世界の言語設定

Last-modified: 2024-06-29 (土) 00:38:31

各国の状況

ヤーブロキア

連邦政府は公用語及び生活で用いられる言語をリン語に統一しようと長年試みているが、構成国の多く*1が固有の言語を第一言語として教え続けており、一向に統一される気配はない。中部ではリン語が主に用いられているが、西部はキッティ語や桃華語、東部では僅かにローム語が話されている。

キーレイル

キーレイル大陸西部に入植したローム人によるローム語と、東部に入植した誘湊人による誘湊語、どちらを用いるかで悩んだ結果どちらも公用語となった。当初は誘湊語が多く用いられていたが、コンピュータの登場により、文字種類の少ないキーレイル語*2が多く利用されるようになった。現在は二つの言語が混ざり合っている。

誘湊

誘湊語のみを公用語としている。誘湊語教育の徹底により、四大国の中で唯一国民の殆どが単一の言語で会話している。

ローム

ローム語を公用語とし一般に用いるが、ローム語は地域差が激しいため、同じローム人でも住む場所が違えば会話に難があることも。西部ではりん語も用いられる。

 

主要な言語

ローム語系

  • ローム語(元ネタ:英語)
    紀元前、もしくは遥かそれ以前から使われていたとされる古の言語、古いため洗練されていない部分も多く、その例の一つとして、字と発音が固定でないことが挙げられる。地域ごとに差が激しい。
  • キッティ語(元ネタ:ドイツ語?)
    キッティ帝国時代の4世紀頃からは既に使われていた言語、おそらくロームから大陸を横断して伝わってきたと思われる。元のローム語と違い文字で発音が決まるため、比較的覚えやすい。
  • キーレイル語(元ネタ:ドイツ語)
    元々キーレイル西部で使われていたローム語に、極地から伝播してきたキッティ語が結び付いて生まれた。キーレイルでのコンピュータの普及を機に広く話されるようになった言語でもあり、イツモノン世界のプログラミング言語の半分はこの言語を基に作られている。

リン語系

  • リン語(元ネタ:ロシア語)
    キッティ語が長い時の中で環境に適応して大きく変化した姿。寒い地域で口を大きく開かずに会話できるような発音が多い。イツモノン世界のプログラミング言語のもう半分。
  • ザヴォート語(元ネタ:ニュースピーク)
    統合で用いられている言語、限りなく体系化され、無駄な表現が全て廃されているとても覚えやすい言語、しかし、情緒ある表現や小難しい表現が全て消え去っているので、言葉遊びは一切できず、この言語で小説を書くことはお勧めされない。

誘湊語系

  • 誘湊語(元ネタ:日本語)
    発音を表す仮名文字が二種類あり、それに加え、桃華語と同じような文字も使う。単純に難解であり、誘湊人でも母国語のことをよく理解していないと言われる。世界に出回る魔導書の半分以上はこの言語で書かれている。
  • 桃華語(元ネタ:中国語、ハングル)
    別名、大陸誘湊語と言う。ローム語と同じ古い言語であり、誘湊語の起源であると主張しているが、誘湊政府には黙殺されている。あまりの文字種類の多さから、近代になって仮名文字のような発音のみを表す文字として、白語(흰글)を作った。

*1 燐都自治国?キッティ第二帝国が筆頭
*2 ローム語と近く文字種類が少ない