換し、ヤフーポイントを寄付。ああまどろっこしい。あとDMM.comを通じて小額の寄付。DMMを経由すると、DMMが寄付額と同額をうわのせするのだそうな。会社として1億以上寄付しているようだが大丈夫なのか?イメージアップ戦略広告費がわりか?動機はどうあれ、この非常時には正当化されるべきだろう。

あと、日本赤十字社に対する義援金は「ふるさと寄付金」と同じ扱いになる事を知る。こりゃ利用しなきゃ損だ。今回は長期戦になるので、寄付も徐々に小額ずつ長期に行いたい。

2011-04-11

風評被害が日本を席捲中。あれくらいの放射能では現在も、そして将来にわたっても健康被害は一切出ないのははっきりしているのに。やれやれ。何の根拠も持たず、「みんなが怖いといっているから怖いものだ」と怖がっているという構図はとても滑稽だ。

原発政策の見直しなんて冗談じゃない。被爆国の日本だからこそ、正しく放射能を怖がるということができる唯一の国になれるんじゃないかと、日本という国に期待しているのだが。

判断基準を内包しない日本のマスコミは、欧米のマスコミに判断を依存している。だから放射能アレルギーの強い欧米に考えが傾く。そんな馬鹿マスコミの言うことなんて放っておけば良いだけ。

2011-03-31

うんこマスコミの「俺のところにお詫びCMを打て打て脅迫報道」のおかげで、東電の株価はなんと466円也。ちょっとだけ買った。2500円だった超安定株もこんなことになるんだなあ。しかしぜんぜん払う必要もない賠償金を払わされる東電もかわいそう。

だいたい、原発反対派が存在しなければこんな事故はおきなかった。新しい原発が建設されていれば、福島はとっくに廃炉になっていたか、設備が大幅に更新されていたはずなんだ。なんでこんな壮大なマッチポンプを許すんだろうか。

今この時期だからあえて言う。原発はこれからの社会に必要不可欠だ。しかもこんなに安全な設備はない。水素爆発は意外だったが、そのほかに被害はまったく出ていないのだ。政府主導の風評被害は相当になるけれど、これはまた別の話。

2011-03-27

節電を呼びかけるくせに、テレビ局はあいかわらずの24時間放送。国民をバカにした行為もほどほどにしろ。日本のマスコミは、不安をあおり、批判しかできない。他国のマスコミもこのレベルなの?

2011-03-21

今週末は計画停電もなく、平和。表面的な平和か?

2011-03-20

いままで災害放送一辺倒だったテレビ局各社だが、一斉に通常放送に切り替える(画面脇に帯状の災害情報はつけたまま)。節操がないなあ。

2011-03-19

  • 土曜日。街に出てみるが、やや閑散とした印象。
  • とにかく平日は通勤疲れを起こす。週末は、休養、休養。

2011-03-18

  • 一週間たった。
  • 協調介入でアホみたいな円高は収まる。これは投機筋が勝ちなのだろうか。ぜひ大負けしていて欲しいが。
  • 原発の事故がおさまらない。原子力発電所関連についてはここに書かないつもりだったがやっぱり書く。
  • 海外の放射能に対する知識の低さに驚き。在日外国人が、次々に東京を離れているという報道。これはチェルノブイリショックから抜け出していないのだろう。ヨーロッパでは異常な拒絶反応がある。宗教的な考えの違いもあるのか。
  • むしろ日本の冷静な反応に驚きだ。アホな原発反対派に触発されて、東京が軽いパニックでも起こすかと思っていたがそうはならない
  • 単にパニックになっていないのは日本人的気質によるものだけで、正しい知識によるものではない、と思われるので残念。
  • 講談社ブルーバックス人は放射線になぜ弱いかおよび原子爆弾の2冊以上の知識は持っていないが、俺みたいな小市民はこれで十分。
  • 特に、前者「人は放射線になぜ弱いか」の副題である「少しの放射能は心配無用」、これは今後日本人全員がもつべき基礎知識になると確信している。被爆国の日本だからこそ、そして大きな原発事故を起こした今だからこそ、他国に先んじて放射能アレルギーから脱する最初の民族となっても良いのではないか。
  • 一方でこの啓蒙活動も時間がかかることは間違いが無い。
  • どだい原発反対派のせいでおきた事故(これは俺の個人的評価)なのに、さらに原発反対運動が活発化するなんて、こんなふざけたマッチポンプが許されてたまるか。
  • なにかの反対運動そのものへの反対というのは、とても困難なことだ。なので、何かの反対運動を起こす際には、十分熟慮して行って欲しいと思う。原発反対派は猛反省してほしい。
  • 今後は反対運動に反対をする運動というのも重要になってくるのでは。

