プレイヤー/VX2/世界観設定

・時雨
名古屋鎮守府の司令兼艦娘をやっている。
元人間の艦娘。
→感情値
天津風(bgoさん)/5/僕も二度と食べたくないよ……(+)
雲龍(GRCさん)/1/スーパー名古屋人じゃないよ(+)
エイル(れいさん)/2/だからスーパー名古屋人にはならないってば(+)
雪風(八神のぞみさん)/1/ミサキは譲らないよ(-)

・イレイナ
現在18歳
15歳で魔女になった。二つ名は「灰の魔女」
自称美少女で実際美少女。
基本丁寧語で話すが、毒舌を放つこともある。
金銭に対する執着が強い。
・アムネシア
白髪でどこかの騎士団みたいな格好をしてサーベルを持っている少女。
1日毎に記憶を失ってしまう呪いがかけられているため、日記をつけて起こった出来事を記録し、それを読んで何があったのかを思い出している。

1970年代後半、深海棲艦が現れて人類に対して攻撃を始めた。
深海棲艦に対しては既存の兵器はほとんど効かず、人類は海の殆どを失い、陸地のかなりの部分を侵食され、殆どの国が島国になっていった。
そんな中、各国が共同で深海棲艦に対抗できる兵器”艦娘”を開発した。
それによって深海棲艦との戦線を押し返し、1980年代半ばには深海棲艦を撃滅することに成功する。
深海棲艦との戦争後、各国は艦娘の兵器としての優秀性を発見し、深海棲艦との戦争後も対艦娘戦や地上目標攻撃用に艦娘の開発、改良は続けられた。
そんな中、1994年に小惑星ユリシーズが発見され、地球に衝突する可能性が非常に高いことが発見される。
地球に衝突するユリシーズを破壊するためにレールガン8基を備える”ストーンヘンジ”を海上に建設した。
1999年、ユリシーズが地球に衝突、ストーンヘンジで迎撃するもすべてを破壊することはできず、残った陸地に住む人々に襲いかかった。
また、ユリシーズ衝突による難民問題で大国エルジア共和国と周辺諸国で対立が起こった。
それによってエルジアと周辺諸国の関係が悪化し、周辺諸国は軍事同盟ISAFを結成した。
2003年、エルジアはISAFに宣戦布告し、海上にあるストーンヘンジを占領、対空対艦砲として使用した。
ストーンヘンジの威力は絶大でISAFは戦線の後退を強いられていった。
ISAFは少数の艦娘によるストーンヘンジ奪還作戦を行うも失敗、ISAFは一番端のノースポイントまで撤退を強いられた。

もともとは1980年代前半に深海棲艦を対抗するために作られた兵器。
少女に小型の艤装をつけ海の上を移動し、砲や魚雷、艦載機などで戦闘を行う。
また、艤装の力により生身の体よりも遥かに強い装甲もある。
深海棲艦との戦争が終了後は地上攻撃や対艦娘戦闘などを目的に開発や改良が行われた。
地上攻撃は艦砲射撃や艦載機による爆撃によって行われる。
対艦娘戦闘は砲撃や魚雷、艦載機等を用いて行われるが、大きさが人間大なので一般的な艦船の艦隊戦よりも遥かに交戦距離が短い。
駆逐艦同士の戦いにおいてはドッグファイトに発展することもある。
通常の艦船や航空機との戦闘を行う場合もある。
その際は通常兵器側は艦娘は的が小さく砲や機銃は当てづらく、レーダーによるロックオンも至近距離でないと難しいので有視界戦闘を強いられるが、基本的に艦娘は通常兵器より装甲は薄めなので当てればかなりのダメージを負わせられる。
艦娘側は通常の艦船は的が大きく狙いやすく、また航空機相手でも艤装のアシストを使えば砲や機銃などを使って撃墜することが可能である。
燃料は主に重油を使っており、航続距離は元となった艦船と同程度で、駆逐艦で7000～9000km程度、戦艦や空母などの大型艦で10000～18000km程度。
基本的には艦娘自身が航行して作戦海域に向かうが、遠すぎる場合などは艦娘運用母艦、または艦娘運用能力を持った艦船に乗って作戦海域へ移動する場合もある。
また、海水を艤装の冷却に使っているため、地上での作戦行動はほとんど出来ない。

