クマトモ

Last-modified: 2016-11-04 (金) 07:15:46

〇キャラクトー名:クマトモ
〇性別:不明

自らをクマトモと呼び、人間に対して好意的にコミュニケーションを図るクマのぬいぐるみ。
孤独な人間の前に現れ、その愛くるしい容姿と行動で荒んだ心を癒していく。
ひとしきり話し終わった後は必ず「シャワー浴びて帰れよ」と言い残し、いつの間にか消え去っているという。
現れた際の姿や音声記録は極めて少ない。
最も知られている特徴は、「ちんぽちゃん」という独特な二人称を用いているということ。
一部の界隈では語り草となっており、ちょっとした都市伝説として扱われている。

謎の多い存在、クマトモ。
その正体はSCP-1048「ビルダーベア」である。
SCP財団の目を欺き、各地に被害をもたらしたSCP-1048。
それが何故クマトモと名乗り、人々を救うような真似を行っているのか。
クマトモは現在SCP財団の監視下におかれ、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員のみが資料を閲覧することができる。
一般人へのクマトモの情報は厳重に制限されており、必要最低限に抑えられている。
「ビルダーベア」―――現在はクマトモと呼ばれているが―――その行動原理は依然として不明である。

「クマトモ」を名乗ってからは、かつて確認されていた金切り声や耳を生やす能力を使用した形跡はない。
その代わりに、「ラブ質問タイマー」と呼ばれる人心掌握能力を多用している。
「ラブ質問タイマー」は対象の警戒心を取り払い、クマトモを「しんゆう」と認識させる能力である。
クマトモは好奇心旺盛な様子で質問を繰り返し、それに答える度に対象のクマトモに対する依存心が強まっていく。
クマトモに攻撃の意思を持ちながら接触しようとしても、「必ず質問に答えなければならない」という強制力が働き、懐柔される。
目的はわからないが、クマトモは精神的に弱っている人間を味方につけているものと推察されている。