スノウ・ウィーゼル

フォーメーション:F-セイクリッド

チームレベル:99

ベースパワーへの補正:300

必殺タクティクス:ゴッドトライアングル

TTP:120 監督:グラ・ファ

ユニフォーム:カスケイドウェア（アウェイ）

スタジアム:FBフロンティアスタジアム

報酬:ねっけつP2732 ゆうじょうP3491経験値3089 エンブレム:スノウ・ウィーゼル、無の心得の秘伝書、化身コイン、ラッキープラス20の秘伝書、イナズマペンダント、レトロフードODEN

BGM:伝説の王

キズナックスコミュニティ:グランドチルドレンズルーム（全チーム撃破後）

FW

ハッシュ

ヴァンプ

テクノ

ガルシャア

MF

テンキ

ツグム

せいどう

レーゼ

DF

ベルゼブ

ドリス

GK

げんおう

ベンチ

シド

かぬま

ガーネット

つむじ

れいな

GK火力

※ミキシ時スキル　こんしん！込み
備考:化身技にこんしん！は乗らない。乗るのは通常キャッチと選手の必殺技のみ。

※スキル　こんしん！込み

シュート火力

※化身スキルは交代前のデフォルト林属性3人推定。

オフェンス火力

※スキル とっぱのほこ 込み

ディフェンス火力

概要

グランドファーザーによって召喚された少年、ハッシュとジ・エグゼラー戦後に姿を消し、同じくグランドファーザーに使役されたガルシャアとヴァンプが入ったグランドファーザールート最初のチーム。

……のだが、これが最初のチームなのかと疑うほどに強い。
あのジ・エグゼラーを撃破し意気揚々と、あるいは興味本位で対戦ルートに臨んだ多くの挑戦者たちをその圧倒的な力で真正面から粉砕した。

チームレベル99なのは驚異的だが、最も恐ろしいものはベースパワー補正300。これまで200でさえそれなりにしんどかったというのに、あろうことかそれが100も増量し、更にレベルアップにより足される前の基本となる能力値も上昇しているのだ。

これに加えてなんと全選手のシュート技が最高レベルまで進化しているのだ（この法則はグランドファーザールート全般同様）。
単純に強化補正の上から1.5倍となり、ミキシトランスで更に1.8倍になるのだ。これが驚異以外の何物でもあるはずがない。
また地味だが全員が化身使い＆アームドも可能、そして化身は全て零式のため、常に高いトータルパワーを確保される。

ヴァンプとガルシャアは違うオーラとミキシマックスしており、元のいでんし系オーラを手放したものの、以前より遥かに強くなっている。
これは力をグランドファーザーに制御され、奪われて完全に使役されている演出と見ることもできる。
（力を奪われた方が強いってどういうことなの……）

だが真に恐ろしいのはキーパーの源田である。
影山関連の仲間を懐かしむ余裕もなく、その今までに見たこともない圧倒的なベースパワーを筆頭に、ミキシトランスと化身の相乗効果で単なる化身技の威力がゆうに1000を超えるというとんでもない出来事を目の当たりにすることとなる。

そしてスキルこんしん！をミキシトランスで引き継いでいるため、ただの化身パンチングでさえ技の属性次第では1000を超える。

並大抵のシュートでは技すら使われず弾かれる危険性があるため、シュート技は最低でもトータルパワー1200以上を目安に育てていきたい……が、クリティカル！が出されれば化身スキル込みのアームド一発目のシュートでさえ弾かれるので、戦いは熾烈を極める事となるだろう。

鬼の補正がまだ比較的マシになる山属性シュートで攻めたい……ところだが、グレートマックスなオレは習得者がお世辞にも戦力になるとは言い難く、ならばとストーリーのザナークを使おうにも技が最終進化できない都合で、結局は160程度の威力の技を最終進化させた方がまだ良い。化身時にはギガバイトスクリューが風なので、こちらは主に林と山の属性シュートで攻めよう（化身時なら化身パンチングに対応できるだけのトータルパワーは最低限必要）。
可能ならヴァンパイアロードの秘伝書が欲しい。特にサンドカッターは威力が底抜けて高いため、最強イレブン波動では押し負ける可能性もある。同属性で攻める場合、クリティカル！が怖い。少しでも次に繋げるために同属性なら高威力・高シビレダメージのシュートを選択したい。
幸いにもこれまで通りシビレダメージは平等なので、シビレブレイクさせれば高い補正ありきでも、得点できる可能性がある。

