セッション/【CP(再演)】ローズ・ド・ロカレーヌの帰還　第1話『岩窟に薔薇の咲く -La Rose de la Roche-』

・PC同士での友好的なロールプレイを楽しみたい方
・キャラの立ったNPCとのやりとりを楽しみたい方
・少しずつ真相に迫っていくミステリーやサスペンスが好きな方
・決して爽やかではない青春ものやジュブナイルが好きな方
・外連味のあるアクション描写を楽しみたい方
・アットホームな敵組織が出てくるフィクションが好きな方
・悪党の尊厳破壊が好きな方

このキャンペーンでは、鎮守府シーンで起こるイベントを、通常のイベントカードの他に、情報カードという形で管理します。
情報カードとは、NPC個人または一家に関する情報を記載したもので、8系統×4段階の全32枚が存在します。
キャンペーン開始時は全ての情報カードが伏せられており、1枚ごとに設定されたイベントの概要とカードの開示条件のみが記されています。
【シーン】と記載のある情報カードは、鎮守府フェイズのシーンでのみ、条件を満たしている場合に開示することができます。各PLは、イベントカードをめくってイベント表を振ったあと、開示条件を満たしている情報カードを1枚選んでください。シーンに入ると、その情報カードによって指定されたイベントが発生します。イベントの判定に成功すると、NPCが情報を話し、情報カードが開示され、カードごとに決められた追加報酬が貰えます。イベントの判定に失敗した場合は、情報カードは開示されず、通常のイベント失敗効果のみが適用されます。
【固定】と記載のある情報カードは、キャンペーンにおいて決まったタイミングで発生するシナリオイベントで、条件を満たしている場合に開示されます。PLが選んで開示することはできませんので、ご注意ください。
情報カードには、NPCが秘密にしていること、PCにひた隠しにしている後ろ暗い事実が記載されているかもしれません。また、情報カードの開示状況は、それぞれのNPCの結末にも大きく関わってきます。全ての情報カードを開示し、真実を明らかにしてみましょう。
また2話以降では、導入フェイズで、開示条件を満たしている【シーン】の情報カードを、ランダムまたはGMが指定して、1枚開示することができます。その際、判定はPLの代表者1人が行い、後述のサポートNPCの支援効果①はいずれも適用できるものとします。

このキャンペーンでは、PC1人1人に対応した、3人の特殊なNPCが登場します。彼ら彼女らは「サポートNPC」と呼ばれ、イベントの判定や艦隊戦で役に立つ支援効果を備えているほか、物語においてもPCを手助けしたり、困ったときに味方になってくれる人々です。
PLの皆さんは、自分のPCと対応するサポートNPCの、性別、外見、大まかな性格、の3点に関して、GMに希望を出すことができます（希望がない場合はデフォルトの設定となります）。外見に関しては、艦娘の名前を挙げていただければ、その艦娘の外見となります（ただし、設定上は3人とも現役の艦娘とはなりません）。使用立ち絵の希望がある場合は、完成した立ち絵のデータをGMあてに送っていただければ、問題がない限りそれを使用いたします。それぞれのサポートNPCの概要、および支援効果は以下のとおりです。

◆サポートNPC1……PC1の『親友』。苗字は「諸岡」。PCたちと同い年の15歳で、提督を目指している若者。
支援効果①……「提督見習い」：このキャラクターをシーンに登場させた場合、「航海」「戦闘」分野での判定の達成値が+1される。他のサポートNPCの支援効果①とは重複しない。
支援効果②……「親友のフォロー」：1話につき1回、判定でファンブルが発生した場合に使用できる。そのファンブルを無効とし、達成値2の出目として扱う。

●サポートNPC2……PC2の家庭教師を務める『先生』。苗字は「垂水」。年齢は20代後半。PC2の勉学と趣味を指導するプロフェッショナルな大人。
支援効果①……「家庭教師」：このキャラクターをシーンに登場させた場合、「性格」「趣味」分野での判定の達成値が+1される。他のサポートNPCの支援効果①とは重複しない。
支援効果②……「先生の助言」：1話につき1回、ダイスを振った場合に使用できる。その振ったダイスのうち1つを好きな出目に変更する(判定の場合、この効果でスペシャルは発生せず、ファンブルも無効化できない）。