・レーダー
艦娘の艤装についている基本的な装備。
自ら索敵したり、データリンクで味方と情報を共有したりする。
ただし、艦娘のレーダーはそのままでは性能が低く、近づかないと敵の正確な位置を捕捉できない。
・主砲
艦娘の持つ最も基本的な攻撃装備である。
レーダーとデータリンクと艤装に付いている照準アシスト機能を駆使して敵に命中させる。
威力は現実通り主砲のサイズによって異なるが、12cm砲でさえ人間1人で扱える砲としては規格外の威力を誇る。
高角砲などには航空目標に対するアシスト機能も付いており、現代戦闘機相手でもアシストを使えば命中させることは可能。
・艦載機
空母艦娘にとっては最も基本的な装備。
発艦方式は艤装によって異なるが、弓で矢を射出して発艦するタイプが多い。
サイズは通常の戦闘機と変わらない。
操縦は大まかな指示を出して後は操縦を任せる自律型(”妖精”とよばれる人造生物による操縦、または無人)か艦娘自ら操縦も行うタイプの2種類がある。
基本的に艦娘の艦載機は通常兵器の戦闘機より耐久性が優れている。
戦闘機は通常兵器の現代戦闘機より速度が劣るが機動性で勝っており、ミサイルを比較的簡単に避けることが可能である。
それ故に、確実な撃墜を行うためにはドッグファイトで機銃を使うか、回避不可能な至近距離でミサイルを放つしかない。
ドッグファイトであれば機動性で勝り耐久性で優れている艦娘の艦載機が互角以上に持ち込める事が多い。
爆撃機、及び攻撃機は耐久性が上がっていてレーダーが積まれているくらいで昔のものと大きな差はないが、爆弾の威力が上がっている。
・魚雷
魚雷自体は信頼性が上がったりした程度で艦娘のものはそこまで大きな進歩はない。
しかし、通常の艦船よりも交戦距離が短く、データリンクとレーダーと艤装のアシスト機能を用いることで昔よりも命中率は格段に上がった。
また、主砲よりも威力が高いため駆逐艦等にはよく積まれる。
・電探
艦娘の艤装における電探はレーダーの能力を強化するために使われる。
電探の性能にもよるが、人間1人で持てるレーダーとしては高い性能を誇る。
艦隊に1人は持っているのがいるとデータリンク等で敵の位置を共有できたりして便利。
・機銃
主に対空用として用いられる。
大きさが艦娘サイズで小さい割に普通の機銃より威力が高く、艤装のアシスト機能が付いてるので命中率も高い。
・噴進砲
誘導性能はないものの、敵機に当たれば大ダメージを与えられるロケットランチャー。
通常の戦闘機に搭載されるロケットランチャーよりも威力が強力。
・ミサイル
艦娘の兵装としては現在実験段階にある兵装。
まだ通常のミサイルより威力と誘導性能が遥かに低く、資材消費も激しいことから試作品を装備している艦娘はいるものの、実用段階までは至っていない。