2011-03-17

  • 一時は一ドル76円とかいう嘘みたいな円高。投機筋は貪欲で、被災者にだって容赦しない。円高が進行してから行動するのでは遅く、事前に手を打っておくべきだったんじゃないか。
  • 金持ち芸能人やスポーツ選手が多額の義援金申し出のニュースが届く。金持ち連中は一時に大金をやるのではなくて、分割して継続援助とか、上記の円高対応のために資産をドルで持って円を放出するとか、金持ちならではの援助、金持ちしかできない援助の方法ってのがあれば、同額の援助でももっと効率が良いかも知れないなあとか小市民的に思った。
  • しかし多額の援助ってのはなかなかできるものではなく、一流たるゆえんか。すばらしい。

2011-03-16

勤務先の電車が8時で止まるという情報。これを元に通勤を控えたが、判断ミスだった。明日は何が何でも通勤するのである。

  • 秋葉原でVX-3を購入した。非常通信は、今後アマチュア無線の大きな役割になると思う。しかし旧態依然のJARLは7.030MHZのワッチに終始。あの状況で7MHzの電波を出していられると思うのもすごい。必要なのは、430MHzの臨時リピーター設置だと思う。
  • アマチュア無線業界も、不謹慎を承知であえて言うが、大きなビジネスチャンスととらえても良いと思う。もし被災者の多くが、いまやタバコ箱大になった小型の430MHz無線機を所持してたいならば、家族間の安否確認はもちろん、その他多くの役割を果たせるはずなのだ。災害時にはやはりプリミティブな通信方式が安心だ。
  • とはいえ、残念ながらVX-3はたとえば自分の両親に持たせることはできない。操作がまったく難解なのだ。非常通信用機器としては致命的かも
  • それにしてもこのVX-3、ものすごく多機能でマニュアルなしに使いこなすのは不可能。この小さなボディにこの多機能性はわくわくさせるものがある。使いこなせれば大きな武器になりそうだ。
  • 福島原発がメルトダウンしそう。放射能に対する知識の無い人は大騒ぎしている。ご苦労様です。放射能は正しく怖がりましょう。
  • さて、福島原発が古い設備のままだったのはそもそもいったいだれのせいだとおもいますか、原発反対派の皆様の回答をお待ち申し上げております。
  • 山形浩生さんがこの地震でも恒例のお布施。2,345,678円。しかも今後も継続して寄付をするのだそうな。
  • 伊集院光といい、山形氏といい、この2人は本当に尊敬できる。
  • 一方でhttp://twitter.com/miyadai/status/47464537514967040 こんなデマ野郎もいる。山形氏のwebより。デマってこうやって「俺の話じゃないんだけどさ」的に広まっていくものなんだなあと思った。情報源があやふや、しかも最後にしっかり責任逃れ。
  • http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/ 泣ける。立教新座高校の生徒は幸せだよ、こんな校長先生で。ツイッターの情報から。

2011-03-15

通常勤務。朝はやや遅刻気味だが普通に職場到着。帰りが大変少々だった。毎週月曜深夜に録音している伊集院光の深夜ラジオを中止だろうとおもいつつも聞いてみた。お笑い芸人らしい、かっこいい3分だけの放送。しかもこのひとこの3分ためだけに生放送。本当にかっこいい人だ。