●サポートNPC3……PC3の『弟/妹』。苗字は「広峰」。PC3の異母弟妹である小学生。趣味は探偵ごっこ。
支援効果①……「こども探偵」：このキャラクターをシーンに登場させた場合、「背景」「魅力」分野での判定の達成値が+1される。他のサポートNPCの支援効果①とは重複しない。
支援効果②……「弟/妹の励まし」：1話につき1回、いつでも使用できる。PC1人を目標に選ぶ。目標の【行動力】を最大値まで回復する。

このキャンペーンの世界では、艦娘という存在について多少解明されています。艦娘とは「あらゆる船舶が有する霊的なエネルギーが人々のイメージに影響されて1つの魂を形成し、それが人間に憑依・同調した存在」であると考えられています。そもそも船という乗り物は、古来より、多くの人々を乗せ、固有の名前を与えられ、国や地域によっては特定の性別を持つ存在として擬人化されてきました。そのため、船舶は人間の霊的なエネルギーの受け皿として機能し、特に戦争という人間の興奮や恐怖が如実に現れる経験をした「艦船」が、質的・量的にも他の船舶を凌ぐ霊的エネルギーを蓄積してゆきます。そこに人間たちの艦船に対する個別のイメージが影響し、やがて艦船1つ1つにも個別の魂のようなもの──『艦霊』が生まれ、記憶や人格を持つ霊的な存在として独立した……というのが定説です。そして、資質を持った人間がこの『艦霊』と適合し、装備を操り深海棲艦と戦う力を身に着けたのが、艦娘という存在です。
『艦霊』は基本的に、元となった艦を保有していた国の政府が、科学的あるいは魔術的な方法で管理しています。また、『艦霊』と適合する資質、つまり艦娘になる資質を持つ人間を探し出すことも、鎮守府を主体として政府が行っています。艦娘になる資質は完全に先天的なもので、訓練などによって身に着けることは基本的にできません。さらに、先天的といっても遺伝するものではなく、遺伝子ではない何らかの要因で人間1人1人が有している資質のようです（男女比は圧倒的に女性が多いですが、ごくまれに資質を持つ男性も存在します）。このように、艦娘となる資質の発現についてはまだ分かっていないことが多いですが、一方で艦娘となる資質の判別については研究が進んでおり、髪の毛などの身体の一部と、とある薬品を使用した簡単なテストによって判別できます。そのうえ、そのテストでは資質そのものの有無だけではなく、「どの艦種の適正があるか」まで判別することができます。艦娘は給与や福利厚生の面で極めて高待遇であり、社会的な地位も高く、さらに一度『艦霊』と適合した人間は肉体の若々しさを50代ごろまで保つことができるため、資質があると判明した人間の多くは艦娘に志願するようです。
『艦霊』を収集・管理する方法や、人間を『艦霊』と同調させる技術は、基本的に政府や鎮守府の一部の関係者しか知ることはなく、民間への技術流出が厳しく禁じられています。もし一部の関係者が何らかの目的で技術を流出させようとしたことが判明した場合、国家反逆罪の容疑で即座に逮捕され、最低でも無期懲役となり、社会と隔絶された孤島の政治犯刑務所に投獄されます。ここまで厳しい措置が取られているのは、ひとえに艦娘になるための資質が先天的なもので、どんな危険人物でも資質と技術さえあれば艦娘になれてしまうこと、そして艦娘の持つ威力が深海棲艦だけでなく普通の人間にとっても重大な脅威となりうることが原因です。

艦娘が装備を身に着けている場合、銃弾や毒ガス等の通常兵器ではまったくダメージを受けません。どうやら『艦霊』による何らかの加護で、「艦船が航行不能にならない程度の状態や攻撃を無効化する」という概念的な防御がなされているらしく、炎に包まれたり真空状態に放り出されたりした艦娘が無事に生還したというデータもあります。ただし、逆に言えば「艦船を航行不能にしうる攻撃や状態」は通してしまうようで、「深海棲艦の攻撃」、「艦娘の艤装による攻撃」では明確にダメージを受けてしまいます。データはないようですが、おそらく熱核兵器による攻撃を受けても無事では済まないでしょう。
また、艦霊と適合した人間は普通の人間と比べて反応速度や筋力、身体の頑強さが上がるため、装備を身に着けていない状態でもそれなりの戦闘能力は担保されています。