・ISAF(Independent States Allied Force、独立国家連合軍)
国ではないがよく出てくるので記述しておく。
ユージア海にある国家を中心に16カ国で構成される連合軍。
FCUがエルジアの脅威に対抗するため結成したもの。
戦力比ではエルジアと同等とされていたが、ストーンヘンジの投入により均衡は崩れ去った。
現在はユージア海の端の東にあるノースポイントに司令部が置かれている。
・エルジア共和国
ユージア海の西端に位置する強大な軍事力をもった国家。
ユージア海で一番経済力があり巨大な国家だったため、ユリシーズの被害が大きかったにもかかわらず最大の難民受け入れ先と期待された。
それが外交問題となり戦争を引き起こした。
ストーンヘンジをサンサルバシオンから奪取し、ユージア海戦争を優勢に進めている。
藍色艦隊と呼ばれる超精鋭の艦隊が所属しており、数多のISAF艦娘を沈めてきた。
・ノースポイント
ユージア海の端の更に東に位置する国家。
ISAF司令部が置かれているが基地の防衛設備は脆弱。
かつては独裁制の軍事国家だった。
深海戦争以前から島国であったため艦娘技術は世界有数。
・FCU(中央ユージア連合)
ISAFの取りまとめ役となった国家。
ISAF加盟国の中で最大の国家で軍事力も大きいが、深海戦争以前は内陸国であったため艦娘技術は国力の割に遅れている。
・サンサルバシオン
ユージア海中央に位置していた国家。
領海にユリシーズ迎撃のためのストーンヘンジが置かれている。
建設に当たって反対運動が起こったものの、国際社会が押し通す形でストーンヘンジが建設された。
現在はエルジア占領下で市民は苦しい生活を送っている。
・オーシア連邦
経済力世界最大の国家にして軍事力もトップクラスで超大国の一つに数えられる。
国家体制としては資本主義、民主主義、大統領制、共和制を採用する連邦国家である。
かつてユークトバニアと冷戦状態にあり、核抑止を目的とした兵器開発が行われていた。
深海戦争以後は関係が改善し、ベルカ戦争ではともに戦い、ともに宇宙開発をするほどとなった。
・ユークトバニア共和国連邦
軍事力と面積世界最大の国家で超大国の一つ。
国家体制は連邦制で共和制。
かつてオーシアと冷戦状態にあったが深海戦争以後関係が改善した。
・ベルカ公国
歴史の古い軍事大国であったが、財政難により連邦の一部を独立させる。
その後も財政難が続き、極右政党が政権を取った。
そして独立させたウスティオ共和国で資源が発見されると、周辺諸国に宣戦布告をし、ベルカ戦争が始まった。
結果は自国の領域内で核を起爆させ、敗北。
領土の南部はオーシアのものになり、北ベルカのみが残ることとなった。

この世界における通常の艦船は艦娘に比べ船体が高く、高コストのように思えるが、艦娘の訓練費用を考えると通常の艦船の方が安上がりの場合がある。
艦娘の作戦の補助に使われる場合もある。
また、艦娘ではまだ実験段階のミサイルを扱える。
そのため、通常の艦船も現役で動いているし、建造もされている。
・艦娘運用母艦
艦娘を洋上で運用することに特化した艦。
艤装を多数運べ、艦から海への出撃もスムーズに行える。
艤装の大きさが人間が背負える程度なので空母ほど大きくする必要はなく、空母よりコストは低い。
また、艦娘運用母艦以外にも艦娘が海軍の主戦力の一つとして考えられるようになって以降、艦娘運用母艦には劣るものの多くの艦が(特に大型艦)艦娘運用能力を持っている。
・航空母艦
現実同様、艦載機を運用する艦。
カタパルト式とスキージャンプ式と垂直離着陸式の3種類があるのも同様。
艦娘が艦載機を運用できるようになった今では、高コストの空母を建造する国は大国に限られている。
しかし、超音速機を運用できるメリットがあるため、空母は決して意味のないものではない。
近年では大きい船体を利用して艦娘運用母艦と一体化したものが建造されている。
・戦艦
現実同様昔の産物だが、今でも少数運用する国は存在する。
しかし、新たに建造されることはなく、改造して近代化されたものばかりである。
構造が古いため、艦娘運用能力をつけることが出来ない場合が多い。
・駆逐艦・巡洋艦
現代海軍の通常戦力の主力とも言える存在。
地上攻撃、海戦、防空、対潜など様々な役割をオールマイティにこなす。
対空に特化したイージス艦も存在する。
艦娘が登場してから作られた艦は少数の艦娘運用能力を持っていることが多い。
・フリゲート・コルベット
駆逐艦よりも小さな艦船で小ささ故に装備が限られているので特化した役割を与えられていることが多い。
小さいため艦娘運用能力を付けられないことが多い。
・輸送艦
装備や人を輸送する点では現実世界と変わらない。
艤装を輸送しやすいように建造された艦が多い程度。
・揚陸艦
大型のものが多く、ヘリコプターを含む航空機運用能力を持ち、上陸用舟艇の搭載・発進機能、及び上陸支援の艦娘運用能力を持つ。
艦娘運用能力以外は概ね現実のものと同じ。

