カミソリ、ひげそり、シェーバーのこと
そして現在2014年1月
髭剃りは悩みだ。馴染みの床屋さんで「アンタのヒゲは(あいかわらず)固いねえ」と言われた。毎日何人ものヒゲを剃っているプロがいうのだから、やっぱり俺のヒゲは難儀なんだなあと再認識。もっとマジメにヒゲについて考察してみる
まず、現在使用中の電動髭剃りフィリップスAT890
安価ながらなかなか優秀な製品である。ただ、肌にやさしいのは間違いないが、下記に書いたとおりちょっとづつヒゲを短くしていくので時間がかかること、深剃りできないので爽快感がないこと。時間をかけて冬に風呂に入りながらジョリジョリやることになる。爽快感も得たいので、T字カミソリとの併用は必須と感じた。
フィリップス社のラインナップについて一言。フィリップス社製品の場合、洗浄はたいへん簡単にできるので、洗浄器付きの機種は買う必要がないと思う。ブラウンなどとの競合製品との兼ね合いでラインナップに入れているだけ。つまりフィリップス社のマーケティング戦略の都合上の話であって我々消費者としては不要な機能である。
というわけで、2枚刃時代を含めると10年以上使用しているプロテクター3。
とくに不満もない。ボリボリとヒゲをこそぎ落とす快感。なにより、セーフティーワイヤーというシックの画期的発明(?)のおかげで、安心・安全な髭剃りを行うことができる。もし朝っぱらから顔を切ってしまったらその日はだいなしである。他社製は使えない理由がこのセーフティーワイヤーの存在。すべてのカミソリに装着してほしいくらい。
クアトロ4
3Dのホルダーも古くなって汚くなってきたのをきっかけに、違うものを使ってみようとして買ったクアトロ4。
プロテクター3Dがボリボリとヒゲをこそぎ落とすのに対して、クアトロ4はちゃんとゾリゾリという感じで、俺の濃いヒゲでも、全く抵抗なくカミソリが通る。これはなかなか爽快である。10年来のお付き合いであったプロテクター3からの移行を決意した。
ランニングコストについて
ランニングコストによってはプロテクター3に戻ることもあり得る。ランニングコストを考察。
プロテクター3のアマゾン価格は替え刃1つあたり現在170円を下回る程度、一方クアトロ4は、概ね200円から240円。と書きながら調べていたところ…、アマゾンの定期おトク便だと170円というのがあった
(8個入り通常1509円、定期おトク便10%引きで1358円、1つあたり169.75円)。
アマゾンでは、同じ商品に違う値段が付いていることもあって、十分注意が必要。H.26.1.26現在、替え刃1つあたり
- プロテクター3の最安値は164.16円
- クアトロ4の最安値は169.75円
であった。5円の差をどうみるか。5円でこの4枚刃の爽快感がえられるなら十分ペイする。というわけで、コスト的にも移行は決定的である。
また、同じくランニングコストについてまじめに考察しているサイトを発見。刃についた付着物を取り去り、乾燥させた状態で密封保管することで、寿命を延ばせる。大変参考になります。ジップロックケースを買いに行こう。
また、自作クリーナーによりジレットの5枚刃を6ヶ月使った人のブログ。これはスゴイ!画期的!早速真似させていただきます。チマチマとアマゾンで値段をチェックするよりも、こういう日々のメンテのほうがはるかにコストダウンになるのだなあ。感服しました。
ランニングコストその2
クアトロ4のランニングコストについて驚愕の事実(おおげさ)。クアトロ4にはディスポーザブルタイプのも売っている。2本で300円程度、ディスカウントストアでセール時には200円程度で、かつ期間などによってはサービスでプラス1本、あるいはプラス2本されることもあるようだ。
そのディスポーザブルタイプのクアトロ4のヘッドは通常のクアトロ4の替え刃と全く同一であり、かつそのまま替え刃として使えるっぽいのである(!!!)。すなわち、替え刃を1つあたり100円以下で入手することが可能となるのだ。あくまでネット上の噂であり、現物を確かめたわけではないが、シック社がわざわざディスポーザブル用に別の製造ラインを敷くことも考えづらく、おそらく本当の話なのだろう。