艦娘は現場で戦闘を行うバリバリの肉体労働です。さらに体質や装備による防護、入渠による短時間での治療もあるとはいえ、怪我や死亡のリスクは常に付きまといます。そのため、「ある程度稼いだら自分の将来のために生きたい」、「子供も産まれたし死にたくない」、といった理由で鎮守府を退役する人間も少なくありません。艦娘になる資質を持つ人間の割合は、統計学上決して低くはないため、誰かが辞めてもひとまず代わりは確保できるようです。しかし当然ながら、貴重な戦力をわざわざ逃す手はないため、政府は艦娘の高待遇アピールやイメージアップ、そして後述の艦娘養成学校制度による横の繋がり強化で、現役艦娘の減少を抑制しようとしています。
また、艦娘が戦死した場合、なぜか身に着けていた装備も後を追うように修復不可能な状態にまで損壊し、その後しばらくして遺体から『艦霊』の適合反応が消失します。一説には「適合した『艦霊』も死を追体験しているのではないか」と言われていますが、詳しいことは判明していません。この現象は一般的な戦死と区別して「轟沈」と呼ばれています。

前述のとおり、艦娘という職業は完全に先天的な資質を必要とし、さらに入れ替わりも激しいため、適格者を早期かつ大量に確保し、意志を確認したうえで教育を施すことが、政府および鎮守府のミッションでもあります。そのために設立されたのが、艦娘養成学校という制度です。最少15歳(中卒見込者)より入学でき、通常の義務教育に加えて艦娘としての知識・戦闘技術を身につけるための教育機関であり、多くは鎮守府に併設されています。雰囲気は『着任ノ書』の世界設定「一般的な鎮守府の光景」に記載されているような、明るく柔らかいムードであり、軍事施設である以前にまっとうな学校である点が広報でも強く押し出されています。教育課程は3年間で、その後は優遇措置を受けながら鎮守府に就職することができますが、幹部を目指す者はさらに上の軍事教育機関に進学することも可能です。一応、普通の大学への進学や一般企業への就職など、鎮守府から離れる選択肢も残されてはいますが、そちらを志望する者はあまり多くないようです。また、若干影は薄いですが、艦娘養成学校には提督を養成する学科・コースも存在し、こちらは艦娘になる資質を持っていなくとも15歳から入学することができます。ただしこちらのコースは男女比が艦娘と真逆で圧倒的に男性が多く、雰囲気も現実世界の兵学校・工科学校に近いようです。

このキャンペーンの世界では、普通の装備に加えて、流出した開発技術によって闇ルートで製造・取引されている「密造艤装」が存在します。通常、艦娘の装備の開発・改修に関わる技術は、『艦霊』に関する技術と同じく厳しく流出が制限されていますが、モノとして実在する関係上、どうしても完全には流出を止めることができていません。そのため、流出品を改造または分析して製造された密造艤装が、艦娘の資質を持つ人間によって犯罪に利用されるケースが後を絶ちません。密造艤装は普通の装備と同じく、深海棲艦や艦娘にダメージを与えることができますが、正規の装備と比べて威力が低く、故障や暴発もしやすいようです。その原因は定かではありませんが、「密造艤装には妖精さんがいないから」であると、まことしやかに語られています。

通常、艦娘の装備が持つ性能は、一定の改修を施すと頭打ちになります。しかし、「結締魂魄靱性強化器（けったいこんぱくじんせいきょうかき）」と呼ばれる指輪状の器具を艦娘が身に着けることによって、艦霊・艦娘・装備との霊的な繋がりが強化され、装備の性能の限界値を上げられることが分かっています。ただし、非常に飛躍的な限界突破がなされるため、生半可な練度の艦娘では強化された装備の性能についていけない場合が多く、「結締魂魄靱性強化器」は十分に戦闘経験を積んだ艦娘にしか与えられません。
この「結締魂魄靱性強化器」は、その正式名称が長すぎるため、とりあえず仮の略称として「ケッコン」と呼ばれていましたが、形状が指輪であることから「ケッコン指輪」と揶揄されるのにさほど時間はかかりませんでした。さらに、ケッコン指輪を渡される高練度の艦娘は必然的に鎮守府の中心的人物かつ提督と近しい立場にあることが多く、その相手に指輪を渡すという行為を「まるで仮初めの結婚のようだ」と誰かが言い出したことで、元々仮の略称であったことも相まって、ケッコン指輪を渡すことは「ケッコンカッコカリ」と呼ばれるようになりました。あくまでも仕事上必要な儀式として割り切っている者もいれば、疑似的な恋愛関係の結実として楽しむ者、さらにはケッコンカッコカリを契機として本当に結婚してしまった者も存在するようです。実際、ケッコン指輪による装備性能の強化には、指輪を身に着けている艦娘自身のポジティブな精神状態も影響しているという研究データがあり、そうでなくとも「選ばれた」という事実が艦娘の士気を向上させるのは間違いありません。