艦娘の艦載機の戦闘機や攻撃機などが出てきているが、未だに通常戦力の航空機も超音速で飛行できたり、ミサイルを携行できたり、爆撃機なら大量の爆弾を積めることから現役である。
艦娘の航空機と航空戦を行う際は、ドッグファイトになることが多いので現実世界よりも着獣が強力である。
この世界における戦闘機の兵装は対空対地対艦全てに使える汎用ミサイルと現実世界よりも強力な機銃と対艦ミサイルやマルチロックミサイル、爆弾などの特殊兵装の三種類に分けられる。
汎用ミサイルは現実世界のものより誘導性能が低く、威力が低い代わりに携行数が段違いに多いのが特徴。
基本的に爆撃機以外のすべての戦闘機、攻撃機に搭載されている。
以下特殊兵装の種類ごとの特徴を記載する。
・HCAA
威力は汎用ミサイルそのままに小型化して対空に特化させ、高搭載数高速発射を可能にしたミサイル。
・HPAA
とにかく高威力を追求した空対空ミサイル。
威力は高いが誘導性能は低いので大型爆撃機向け。
・HVAA
誘導性能をそのままに高速飛翔性能と超射程を実現した空対空ミサイル。
これを撃つと艦娘の艦載機相手でも速度の関係上回避が間に合わない場合がある。
・LAAM
とにかく超射程を売りにした空対空ミサイル。
撃つと相手は回避を余儀なくされるので次の機動が読みやすい。
・QAAM
誘導性能を売りにした空対空ミサイル。
これを撃たれると艦娘の艦載機でさえ並の練度では落とされる。
・SAAM
セミアクティブ誘導空対空ミサイル。
自分で誘導する必要があるので誘導している間は隙ができやすいが、その誘導性能は確かなもの。
・SASM
近接信管を使って直撃しなくても近くで爆発するミサイル。
一撃で撃墜は難しいが機体に大きなダメージを与えることができる。
・4AAM
4目標を同時にロックオンできる空対空ミサイル。
誘導性能も並程度にはあり一対多の戦闘で役に立つ。
・6AAM・8AAM
4AAMのロックオンできる目標数が多くなったバージョン。
同時ロックオン数が多いほど誘導性能は下がる。
・LACM
長射程で爆発範囲の広い対地ミサイル。
しかし、近距離で撃つのは苦手なので中～遠距離用のミサイルとなる。
・LAGM
長射程の対地ミサイル。
LACMと比べると爆発範囲は劣るが近距離での取り回しに勝る。
・LASM
長射程の対艦ミサイル。
艦娘や艦船に対して高い威力を発揮する。
・4AGM・8AGM
それぞれ4目標・8目標をロックオンできる対地ミサイル。
LAGM等と比べて爆発範囲は狭いが多数の目標をロックオンできるのが強み。
・GPB
小型の誘導爆弾。
威力が低く、大きなダメージは期待できないが、ミサイルより広い範囲を爆撃できるのが利点。
・UGB・UGBL
無誘導爆弾。
GPBより爆発範囲が広く、威力が高い。
UGBLはUGBの大型バージョン。
・SFFS
投下地点に小爆弾を投下する兵装。
低い高度で落とせば子爆弾は狭いエリアに落ち、高い高度で落とせば落ちる範囲は広がる。
・SOD
SFFSのミサイル化して誘導できるようになったもの。
目標を中心に帯状に小爆弾を投下していく。
・XSDB
多数の目標を同時にロックオンできる爆弾。
爆弾としては威力は低めだがマルチロックオン機能は強力。
・FAEB
燃料気化爆弾で非常に高い威力と爆発範囲を持つ。
その威力は圧倒的で、UGBLをも超える。
・RKT
無誘導ロケット弾。
基本は対地用だが中には対空に使う猛者もいる。

