フォーメーション:F-カオスフラワー
チームレベル:65
ベースパワーへの補正:無し
必殺タクティクス: インフィニットゼロ
TTP:116 監督:なし
スタジアム:ロストワールドスタジアム
報酬:ねっけつP3330 ゆうじょうP4032 経験値1560 LBXマガジン
BGM:化身アームド!
キズナックスコミュニティ:崩壊を呼ぶ花々
FW
アスタ
ジニアス
MF
ラベン
ダンデ
オキッド
ビオラ
カモミ
DF
モクレン
チューリ
マーガル
GK
ロータス
EX
エクストラメンバー
フラン
※フランは後半から参加する選手。ベンチにも存在しないため、データを見ることは通常プレイでは不可能。常時ミキシトランス+化身アームドのため、TP・GPは存在しない設定。KPも絶対に減らない設定なので、無理矢理化身を剥がすと0の状態になる。
フォーメーション概要
シュート火力
※スキルキックフォース込み
※下はスキル込み
ディフェンス火力
オフェンス火力
GK火力
備考:・全ての必殺技が一段階進化している。化身は無進化。
・後半開始前イベントが発生し、フランが出場する。
・フランは常時ミキシトランス+化身アームド状態。KPも減らず無限に技を使ってくる。
・フランが一番最初にシュートを打つ時、イベントが発生する。そして必ずシュート技カオスメテオを使用する。
・天馬が風穴ドライブ、黄名子がファイアトルネードTCを打つとちょっとしたイベントが発生する。
概要
映画イナズマイレブンGOvsダンボール戦機Wの連動ストーリーイベントの最後に登場するチーム。
キャプテンのアスタ、サンそしてフランと共にイナズマレジェンドジャパンとのエキシビションマッチを終えた新生イナズマジャパンの前にあらわれ、天馬たちを謎のパッチワークフィールドに連れて行ってしまう。映画本編と同じく、フランに案内されるようにロストワールドスタジアムに連れて行かれ、そこで試合となる。
LBXはサンが、そしてサッカーの試合はアスタの率いるこのデストラクチャーズが相手となる。
彼らは世界から争いを消すために、時空をめちゃくちゃに繋ぎ合わせ、更に広い意味で争いに含まれる〝サッカー〟、そして〝LBXバトル〟を消し去るため、天馬やバンたちに勝負を挑んできた。
デストラクチャーズはアスタのハイデュプリなる、フェイのデュプリより高等な存在によるチーム。発動者の体力の低下が無かったり、ハイデュプリ個々の能力が比較的高い点などが、デュプリを超える所以だろう。デュプリを扱う選手自体珍しく、広いクロノストーン世界探してもフェイとアスタのたった2名しか存在しない。
更にデュプリではあるが、化身まで扱うことができる。
最早宿主の手を離れた一種の個体である。
そして後半開始前に映画同様にフランが試合に参加してくる。
この時のフランは敵専用データで、非ベンチメンバーな上後半からの参加なので通常は状態を覗くことはできないが、初めからくろいばらのオーラとミキシトランスした別選手扱い(ザナークに強制ミキシマックスされたプロトコル・オメガ3.0やハイパーダイブモードのパーフェクトカスケイドのようなもの)である。
ここがややこしいのだが、その選手データ状態から更にミキシトランスしているのが、今試合で参加してくるフランである(ギャラクシーで手に入る黒薔薇フランより髪色が紫寄りであり目の色もより鮮やか)。
故に通常フランをスカウトしてくろいばらのオーラをミキシマックスしてもこの試合におけるフランのグラフィックを完全再現することは出来ない(若干燻んだ色になる)。
更に常時混沌の魔女カオスをアームドしているので、KPなどを一切消費することなく無限に必殺技を使ってくる。
選手グラフィックにはじめからアームドされた状態で写っている関係上、アームドを無理矢理解除すると首から下が無くなり、TPGPは0の状態となる。
映画連動ストーリーの大トリを務める所謂ラストボスにあたるのだが、直前のレジェンドジャパンの方がまず間違いなく強い。
まず前回のインチキ補正が存在しない。これがとにかく大きい。
あの恐ろしい補正が再びあるのかと身構えたプレイヤーたちを拍子抜けさせたことだろう。
勿論個々の技の威力が高かったり進化していたり化身を使ったりと部分部分においてはそう弱くもないのだが……。