このキャンペーンの世界では、深海棲艦は「害獣」として扱われており、人間との意思疎通は基本的に不可能とされています。しかし、実際には深海棲艦は高度な知性と複雑な感情を有しており、同族で、あるいは異なる種族間で文字や発声によるコミュニケーション能力を行えるはずだと考える研究者も少なくありません。深海棲艦との戦いも、元々は人間が深海の海洋資源を無遠慮に発掘して彼ら彼女らの生息域を脅かしたことで起こったものであるという視方もあります。ただし、仮に深海棲艦が人間を襲う理由が、自らのテリトリーの守護や人間への報復であったとしても、それによって多数の人命が失われ、洋上の交通が断絶されていることは動かしようのない事実です。そのため、深海棲艦を庇護すること、深海棲艦に人間についての情報を与えること、深海棲艦に武器などを渡すことは、社会ひいては人間そのものへの裏切りとして扱われ、国家反逆罪に問われます。
また、深海棲艦の細胞は、艦娘と同じく何らかの霊的なエネルギーを帯びており、艦娘の装備による攻撃と、同じ深海棲艦からの攻撃以外は一切通用しません。加えて再生能力も非常に高く、機銃などの軽い攻撃程度ではすぐに傷を塞がれてしまいます。そのため、深海棲艦との戦闘においては、爆発や砲弾などの強い力で一気にバラバラにするのがセオリーです。ただし、バラバラにされても再生能力が失われるわけではなく、海に沈んだ深海棲艦の残骸が、時間をかけて再生することもあるようです。
また、眉唾な話ですが、深海棲艦の細胞を人間やその他の生物に移植することで、深海棲艦の能力を供えた存在を生み出す……という恐るべき研究が秘密裏に行われているという噂もあります。

●ローズ・ド・ロカレーヌ伯爵夫人
「マダム・ロカレーヌ。マドモワゼルの方が良かったかしら？」
PCたちが旅先で出会った女性。かつて艦娘「リシュリュー」を務めており、退役後に結婚して事業を興したという。
莫大な財産を有しており、生活において金に糸目はつけないが、性格は極めて気さくで心優しい。

●エヴァルー
「あの方には、命ですら返しきれない恩があるんです」
ローズの友人のひとりである、褐色肌の女性。インド出身。
物静かで立ち振る舞いに気品があり、普段はあまり表情を動かさない。

●樺小路 安人（かばのこうじ やすと）
「まあ、僕はお金持ちで顔がいいからね」
ローズの友人のひとりである少年。日本の名家の生まれらしい。
よく言えば軽妙、悪く言えば軟派な性格。ギターの演奏が趣味。

●ファリア神父
「分かるかね？　何事も愉しんでる奴が一番強い！」
ローズの友人のひとりである男性。神父と名乗っているが、神学校は出ていない。
長髪・髭面の風貌と、妙に陽気な話し方から、絶妙な胡散臭さが漂う。

●萬 陽風（ワン・ヤンフェン）
「バイトの執事に何を期待してる」
安人に付き従う使用人。大人びた外見をしたアジア系の少女。
ぶっきらぼうで口さがなく、主人であるはずの安人にも容赦しない。

●ファビアン・ド・ロカレーヌ伯爵
「薔薇、かなぁ。王子様の星にやってきた、一輪だけの薔薇」
ローズの夫であるフランス人男性。プロヴァンス地方の小さな貴族の嫡子で、作家として生計を立てている。
趣味は料理で、ローズや彼女の友人たちに家庭料理を振舞うのが好き。