・ストーンヘンジ
120cm級の炸薬式・電磁投射式を複合させたハイブリッド式地対空レールガンを、海上に8基円周上に並べたもの。
使用される弾体は内部から破砕するAPE弾、命中率重視の榴弾、そして広範囲の破片を処理する特殊砲弾の三種。
エルジア共和国の隣国、大陸中央の中立国サンサバルシオンの海上に建造された。
元々は小惑星ユリシーズの破片をさらに砕いて地上への被害を抑えるためのものであるが、隕石被害の終息と共にエルジア共和国に占拠され、兵器化された。
8基ある砲台のうち1基は迎撃中に小惑星片の墜落を受けて機能停止、修復が進められているが機能回復には至っておらず、最終的には修復は放棄されている。
射程は1200kmで、曲射も可能なので海上のものも砲撃できる。
専用の発電用原子炉と敷地面積の2割を占める大量のコンデンサ、スーパーコンピュータ8,192台（砲1基当たり1,024台）を備えており、独立したシステムとなっている。
2005年4月2日、復讐のノースポイント姉妹によって破壊された。
・メガリス
エルジアが開発していた、軌道上に残存する小惑星ユリシーズの破片を落着させるロケット（ミサイル）の発射センターとして、首都ファーバンティ南方のトゥインクル諸島近辺に建設された巨大要塞。
要塞から南に伸びるミサイル搬入路の側面に構築された発射機群には、軌道上に残る小惑星の破片と結合し、地上に向かって落下させる機能を持つロケットが多数配備されている。
ロケットは要塞から照射される誘導用レーザーによってコントロールされる。

1.志願して適性試験
多くの国は志願制となっていて中卒または高卒で試験を受けるのが一般的。
試験の内容は最低限の学科試験と小論文、運動能力のテスト、そして艦娘の適性である。
艦娘の適性は女性にある場合が多いが、男性にある場合もある。
男性にある場合の見た目は中性的または女性的であることがほとんどである。
2.艦娘学生
試験に合格した者は艦娘学生として訓練所で泊まり込みで訓練を行う。
訓練の内容は砲撃などの戦闘訓練から長時間海上で活動するために走り込みなどの基礎体力づくり、いざというときのための水泳訓練、そして一般教養や物理学などの座学を行う。
訓練の期間は国や状況により異なるが短くても1年、長くて4年で多くの国は平時で3年となっている。
その中で艦娘幹部候補生としての課程を設けている国が多く、尉官からのスタートがほとんどである。
3.試験配属
艦娘学生課程を卒業した者は艦隊に試験配属されて実際の現場を学ぶ。
この時点では階級は准尉である場合が多い。
特に問題がなければ本配属でも同じ艦隊に配属されることが多い。
この課程は戦時で艦娘がすぐに必要な場合に飛ばされる、ないしは期間が極端に短くなることがある。
4.本配属
実際に艦隊に配属される段階。
最初の階級はパイロットと同じく少尉であることが多い。

艦娘の損傷は度合いによって小破、中破、大破、轟沈に分けられる。
なおこの基準は艤装の損傷度合いであり、艦娘の体の損傷度合いや怪我とは異なるが、概ね艤装の損傷度合いと似通っていることが多い。
艤装に関してはドックに運ばれ、入渠とよばれる修理に出される。
これは基本的には機械の修理などと似ているが、ドックでないとできない。
艦娘の体については普通の人間と同じように病院で診てもらうことになる。

