概要
歌魔法とは、黄昏のオードにおいて最大の特徴ともいえるシステム。
吟遊詩人である主人公リュッケルトのみが使えるもので、フィールド上や戦闘中に歌を歌うと魔法の力で様々な効果が発生し、冒険を助けてくれる。
行く先々で楽譜を手に入れると新しい歌を覚えることができる。
というRPGおなじみの魔法に近い要素ではあるが、歌発動時には実際にリュッケルトがリュートを奏でながらボイス付で歌ってくれるのが特徴。
さらに注目すべきは「ルーンソングシステム(歌魔法自動作曲システム)」である。
これは、元々用意されている歌詞をプレイヤーが自由に改変しても、それを歌にして読み上げてくれる画期的なシステムである(歌詞は最大7文字)
ただし50音それぞれに音階があらかじめ設定されていて変える事ができず、リズムも一定のまま。裏で鳴るリュートの音色もすべて固定されており、
それを雑につなぎ合わせて適当なメロディーラインを作ってるだけなので自動作曲とは言い難い。
誰がどう作っても(たとえデフォルトの歌詞でも)音痴な歌が出来上がるのでネタとして楽しむプレイヤーが殆どだと思われる。
おまけに読み上げる時の声が、美青年のリュッケルト(OPムービーを除く)からは想像しづらい野太いオペラ風ボイスであり、ネタ度が増している。
ナニフツウ氏による作詞
ナニフツウ氏が実況プレイをした際には以下のように歌詞が改変された。
なんとも形容し難い滑稽な旋律は、歌詞だけでは伝わらないので実際に聴いて確認して頂きたい。
入手したパート | 歌の名前 | 元の歌詞 | 改変された歌詞 |
その2 | 落石の歌 | おおいわおちろ | よしといわ |
炎の槍の歌 | ほのおよもえろ | べべべべべべべ | |
氷の矢の歌 | こおりのや | うんこ | |
酒場の歌 | さけをのめば | るべるべるべぼ | |
その4 | 真空の歌 | しんくうまほお | っっっ*1 |
その6 | 謎の歌 | なぞなぞふしぎ | ぎべぼ |
その9 | 蝶の歌 | ひらひらとんで | (デフォルト)*2 |
その10 | 子守歌 | いつかどこかで | ごうもん |
手当ての歌 | かるいてあて | さあ | |
その11 | 治しの歌 | なおれよきずよ | ずずず |
氷の鎧の歌 | こおりのよろい | いらない | |
その12 | 炎の輪の歌 | ほのおのわ | のわ |
死戻の歌 | せいなるひかり | せいせいせいせ | |
その13 | 神風の歌 | かみのかぜ | かみのかぜぜぜ |
解呪の歌 | のろいよとけよ | のろ | |
その15 | 精霊の歌 | せいれいをよべ | にひひ |
その16 | 虹の歌 | にじのうえに | んんん |
その17 | 炎の玉の歌 | ほのおよおちろ | よしとよおちろ |
その18 | 毒の雨の歌 | どくどくあめだ | だめだ |
その19 | 死戻強の歌*3 | つちにかえれ | つちだ |
その20 | 炎の心の歌 | ほのおのこころ | ほ |
その21 | 坑道の歌 | あなをほれ | (デフォルト) |
その23 | 石の壁の歌 | かたいいし | (デフォルト) |
その25 | 凍結の歌 | あおいこおり | あおのり |
その27 | 溶岩の歌 | ほえろようがん | ほえろよくした |
その28 | 熱風の歌 | あついかぜ | あついかぜぜぜ |
その29 | 浮遊の歌 | ふわふわうく | ふわふわたいむ |
全手当の歌 | みんなのてあて | みん | |
その30 | 地震の歌 | だいちよさけよ | (デフォルト) |
その31 | 炎爆発の歌 | かえんみだれろ | ばばあ |
その33 | 幻惑の歌 | こおりのまほお | こおりのまほべ |
土の手の歌 | かみのていでよ | かみのていでべ | |
その34 | 熱地獄の歌 | まぐまのいかり | まぐまのっっべ |
その35 | 冷風の歌 | ぶるぶるさむい | ぶるっべっっべ |
その36 | かわうその歌 | かわうそをよべ | ねみじぢだぴぷ |
その37 | 氷河の歌 | はげしいふぶき | はげしいべ |
その40 | カリヨン | かねがなるあさ | あべよしと |
このようにナニフツウ氏は独自のセンスを用いて、基本的に直感で歌詞を決めている。(面倒でデフォルトにした所もあるが)
また、やけにテンションの高い「べ」の歌い方を好んでおり、所々使っている。
関連動画
ニコニコ動画内では、リュッケルトの歌を繋げてボーカロイドのように長めの曲を歌わせたり、喋らせたりしたものが「黄昏のオードロイド」などのタグでいくつか確認できる。
ナニフツウ氏が「その22」の冒頭で「幸せなら手をたたこう」と「ドンドンドン!」を組み合わせたネタをつぶやくと、
そのネタを基にした動画がケリー氏によって作られた。リュッケルトの歌が使われている。