●諸岡 楓馬（もろおか ふうま）
「首席がピアスしてたらダメなんスか？」
あずまの幼馴染にして親友。PCたちと同い年の15歳で、提督を目指している少年。身長160cm。
祖父もかつて提督を務めており、杜生夫妻とも親交があった。尊敬する祖父や杜生のような優秀な提督になるのが夢。
尖がった見た目通りの自信家で口調も不遜だが、座学も実技も非常に成績優秀で、情に厚い性格の持ち主。

●垂水 泰也（たるみやすや）
「やめといたほーがいいと思うけどなあ、音楽に人生かけるなんてさ。僕の言えたことじゃあないけど！」
野恵留の家庭教師を務めるヴァイオリニスト。年齢は20代後半。人懐っこい笑みを絶やさない、飄々とした朗らかな男性。
奏者としての腕は一流なものの、やはり演奏だけでは食べていけないらしく、高額な謝礼で田倉家に雇われている。
しかし本人はあまりお金に執着しておらず、必要最低限だけ使ってあとは貯金しているらしい。
一見すると軽薄なお調子者に観られがちだが、その本質は演奏技術の向上と生徒の成長を何よりも尊ぶ求道者。

●広峰 ひなた
「どんな事件でも、まるっと解決！」
仁美の異母弟妹である小学生。物静かな姉とは対照的で明るく元気な性格。
虫眼鏡を片手に家の中で探偵ごっこをするのが日課で、よく姉を巻き込んでいる。
自身が突き止め、姉が裁く。そうして世の中を平和にしていくという信条を持っている。
両親や祖父、美凰のことが大好きだが、母が自分を偏愛していることは心苦しく思っている。

●杜生 経男（もりお つねお）／杜生司令
「お前のことも、母さんのことも、心の底から愛してるよ」
PC1の父親。鎮守府の司令官を務める男で、数々の作戦を成功に導いた英雄。
近年は政界への進出も目論んでおり、著名な実業家であるローズとのパイプに目をつける。

●杜生 睦実（もりお むつみ）
「あの絵はね、何も分かってなかった頃の私なの」
PC1の母親。かつては艦娘「陸奥」を務めていた。
19歳で退役して経男と結婚し、以降は良き妻・良き母として家族を支え続けている。

●田倉 龍之介（たぐら りゅうのすけ）／田倉社長
「要らんね、俺自身の価値なんざ。価値を売りさばくのが俺だからな」
PC2の父親。艦娘用の艤装製造、海運、旅行代理店などを手がけるタグラシーテックグループのCEO。
豪胆かつ狡猾な実業家で、グループのさらなる発展と金儲けのため、ローズに接近する。

●田倉 留美愛（たぐら るみあ）
「私、結婚も育児も契約でやってるからね～♪」
PC2の母親。かつては艦娘「愛宕」を務めていた。
良くも悪くも奔放で放任主義。株で個人的な利益を上げつつ、夫公認でしばしば若い男と遊んでいる。

●広峰 譲（ひろみね じょう）／広峰検事正
「秩序が揺るがないこと、それが正義だ」
PC3の父親。地方検察庁のトップである検事正を務める、怜悧な風貌の二枚目。
真面目で慎重、なおかつ疑い深いため、ローズに不審な何かを感じ取り、独自に調査を始める。

●広峰 いづる
「遺せるものを遺してあげる、それが親の務めじゃない？」
PC3の継母。かつては艦娘「翔鶴」を務めていた。
控えめで自己主張の少ない女性だが、自分の実の子供である『弟/妹』を溺愛している。

●広峰 玄徳（ひろみね げんとく）
「────────」
PC3の父方の祖父、つまり譲の父親。現在は老化と持病のため、自宅で寝たきりとなっており、言葉も発せない。
現役時代は無敗の弁護士として名を馳せた傑物で、深海棲艦に関する運動家でもあった。

