概要
『彼女の伝説、僕の石版。 ~アミリオンの剣とともに ~』に登場する、次回予告での「石仮面の魔物(アムルタ妃)」のセリフを引用したコメント。
動画初出は『部長の 彼女の伝説、僕の石版。【実況プレイ】 その6 -ジルーネ編-』。
(18:58~)
出典は音声のみで字幕がないが、コメントでの使用例を踏まえ「^^」を含めて立項する。
第八章クリア時に流れる、第九章の予告である。全文は以下。
「衝撃、怒り、悪意――運命の糸を断ち切るもの。
次回、『Fantasy of a castle』
あなたの心には、届かない。」
『石版』の次回予告の締めくくりは、各章に共通して
- 攻略ヒロインによる「あなたの心に届ける」という旨のセリフ
- 敵キャラが、それを否定・疑問視するセリフ
のいずれかで統一されており、「届ける」は耳に残るフレーズとなっている。
主人公を異世界に誘ったきっかけであり、以後もたびたび登場するキーアイテム「電子メール」を踏まえた趣向と思われる……が、ゲーム中で主人公にメールを送ってくるのはアミリオン王ただ一人であり、それもスパムメールと揶揄される有様だし、ヒロインたちはメールを送るどころか存在すら認識していないため、少々ちぐはぐな印象を受ける。
「ヒロインの恋心を主人公に届ける」のような意味合いならいちおう筋は通るが…。
そういった理由からか、コメントでは悪役たちのネガティブな予告ばかりが引用される傾向にあり、特にこのセリフは人気が高い。
以降の次回予告における
マッソー「あなたの心に、届けまぁ~す!」 (第十章、動画「その7」)
ミリィ「あなたの心には、届いたかな?」 (第十一章、動画「その8」)
に対しては早くも「届かない^^」コメントが多く返されていた。
主人公たちの主張を真っ向から否定する悪の首魁の言葉が、視聴者からはむしろ共感を得る形になってしまっているのは皮肉である。
使用例
ゲヒルの「届くかな?」同様、『石版』ではヒロインの次回予告への返答として用いる。
また他のゲームでは、穴などを飛び越えようとしたが飛距離が足りず落下してしまった時など、目標にあと一歩足りないという状況で使われている。
上述の通り、たいていは煽りのニュアンスを含め、末尾に「^^」がつく。
がもうレオンさんのコミュニティにおける音声リストでは「届かない」で登録されている。