・夕張(マリンアイ)
ISAF海軍の艦娘管制官をしている。コールサインはマリンアイ。
冷静にPCたちに指示を出してくれる。
元夕張の艦娘だったらしいが……？
誕生日は9月19日
・アカスタ
本名:アイラ・ベレスフォード
ISAF海軍所属中立国サンサルバシオン出身
ヴァイパー艦隊所属
エルジアの侵略から逃れられた数少ない人の1人。
艦娘適性があったことからISAF海軍に入隊し、故郷を取り戻すことを誓う。
エルジア共和国が侵略してきたせいで家族と離れ離れになり、更にエルジアのせいでサンサルバシオンの人々が苦しい生活を強いられていることに強い憎しみを抱いている。
・雪風
ISAF海軍所属の艦娘
オメガ艦隊旗艦
開戦当初から戦ってきた歴戦の艦娘。
撃沈されまくるが毎回脱出して、なぜか無傷で帰ってくる。
それどころか歩兵兵器を持ち歩いて脱出後に戦闘を行っている猛者。
・涼月
ISAF海軍所属の艦娘
オメガ艦隊所属の艦娘
雪風の弟子と行っても良い存在。
脱出しては雪風とは違ってぼろぼろになりながらもちゃんと帰ってきて次の出撃にはちゃんと出る。
雪風のようになるために陸軍と一緒に歩兵兵器の訓練をしている模様。
・ジュピター
ISAF海軍所属の艦娘
ヴァイパー艦隊旗艦
物静かな感じの子。
対潜戦闘が得意で何度か潜水艦を撃沈している。
・チェイサー
ISAF海軍所属の艦娘
レイピア艦隊旗艦
お嬢様風の艦娘。
護衛空母として防空を行うのが主な仕事。
・アヴローラ
ISAF海軍所属の艦娘
レイピア艦隊所属
近接戦闘用艤装の試験艦として選ばれた。
ユークトバニア連邦共和国出身でノースポイントに移住してISAF軍に入った。
従軍中に友人だった艦娘が自信のミスで撃沈されたことから冷淡な性格になった。
口ぐせは「どん引きです」

隣国ギアーデ帝国が完全自立無人戦闘生物《深海棲艦》の開発に成功し、周辺諸国全てに宣戦を布告。
深海棲艦による侵略を開始した。
深海棲艦は陸地を侵食し、海に変えていく。
深海棲艦によるジャミングで無線が遠くまで届かず、サンマグノリア共和国は他国の状況がわからないまま圧倒的な戦力に侵攻を受け絶体絶命となった。
そんな中、共和国が取った策は白系種(アルバ)と呼ばれる銀髪銀眼の人種以外を《エイティシックス》と呼び、強制的に収容し、沿岸要塞の建設や少女(たまに少年)を”艦娘”として無理やり戦わせることだった。
《エイティシックス》と呼ばれる者達は名前を奪われ、番号で呼ばれ、艦娘になったものは艦名で呼ばれることとなる。
なお、共和国の公式発表では深海棲艦と戦っているのは無人の自律型兵器であり、戦死者はいないとされている。
共和国は圧倒的な数で押してくる深海棲艦に対して非人道的な作戦などを用いてなんとか艦娘で防衛線を保っている状況である。
パラレイドという感覚同調技術を用いて深海棲艦のジャミングを受けずに通信を行うことができる。

・響(ハンドラー)
16歳
本土からパラレイドを用いて艦娘たちの管制を行っている共和国軍人。
軍人として国を守るためにエイティシックスとともに散っていった父の影響でエイティシックスに対する差別感は抱いていない。
共和国内部から自分なりにできることをしようとしている。
・時雨
16歳
幼少期に強制収容されたため自分の誕生日を覚えておらず、エイティシックスとして散っていった両親のことも殆ど覚えていない。
実の姉に首を絞められ生死をさまよったあと、深海棲艦の声が聞こえるようになる。
この異能によりいつでも深海棲艦の位置を知ることができる。
響以前のハンドラーは時雨のこの深海棲艦の亡霊の声に耐えられず、自殺者まで出ている。
今まで時雨が所属していた部隊は時雨以外全員が死亡し、異能のせいも相まって「死神」と呼ばれるようになった。
・皐月
18歳
ボクっ娘で気さくに話しかけてくる少女。
白系種なのによく雑談のために同調してくる響のことを快く思っている。
・天龍
16歳
部隊の副隊長を務めている。
時雨とはこの部隊に来てから4年の長い付き合い。
男の娘で一人称は俺。
少々粗雑な部分もあるが料理はなかなかうまい。
・榛名
17歳
普段は上品で清楚なイメージだが、怒ると怖い一面もある。
大口径砲による長距離制圧が得意。
強制収容所では虐待を受けていた。
矢矧とは両思い。
・水無月
16歳
男の娘
やや皮肉っぽいところもあるが、基本は年相応の直情さがある。
絵を書くのが趣味。
響のことは偽善者ごっこをしているだけとあまり快く思っていない
・神風
15歳
砲撃の正確さと魚雷での狙撃に長けている。
時雨に恋心を寄せているが、手のかかる妹程度にしか認識されていない。
響のことは水無月と同じくあまり快くは思っていない。
・矢矧
17歳
男の娘
スピアヘッド戦隊で買う猫を拾ってきた人物。
ラッキースケベが多い気がする。
榛名とは両思い。

