V級次元潜宙艦とは、りんご連邦共和国が開発した次元潜航艦である。
統一暦80年現在、次元潜航艦の運用と生産が可能な国家はりんご連邦共和国だけであり、必然的にこの艦は戦略上大きな意味を持っている。
諸元
| 基本情報 | 艦種 | 次元潜航艦 |
| 命名基準 | ランダムな型番 | |
| 運用者 | りんご連邦共和国航空宇宙軍 | |
| 建造期間 | 1992~2019年 | |
| 計画数 | 8隻 | |
| 建造数 | 8隻 | |
| 同型艦 | 一番艦「SDS-V03」 | |
| 二番艦「SDS-V34」 | ||
| 三番艦「SDS-V011」 | ||
| 四番艦「SDS-V0」 | ||
| 五番艦「SDS-V116」 | ||
| 六番艦「SDS-V29」 | ||
| 七番艦「SDS-V45」 | ||
| 八番艦「SDS-V9」 | ||
| 要目 | 全長 | 173m |
| 総重量 | 22,100t | |
| 幅 | 19m | |
| 全高 | 41m | |
| 機関 | 特型両方向タキオン推進機関 | |
| カイム次元移動機関 | ||
| 出力 | 5,300MN | |
| 速力 | 20㎞/s(ワープ可) | |
| 航続距離 | 500光年 | |
| 最大潜航可能距離 | 600光秒 | |
| 乗員 | 約30人 | |
| 兵装 | 92㎜連装陽電子砲2基4門 | |
| 31㎜炭酸レーザーCIWS1基 | ||
| 艦対宙ミサイル発射機4基 | ||
| 艦首次元浮上艦対艦ミサイル発射機8門 |
概要
西暦1990年当時、りんご連邦で遂に科学技術による異次元への移動手段が確立され、そこから異次元空間の性質についての研究が急速に進んでいた。
異次元空間内では従来のタキオン機関が通常とは逆の働きを見せ、負の速度ではなく正の速度のタキオンを放射していたため、それに対応するための新型機関が開発されるなどの技術的進歩があり、すぐさまりんご連邦はこの技術を用いた特殊な宇宙艦の建造に乗り出した。
その艦は最重要機密とされ、北極付近の地下ドックで建造され、ドックで異次元への潜航を行った後に宇宙空間で再浮上、その能力を確かめた。