あなたは、有能と評判な鎮守府の司令官の子供です。年齢は15歳で、春から艦娘養成学校に通うことが決まっています。苗字は、セッション開始時は「杜生」で固定です。
紳士的な父親、優しい母親の元に生まれ育ち、『親友』や他のPCたちといった友達にも恵まれ、裕福で豊かな暮らしを送ってきました。
しかし一方では、そんな人生にときどき退屈さを覚えてもいます。そのたびにあなたは、以前に親から言われた言葉を思い出します。
────「心から愛せる誰かが一緒にいるなら、変わり映えのない毎日も退屈しない」。
あなたの人生における目標は、「心から愛せる人や物を見つける」ことです。
もちろん、ただのRP上の目安であるため、達成しなくても構いませんし、途中で別の目標を志しても構いません。

あなたは、巨大企業グループのCEOの子供です。年齢は15歳で、春から艦娘養成学校に通うことが決まっています。苗字は、セッション開始時は「田倉」で固定です。
音楽や絵画、造型など、芸術分野の趣味があり、家庭教師の『先生』から指導を受けています。趣味の具体的な内容は自由です。
あなたはその趣味を愛していますが、両親からは単なる若気の至りと思われていて、事あるごとにこう言われています。
────「自分にとって何が一番価値があるかをよく考えろ。それが確保できるなら好きにしていい」。
あなたの人生における目標は、「自分にとって最も価値のある財産を守る」ことです。
もちろん、ただのRP上の目安であるため、達成しなくても構いませんし、途中で別の目標を志しても構いません。

あなたは、辣腕と謳われる検事正の子供です。年齢は15歳で、春から艦娘養成学校に通うことが決まっています。苗字は、セッション開始時は「広峰」で固定です。
検事正の父親が前妻との間に授かった子供であり、実の母親は幼少期に病気で亡くなっています。父親は再婚しており、後妻との間に産まれた『弟/妹』が1人います。
父親は厳格ですが、テストの成績や門限、そしてモラルさえ守っていれば、それ以外の行動には口を出しません。彼はしばしば、あなたに言い聞かせます。
────「何が正しいかをよく考え、常に最善の結果が出るよう努力しなさい」。
あなたの人生における目標は、「自分が正しいと判断した選択を取り続ける」ことです。
もちろん、ただのRP上の目安であるため、達成しなくても構いませんし、途中で別の目標を志しても構いません。

名前:　艦種:　レベル:　PL:
初期個性数:　経験値:　名誉点:
──────────────
[ステータス]
命中力:　回避力:　装備力:
火　力:　装甲力:　行動力:
──────────────
[資材相性]
燃料【】弾薬【】鋼材【】ボーキサイト【】
──────────────
[所持個性]
長所:《/》
弱点:《/》
塗りつぶしギャッPC～
──────────────
[アビリティ]
・装備
名称:　射程:　指定個性:　命中修正:　火力修正:
装備能力:
名称:　射程:　指定個性:　命中修正:　火力修正:
装備能力:
・戦術
名称:　形式:　指定個性:　カテゴリ:
効果:
・固有
名称:　形式:　指定個性:　カテゴリ:
効果:
──────────────
[アイテム]
・
・
──────────────
[感情値]
・艦娘名（PL名）/感情値/属性/（声援をした場合、ここに〆）
──────────────
[経歴]
・PC経歴
・PL経歴

名前:　艦種:　レベル:　PL: 経験値:
[ステータス]
命中力:　回避力:　装備力: 火　力:　装甲力:　行動力:　名誉点:
[資材相性]
燃料【】弾薬【】鋼材【】ボーキサイト【】
[所持個性]
長所:《/》弱点:《/》
塗りつぶしギャップ：～
[アビリティ]
・装備
名称: 種別 射程: 指定個性: 命中修正: 火力修正: 装備能力:
名称: 種別 射程: 指定個性: 命中修正: 火力修正: 装備能力:
・戦術
名称: 形式: 指定個性: カテゴリ:
効果:
・固有
名称: 形式: 指定個性: カテゴリ:
効果:
[アイテム]
・
・
[感情値]
・艦娘名（PL名）/感情値/属性/（声援をした場合、ここに〆）
[経歴]
・PC経歴
・PL経歴

名前 艦種 Lv1 経験値:0
ステータス 命中力:0　回避力:0　装備力:0 火力:0 行動0 装甲0
資材相性 燃料【】弾薬【】鋼材【】ボーキサイト【】
所持個性 長所: 弱点:
塗りつぶしたギャップ
アビリティ
武装A 射程:- 指定:- 火力修正:- 対空1
戦術アビリティ 形式:サブ 指定:名声 カテゴリ:汎用
効果:特になし。サンプル。
感情値(PC経歴など)