・サンマグノリア共和国
スピアヘッド戦隊が所属していてとPCたちが最初に呼ばれることとなる国。
多民族国家でもともとは多民族共生を掲げていたが、深海棲艦の侵攻により国土は次々と攻め落とされていく中で人口の多数を占める白系種(アルバ)が自分たちだけでも生き残るために白系種以外を強制収容し要塞を建設する強制労働や兵役につかせた。
深海棲艦のジャミングにより他国の状況がわからないため一刻で戦わざるを得なくなっている。
・ギアーデ帝国
完全自立無人戦闘生物である深海棲艦を開発した国。
深海棲艦を開発し、その力を以って周辺諸国に宣戦布告をした。
帝国の現在の状況は不明。
・エイティシックス
共和国に住んでいる白系種以外の人種をエイティシックスと呼び、市民権を剥奪し、強制収容所に入れた。
自分の家族に市民権を与えるという嘘をついて沿岸要塞建設の強制労働に従事させたり、兵役につかせたりした。
大人のエイティシックスは過酷な強制労働で死亡したり、兵役で戦士したりして残っているのは20歳にも満たない少年少女たちばかりである。
・深海棲艦
ギアーデ帝国が開発した完全自立無人戦闘生物。
無人なのでコストが低く、生産ラインも無人化しているので大量生産が可能。
ジャミングを各個体が行っており、そのせいで無線やレーダーが長距離では使えなくなっている。
基本的には知能は低く、数で押す戦法で攻めてくるが、まれに人間の脳の構造を取り込んだ高い知能を持った個体もいる。
・艦娘
深海棲艦に対抗するために開発された兵器。
少女(まれに少年)に艤装と呼ばれるパワードスーツのようなものを付け、海上を航行できるようにしたもの。
小型ながら強力な砲や魚雷などを持っており、共和国のものは大型深海棲艦を倒すのに十分とは言えないが最低限の攻撃力は持っている。
反面、防御力は”生身よりマシ”程度のもので機銃弾くらいは防げるが砲撃や魚雷を食らったら無事では済まない。
また、共和国においては艦娘はエイティシックスがなるものであり、使い捨ての兵器なので脱出装置などの安全装置は皆無である。
・知覚同調(パラレイド)
「人類種族の潜在意識」としての集合無意識を介し、人同士の意識を接続することで知覚を共有する技術。
距離や天候、地形の影響を受けない為、深海棲艦によるジャミング下でも通信が可能。ただし翻訳機能は搭載されていない為、言語の壁を超える事は不可能である。
理論上五感のいずれであっても共有が出来るが、視覚は情報量が多過ぎる為に使用者が失明する危険性があるので、通常は使用されない。共和国軍においては聴覚を同調して互いの声や聞いた音を伝え合う通信手段として使用されている。
・提督
名目上は共和国においては沿岸要塞の内部からパラレイドで艦娘の指揮を執る役である。
しかし、エイティシックスたちをゴミ同然としか見ていない白系種が提督をするので、まともに指揮を取らなかったりするのがほとんどで、ひどい場合は配下の艦娘がいつ死ぬか賭けを行ったり、偽の情報を出してわざと艦娘を死なせたりするものもいる。