これまたカミソリメーカーのマーケティングの都合上の話(?)なのかどうかは全く不明だが、大量生産品ではこういう現象がまれに起きるので面白いものだ。ずっと以前に1ギガのコンパクトフラッシュタイプのディスクが、市価1万円くらいしていた頃、MP3プレイヤーにそのディスクが内蔵されていて1万円以下で売られていたことがあったっけ。そんなのを思い出した。
両刃カミソリ
もちろん、オッサンならメルクール、ミューレ、パーカーとかの両刃カミソリも選択肢に入るのだが。
スパスパ切れる刃物を扱うのは本当にオッカナイ。臆病者なのです。両刃カミソリにセーフティーワイヤー入れてほしいなあ。ガジェットとしてカッコいいなあと思うものの、買おうとまでは思えない。
シェービングローション考察
ヒゲをやわらかくするためのシェービングローションはいろいろ試行錯誤しているもののアフターシェーブローションはもうこれに決定。多分今後も動かない。
これが最高。アフターシェーブに特化してない製品なので、他の用途にもつかえる。全身使える。夏に体に使うと気持ちいい。匂いもスースー具合もちょうどよい。毎朝顔だけにつけるなら、なかなか減らない。いいことばかり。名作。
下を書いたのは2013年1月
そしていまは同年12月。秋葉のヨドバシで、アクアタッチAT890という機種が3980円で販売されていた。安いのはわかったが、アマゾンで念のため確認。するとアマゾン価格6000円ほどであった。やっぱり衝動買いは事前に調べておくと安いものの見分けがつく。というわけで、20年来の安全剃刀を中断し、フリップス電気シェーバー使用中。感想。
- 時間短縮になるかと思ったが、広範囲を一気に剃れないので、時間かかる。ただしニュース見ながらとかが可能
- 肌に優しいフィリップス、というのは本当。いい感じ。
- 肌には優しいが、深剃は苦手。安全剃刀の根こそぎ剃る感じは無く、爽快感はいまいち。
寒い冬は電気シェーバーがやっぱり手軽で良い。
シックのT字カミソリ派である
そもそも電動シェーバーメーカーの宣伝がウザくてうさんくさくて、メーカーとしての態度を疑う。もはやマーケティングの妙。つねに「当社比」で白くなる洗剤を販売するメーカーと同レベル。
そもそも、自信のある一作をつくり、それを進化させりゃ良いのに…。
長い事シックの3D二枚刃を使用していた。
http://www.amazon.co.jp/Schick-%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC3D-%E6%9B%BF%E5%88%83-8%E3%82%B3%E5%85%A5%E3%82%8A/dp/B000FQPA04/
現在は、ちょっとオッサンにもなったし、贅沢しちゃえ、ということで3枚刃。
http://www.amazon.co.jp/Schick-%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E6%9B%BF%E5%88%83-8%E3%82%B3%E5%85%A5/dp/B002FL3PNQ/
(アマゾンリンクだがアフィリエイトなんかには興味が無いワタクシです。心配な向きはURLをご参照されたい)
シックはこのシリーズは定番として残していると思う。
ただ、電動もすてがたい
電動もすてがたいと考えるようになった。理由は
- 冬の朝は寒い。ひげ剃りは水を使いたくないなあ
- 時間も節約したいなあ
ってところ。
Philips のRQ1251CC (洗浄機つきのやつ、アマゾンで19000円くらい)が狙い目か。真ん中クラスだとアクアタッチ、7000円レベルのもある。
ただ、T字の快適さにはかなわないのよねえ
電動カミソリ(電気振動カミソリ)
というのもあるらしい。使ってみる価値はあるかも。ためしてみたい。候補は、もちろんシック、クアトロ4ってやつ。
替え刃はやや高いようだ。