しかしこれまでより遥かにディフェンス・オフェンス火力が跳ね上がっているため、まともにコマンドバトルで競り合うには強スキルに化身アームド、ミキシトランスが必須。

当然守備陣やキーパーはミキシトランスと化身アームドが最低条件で必要。これ無しではSクリアどころか、勝つことすら難しい。

シュート技が最高進化している影響でミキシトランスや化身アームドされると、とんでもなく高いトータルパワーになる。
特にテクノのレインボーバブルショットはミキシトランスされている場合、最早威力詐欺も甚だしいレベルで跳ね上がる。万一ミキシ+アームドされたテクノにロングシュートを打たれた場合、シュートブロック無しで真正面から競り合うのは至難。相手にクリティカル！を出されたら位置にもよるが、トータルパワー3000近い値が飛んでくるため、1失点確実となる。
間違っても風属性キャッチ技を使うのは避けたい。

こちらのミキシトランス+化身技では到底釣り合わないため、ちょうわざやこんしんなどのスキル補正が得られるアームドで挑もう。

タクティクス勝負も、監督グランドファーザーの補正で威力が50足されているため、難しい。

再びの恐ろしい初見殺しに、文字通りなす術もなく敗北し、王の城のBGMがトラウマになったものもいるだろう。
デストラクチャーズ戦同様にチームレベルによるマイナス補正まで含まれるため、レベル99以下では勝負にならないのも厳しいところだろう。

このように強烈な難易度を誇るため、初心者はおろかやり込みコアプレイヤーですら震撼させられた。間違いなくこれまでのイナズマイレブンシリーズにあった「所詮（ポンコツ）Ai操作のチーム」「強いといってもレベル上げさえしていればなんとかなる」を完膚なきまでに打ち砕いた。少なくとも究極ルート共々、対戦ルートの常識を覆したルートであることは間違いない。

付け入る隙は能力値そのものである。
競り合いに必要な能力の大小は、実はステータス画面そのままのため、こちらの能力値が1でも勝っていれば、普通に競り合い勝てたりする。
ただ、競り合いに勝っても猛スピードで追いかけてコマンドバトルに持ち込まれるため、油断せずパスを回して追いつかれないように振り切ろう。
またこんな超絶補正があるので意外かもしれないが、こちらのステータスが圧倒的に上回っていれば、パワーブロック・ドリブルも普通に発生する。もっともこれらは狙って行えるものではないため、出来たらラッキー、程度にしておこう。
特に予想外のブロック！はこちらの計算が狂うため、ボールの出どころが終始どこにあるのか、選手の位置関係もしっかり把握しておこう。

邪道な戦法ではあるが、妖鬼カマイタチを発動させ、ボール奪取は全てトラップで行い、得点はクイックパスを重ねた選手でゴールに向けてパスする（もしくは瞬発力とスピードを高めた選手でキーパーを横抜けする）というやり方もある。
慣れるまでが大変だが、威力勝負に付き合わなくてよくなる上、相手の連続パス回しにも対応できるため、少しは楽になるかもしれない。対戦ルートのCPUは選手がマークされている場合、空いている方の選手に向けてパスを出す習性があり、これを利用すればパスの予測地点を見破りやすい。尤も追いつけなければコマンドバトルに突入するので、スピード値もできるだけ高い選手を採用して上げておきたい。

またドリブル化身以外の化身にブロック化身をぶつければ、相手はほぼアタック等を選択し、トータルパワーが0になるため確実にこちらの技が威力関係なく成功する。
これならば相手をほぼカモにできる。化身に与えるダメージも抑えられるため、アームドされて負けになる線も少ない。
また、たとえアームドされてもドリブル技を持っていない場合、アタック等を選択する為、アームドが切れるまで再びボール奪取できるようになる。
この際ブロック用に使う化身は威力よりも回数を重視して選ぼう。
後衛以外の化身持ちの選手はボールが渡ると特別な理由がない限り、ほぼ高確率でパスせず前進してくるため、化身持ちをぶつけやすい。

ただ、スノウ・ウィーゼルにはオフェンス化身持ちが多い為、やるならFWのテクノにしよう。テクノはこちらが先制するとほぼブリュンヒルデを出してくる為、ちょうどいい実験台になる（ミキシトランスの可能性もあるが）。

しかしKPが切れるラインまで少なくなると、自発的にアームドしてくるため、追いつく前にロングシュートを打って来られる危険性がある。
ミキシトランスされていると、レインボーバブルショット程度でさえ凄まじい火力になるため、ある程度のKPのラインが迫ったらキーパーだけでも準備しておこう。

こんな鬼のような強さの割に合わないくらい報酬はしょっぱい。
旨みがあるのはせいぜい経験値・ねっけつ・ゆうじょうポイントくらいだが、同じ条件でもっと緩く、且つ報酬がさらに良い究極の対戦ルートの方が、周回には向いている。
ぶっちゃけエンブレムとSクリアさえ達成すればこんな魔境に拘る必要はないため、さっさと次に行こう。

余談だが、二つ名は「純白の使者」。白銀のイタチのようなエンブレムが特徴。

なお、このチームを撃破し、残りのチームを全て撃破してもガルシャアとヴァンプがその後どうなったかは語られない。
グランドチルドレンは次回作で判明したが……。