概要
いますよとは、PS2用ゲーム『すいすい Sweet ~あまい恋のみつけ方~』(以下『すいすい』)に登場する秀和*1の台詞である。
きれ生では元ネタよりも「がもうさんの放送で流れる音声」という印象の方がはるか?に強そうである。
元ネタの文脈では「自分はさっきからいますよ」という意味合いの発言である。
音声コメントとしては汎用的に使われ、「いますよ」を使う人自身ではなく、むしろ第三者について言っていることの方が多いと思われる。
※がもうレオンさんの『すいすい』プレイは動画化されていない。 放送期間は2015年12月~翌年2月の様子。*2
代わりに、当の台詞が音声コメントとして流れる場面としては関連音声のリンク等を参照。
詳細
秀和の「いますよ」という台詞は複数あるが、がもうレオンさんの音声リストに登録されているのは初登場のシーンで出た1回目のものである。
そのシーンの趣旨は、ヒロインの一人である遊美(ゆみ)*3の初登場である。
秀和は遊美と同じく生徒会の関係者という設定らしく、ついでに初登場させたと思われる。
最初は耕介(主人公)と遊美で会話していたところに後輩の秀和が口をはさんだだけのことだが、そこで耕介は
「うわっ! 秀和、いたのか!」
と彼の存在に気付いていなかったかのようなリアクションをとる。*4
これに対する秀和の返しが
「いますよ」
である。「いますよ」と「ま」を強調するのがポイント。
これによって、ツッコミや自己主張のニュアンスをかもしだ?している。
どうやらこのやりとりは秀和というキャラの定番ネタのようで、他に少なくとも2回、作中で似た流れがある。
そちらの方では「いますよ」の言い方が若干落ち着いた調子になっている。
また、上記の初回では真顔で答えていたが、悲嘆か呆れのような表情になることもある。
秀和は、ギャルゲーにおける男の例に漏れずサブキャラであり、それ故に出番が限られている。
さらに『すいすい』ではシナリオが基本的に台詞だけで進行する(地の文が無い)せいか、その場に誰がいるかを把握しづらい面もある。*5
「いますよ」の流れは、そうした状況を逆に利用したキャラ立ての手法といえるかもしれない。
用法
上記の「いますよ」と同様に、意識外の人物が不意に出てきたとき。
特定・不特定の人物がいないと思ったいたら、実際には居た、または現れた時。 いない!いた!
また「いますか?」という問いかけへの返答にも使われる。こちらはゲームのマルチプレイで参加者を募る際によく見かける。
といっても、この場合は特に秀和の「いますよ」のつもりではないことも多いかもしれない。
がもうレオンさんの放送では比較的初期から音声コメントとして使われてきており、音として耳に残っている人も多いかもしれない。
視聴者のみならず放送者側にも浸透しているらしく、自らの声で「いますよ」と言うときにも秀和の言い方を真似されることが多いように思われる。
余談
がもうさんの放送において、音声コメントの「いますよ」は完全一致などの条件は無しで登録されている。
そのため「思いますよ」「違いますよ」といった文字列が含まれていると、意図しなくても「いますよ」が再生されてしまう。
この仕様が「いますよ」を聞く機会の多さを後押しして、より耳に残りやすくなっていると考えられる。
関連音声
がもうレオンさんの音声リストには、三原君の「いたね?」に留まらず、下記のように「いますよ」と相性のいい台詞がいくつかある。
ゲームで、特にトラップ的に配置された敵に対して使われやすい。
キャラ名 | 台詞 | 動画 | 備考 |
---|---|---|---|
みちる | ――はっ!? いたんですか!! | その57(26:13) | ^日^「いますよ」 視聴者「いますよ」 |
茉理 | あたしもいるよ | その57(26:20) | |
みちる | いるならいるって言って下さいよ | その65(23:18) | 視聴者「いますよ」 |
かなで | あ! いた! | その72(04:53) | |
冬華 | なんでいるのよっ! | その16(14:00) |
「いる」とは逆に「いない」状況には、パにゃん『その73』(0:24)の「あれ、いない」や『その89』(18:06)の「はにゃ、誰もいない?」が対応している。
入力しやすさの観点から、実況 ジョンの「誰もいない」や実況 安部憲幸の「誰もいない!」もよく使われている。
関連項目
- 「あるよ」?
- 居たね? → キミだね?
- いなかった! → モンスターは いなかった!
- その方向には ダレモイナイ
- ボンモールのおうは いなかった!