名前:野分　艦種:駆逐艦　レベル:1　PL:しゅば 経験値:0
[ステータス]
命中力:2　回避力:2　装備力:2　火　力:0　装甲力:6　行動力:17　名誉点:0
[資材相性]
燃料【○】弾薬【○】鋼材【○】ボーキサイト【×】
[所持個性]
長所:《機動/航海10》《突撃/戦闘6》
弱点:《お嬢様/背景10》
塗りつぶしギャップ：1背景～2魅力
得意カテゴリ:展開、守勢、便利

[アビリティ]
・装備
名称:小口径主砲 種別:主砲 射程:短 指定個性:突撃 命中修正:0 火力修正:2 装備能力:

名称:魚雷 種別:魚雷 射程:短 指定個性:機動 命中修正:0 火力修正:2 装備能力:雷撃2

・戦術
名称:高速機動 形式:サブ 指定個性:機動 カテゴリ:展開
効果:ラウンドの終了時に使用できる。指定個性の判定に成功すると、自分の航行序列を1点増減させることができる。

・固有
名称:これならいける 形式:オート 指定個性:なし カテゴリ:野分
効果:自分が航空戦の目標になったときに使用できる。指定個性の判定に成功すると、その航空戦を無効化できる。

[アイテム]
・
・

[感情値]

[PC設定]
「僕は、あの二人とは違うんだ」
・名前:田倉 野恵留(たぐら のえる)　年齢:15
一人称は僕。クールで他人に流されず、表情を大きく変えることがなく、常に理路整然とした語り口調で物事を話す。
一見するとお堅い印象を受けるが、気を許した相手には気さくに話すことも。
趣味はヴァイオリン。音楽に人生を捧げていると公言していて、日々ストイックに研鑽を積んでいる。

……という自分を取り繕い、キャラクターを演じている。言ってしまえば、ちょっとイタい子。
両親への反発心は本当で、あの二人から受け継いだ物が自分では無い、と認めたくない思いから”本当の自分らしさ”、”アイデンティティ”というものに固執している。
その思いから、自分の名前をあまり好ましく思っておらず、艦名である”野分”という名前で呼ばれることを好む。
音楽に人生を捧げている、という言葉に嘘は無いが、両親からの影響を受けずに始めた唯一の物、
という部分が続けている大きな理由で、音楽への愛よりもこれこそがアイデンティティで、自己の証明であるという気持ちが先行している。

[PC経歴]

参加希望ありがとうございます！己のアイデンティティを探す野分ちゃん、思春期真っ盛りの青い魅力と癖(へき)が詰まっていますね！
サポートNPCについても承知いたしました。粋な求道者の先生が、野分ちゃんにきっと良い影響を与えてくれると思います。
キャラシ問題ございませんので、開始まで今しばらくお待ちくださいませ。

