ヤデース

Last-modified: 2018-02-08 (木) 01:20:30

概要

ヤデースとは『ICO』における、女の子ヨルダのセリフの空耳である。

詳細

(32:24~)


ICOは、生贄に捧げられた少年(イコ)が捉えられていた少女(ヨルダ)と城から逃げ出すというストーリー。
イコはヨルダの手を引きながら数々の仕掛けをクリアしていくのだが、
場合によってはヨルダと別行動をとらざるを得ない仕掛けが登場する。
イコは、離れた場所からヨルダを呼び寄せるアクションを起こせるが
ヨルダは女の子のため、危険なルートを通って呼び寄せることができない。
そういった、ヨルダが呼び寄せに対して拒絶する際に発するセリフが「ヤデース」と聞こえるのである。


上記の動画はヤデースが聞ける最初のシーン。
以下の動画は、最初にヤデースのコメントがされたシーン。
始めのうちはヤダー、やでーすなどと表記ゆれがあったが、現在はヤデースでコメントされることが多い。


(03:58~)


ヨルダ語

劇中では、ヨルダはイコとは違う言語を話している。
ムービーシーンでは字幕が表示されるが、象形文字のようなテキストが表示されており
プレイヤーはどのような言葉を発しているのかわからない。
しかしヨルダのセリフを考察しているサイトは多数あり、
現在は大方、どのような意味のセリフなのか解読されてきている。
ニコニコ大百科のICOの項目でも考察が記載されており、その情報によると


日本語をローマ字で書き、それを逆にして発音し、それを訛らせたり母音を消したりしたもの


とされている。
つまり、ヨルダ語をアルファベット表記に直して逆から読み、
その音に母音を付けるなどして出来た言葉と似た日本語を探せば解読出来るとのこと。
そのルールを当てはめてヤデースを解読すると、


「イァネッ(iane)」 → 「行けない(ikenai)」


という意味になるとのこと。
ちなみにヨルダ語についてまとめたサイトは多数あるが、
セリフを解読するとネタバレになってしまう可能性あり。
周回プレイを推奨されるほどのゲームのため、調べる際には注意が必要である。

使用法

  • ゲーム中の人物が拒絶するようなセリフを発したとき。

関連項目