2011-03-14

  • 起床し、勤務先の運行状況は一日運休との事。職場連絡。自宅待機せよとの事
  • 計画停電は6時20分から行われる筈だったが、これがおこなわれないこととなった。
  • 10時何分からかも行われる筈だったが、これもどうやら行わずに済みそうになった。
  • そして、これをまたまたマスコミがあげつらっていた。こんなときにも非難しかできないアホ。安全側に準備することの何が問題なんだ?
  • 「被災地じゃ無い人自粛なんかしないで普通に生活しよう。無駄にお金つかおう。家や仕事を失った被災地の人の災害は長期戦になります。彼らを救うのは日本の経済力です。自粛で縮小させたら誰も救えません」http://twitter.com/asakawaya より。
  • というわけで、いろいろこれから無駄遣い計画を立てる。
  • まず、アマチュア無線。VX-3で連絡手段確保。
  • 機械式腕時計。この震災を思い起こすために。また、電気なしで動くものは結局安心だ。グランドセイコー欲しい
  • 日本赤十字社への寄付をいくらにしようか思案。
  • 計画停電は、第5グループの一部にて、17時から約2時間行われた。マスコミは「いつ行われるのかわからない、直前になって発表するのはどうかと思う」とかワケのわからん記事を載せる。第5グループ内で行われたんだから直前じゃないだろう。そもそも輪番停電なんだから、停電にならなかったことについて文句を言うのはそもそもどうなのか
  • この緊急時においても、平時と全く同じ対応しかしないのはマスコミだけだ。批判や責任追及ばかりして国民のためになっていると思うな。所詮お前らはゴミなんだから。こういうときこそ、協力体制を組めよ。「東電内で情報が錯綜した」なんて批判ばかりして何になる。
  • と、ここでマスコミ批判してもどうにもならん。こういうマスコミが日本にいてくれたからこそ、英語学習に取り組むようになった訳で、そう言う意味では感謝
  • 「計画停電を延期すべきだ」http://twitter.com/kharaguchi って、オマエなんで計画停電をしなくちゃならないのか、そもそもわかっていないな。無為に月曜昼を迎えたら東京電力管内全停電なんだがそれでもいいのか。それでも延期するってのなら、政治家の仕事で当日を出勤停止にする特例法を即成立させるとか、お前らの仕事をすべきだが、なんかしたんですか。政権与党の議員がなにをほざいているのやら。

2011-03-13

日曜日。午前中はスポーツセンターへ行き、汗を流す。普通に営業していた。また、普段通りの混雑具合。徐々に被害の全容が明らかになってくる。個人撮影の生々しい映像などが放送され始める。

  • M9.0へと訂正される。
  • 被災地の方々の混乱もわかる。
  • やはり家族間の連絡が取れない方々が多いように見受けられる。
  • 節電担当大臣に蓮舫、ボランティアなんとかかんとかに辻本。この政権の正体があらわになる。
  • 東電が夜の20時ごろに輪番停電の区割り発表。
  • その記者会見の模様をニコニコ動画でみる。新聞記者の横柄っぷり、的外れな質問の繰り返し、など、緊急時にはこのゴミどもをどう扱うべきかも、マニュアル化の必要を感じた。
  • TEPCOから入手するPDFが本当の情報、ということだが社長の記者会見では「荒川区以外の23区では14日は停電を行わない」と回答している。この会見とPDF資料との食い違いをいちいちいちいちあげつらうテレビマスコミ。
  • マスコミはやっぱりクズである。おまえらには自分で情報を整理する能力は全くないのですね。
  • とはいえ、東電ももうちょっとなんとかなんなかったのか。
  • 2chより。英国インディペンデント紙ががんばれ日本のメッセージ。感激である。

2011-03-12

土曜日。職場泊。余震は続く。職場での任につく。19時頃帰宅、20時ごろすぐに寝る。

2011-03-11

金曜日職場(千葉県野田市)で強い縦揺れを感じる。強い揺れはかなり長く続く。あれほどの揺れは人生初体験。その日はほぼすべての電車が運休となり、職場で震災対策の任に。夜1時まで働く。この間何度も何度も余震を感じる。大津波の被害の模様が繰り返し放送されるのをみる。職場の人たちと「まるで映画のようだ」と、放映される映像に呆然とするばかり。

  • ゆれている最中は頭の上に落ちてくるモノや倒れてくる危険があるモノがまったく何も無い状況だったので、きわめて冷静でいられた。とはいえ、ただただ座っているばかりであった。こういうときは扉が開かなくなるのをみこして扉や窓を開ける、という行動が必要だったかも。反省。