名前:神州丸　艦種:揚陸艦　レベル:1　PL:とわ　名誉点:2　経験値:0
[ステータス]　命中:1　回避:0　装備:2 火力:0　装甲:7　行動:15
[資材相性] 燃【〇】弾【△】鋼【△】ボ【〇】
[所持個性] 塗りつぶしギャップ：5.航海～6.戦闘
長所:《マジメ/性格5》
弱点:《人脈/背景2》《規律/航海5》
[アビリティ]
・装備
　名称:小口径主砲 種別: 射程: 個性: 命中: 火力: 能力:
　名称: 種別: 射程: 個性: 命中: 火力: 能力:
・戦術(制空/攻勢)
　名称:白兵戦闘 形式:ムーブ 個性:古風 カテゴリ:攻勢
　　短距離攻撃フェイズに使用できる
　　自分と同じ航行序列に居る敵艦の中から目標1人を選ぶ
　　判定に成功すると、目標に損傷を[1d6/2(切捨て)]つを与える事ができる
　　判定に失敗した場合、自分が損傷を１つ受ける
　　
・固有
　名称:海軍軍刀 形式:ムーブ 個性:古風 カテゴリ:神州丸
　　短距離攻撃フェイズで使用できる。
　　自分と同じ航行序列に居る敵艦の中から目標を3人まで選ぶ
　　判定に成功すると、目標に損傷を１つ与える事ができる
　　判定に失敗した場合、自分が損傷を１つ受ける
[アイテム]
・　　　・
[感情値]
・艦娘名（PL名）/感情値/属性/（声援をした場合、ここに〆）
[経歴]
本名、広峰 仁美（ひろみね ひとみ）。秩序を重んじ、弱者のために力を振るう
父親、継母、妹、寝たきりの祖父と暮らす。
妹とは仲が良いが、継母との関係は難しく、もどかしい日々を送っている。
性格は厳格な性格の父の影響を強く受け、かつては祖父の影響で弁護士を志していた。
「犯罪の原因は外部の環境にある、単なる個人の選択ではない」
「10人の真犯人を逃すとも、1人の無辜を罰するなかれ」
存命だった頃の実母からはその優しさを慈しまれたが、ある事件を境に性格は一変。
姉妹で誘拐事件に巻き込まれ、売り飛ばされる寸前犯人を半殺しにし自力で妹と帰還。
妹にとってはトラウマとなり、自身にとっても今までの考えを捨てるに十分な出来事だった。
「私は法の代理人、私の使命は秩序を乱す愚者を最後の1人までも絶滅すること――Amen」
春から艦娘養成学校に通うことになっているが、目指しているのは警務隊。密造艤装の根絶を掲げている。
悪は容赦なく切り伏せるが、時折かつての優しさとそれを慈しむ実母の記憶が顔を出し葛藤に苦しんでいる。

[データ関連]
開始時の調整：弱点化×1（人脈)装備破壊×1(大発動艇)　名誉点2点

参加希望ありがとうございます！苛烈なる正義、いずれ神父とかパラディンとか呼ばれそうですね。
美鳳さんの想像以上にやばいやつらがいるかもなので、ぜひ正義を貫くために邁進してあげてください。
キャラシ問題ございません。サポートNPCについてもお待ちしております！

名前:B65　艦種:戦艦　レベル:1　PL:マッシュ　初期個性数:5　経験値:0　名誉点:
──────────────
[ステータス]　命中力:0　回避力:1　装備力:3　火力:3　装甲力:11　行動力:8
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[資材相性]　燃料【△】弾薬【△】鋼材【△】ボーキサイト【△】
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[所持個性]　
長所:《大胆/性格12》《電子戦/戦闘2》
弱点:《アイドル/背景8》《読書/趣味5》《索敵/航海4》　　
塗りつぶしギャップ：4趣味～5航海
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[アビリティ]
・装備
名称:大口径　射程:長　指定個性:大胆　命中修正:0　火力修正:2　装備能力:－
名称:　　　　射程:―　指定個性:なし　命中修正:-　火力修正:-　装備能力:－
名称:　　　　射程:―　指定個性:なし　命中修正:-　火力修正:-　装備能力:－
・戦術（得意：作戦・便利）
名称:通信妨害　形式:サブ　指定個性:電子戦　カテゴリ:便利
効果:プロット公開前に使用できる。敵艦一人を目標に選び、判定に成功すると、
その敵艦はランダムにプロットを行わなければならない。
・固有
名称:旗艦機能担当艦　形式:サブ　指定個性:-　カテゴリ:B65
プロット時、プロット公開前に使用できる。
自分の【行動力】を3点消費すると、サイコロを追加で1つプロットし、
プロット公開後にその中から好きな一つを選んで自分の航行序列を決めることができる。
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[アイテム]
・
・
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[感情値]
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[経歴]
・キャラクタ作成時、《読書》を弱点とし、[副砲]を廃棄して名誉点+2。

[ステータスについて]
ステータスは霧島と一緒ですが、通常改装では「装備力」が上昇します。
[PC紹介]

参加希望ありがとうございます！ちょっと受け身気味のあずまさん、これからの1年で何を見、どんな道に踏み出して下さるでしょうか。
サポートNPCについても確認いたしました。やや自信過剰気味の結構いいやつな少年が、親友としてあずまさんを支えてくれると思います。
キャラシ問題ございませんので、開始まで今しばらくお待ちくださいませ。