ベンチメンバー不在で化身も初式、かつミキシトランスも無しと要はまたTPを枯らせば袋叩きにできるわけである。
しかも必殺技なしでもトータル補正でゴリ押してきたレジェンドジャパンと異なり、今回はTPさえ枯らせば突破もブロックも圧倒的に容易となる。
ただし、レベルが1でも低いと今度はこちらにマイナス補正がかかるようになりトータルパワーが伸びにくくなる。
とはいえ、それでも強化補正がない分強引に突破することも可能だが……。レジェンドジャパンを運ゲーで突破していない限り、直前でレベル上げや育成を重ねてきたプレイヤーにとってはものすごく呆気なく終わる試合となるだろう。
懸念となる無限アームド・ミキシトランスのフランも、ドリブル技を使ってこないため、化身ブロック技で簡単にボールを奪うことができる。通常ブロック技だと、460以上はないと突破されてしまう。化身対化身だとCPUはほぼアタック!を仕掛けてくるので、カモにできる。
永遠に切れないということは、その分何度でも起点にできるということである。普通なら化身は解除されるので、パス回しの追いかけ合戦になりがちだが、フラン相手にはそれが無い。
一応最終ラインを突破され、シュートされると専用イベントが発生し、シュート一発目に必ずカオスメテオを撃ってくる。
威力は780付近だが(アスタの化身を残しておくと790強)、テクニック値が足りないため稀に失敗することがある。ミキシ化身のマジン・ザ・ハンドで十分に止まる火力だが、カオスメテオのシビレダメージは最高の50であり、シビレブレイクの危険性もあるため、なるべくアームドしてダメージを抑えたい(必殺技を進化させていればマジン・ザ・ハンドの威力を上回れる為、アームドを優先しよう)。
たしかに常時アームドにおける化身TOTAL+330は強いが、一人だけ止めればいい点と、その手段が豊富にあるため、結局はレジェンドジャパンに軍配が上がりやすい。とはいえもしこれでフランにオールデリート程度でもドリブル技があったなら一変して地獄と化していた可能性もあるため、この判断は妥当かもしれない。
しかしそのフランも後半参加なので前半で大量リードを取っていたプレイヤーにはどこ吹く風である。
Sクリアは存在しないので余程こだわりがなければ何点取られていようがこちらが勝ち越していれば勝ちである。
ちなみにやる人はまず居ないだろうが、映画同様天馬をGKにしてゴッドハンドWで止めても特にイベントは発生しない。
というかゲーム内のゴッドハンドWの発想は映画本編からだが、モーション及び元ネタは間違いなくアニメイナズマイレブンにおけるFF地区予選決勝の帝国戦で円堂が皇帝ペンギン2号に対して咄嗟に使用した両手でのゴッドハンドだろう。
また、映画ではとてつもない最終切り札として(技名はなかったが)使用されたカオスメテオだが、ゲーム本編では失敗の期待値を考慮しても威力はそれほどでもない(クリティカル!が出れば流石に危ないが)。同じアームド+ミキシトランスとして既にSARUのエボリューションGX(威力推定900強)を目にしているからだ。
ちなみに映画本編とは異なり、試合が終わってもフランたちは自身の過ちや天馬たちの主張たる「全ての争いが傷つけ合うだけの悲劇を生むわけではない」、「サッカーやLBXバトルはお互いを認め合って成長し、競い合いの末に絆が生まれる素晴らしいもの」は認められず、特に和解することもなく姿を消すという若干後味が悪い終わりとなっている(その後の天馬とバンたちの下りは映画本編同様だが)。
しかしこの後ロストワールドスタジアムでは、彼らとフランを仲間にできるコミュニティ「崩壊を呼ぶ花々」が開かれ、謎に包まれたフランの化身やミキシトランス素材を仲間にすることができるようになる。ゲーム本編ではあまり報われないラストだったが、天馬たちの仲間になったことを機に、「傷つけ合わない争い」の一例としてサッカーを楽しくプレーしてもらいたいものである。
これによって一連の事件は終了となるわけだが、ストーリー自体はまだ終わらない。ここから更なる強敵軍団達を相手取っていかなければならないのである……。
余談だが、デストラクチャーズの面々はそれぞれ花の名前が由来となっており、アスタの名前の由来であると思われるアスタリスクも花のように見える。