ウィザードローブアーマー(うぃざーどろーぶあーまー)
初出がイベント産の軽鎧。デザコン産の衣装。
- 古くから人気のあった「ガミュウコウモリドレス/スーツ」を作った
日本タルラークサーバーのガミュウ氏による作品。セットになる靴も存在する。
- 受賞したコンテストは具体的には、2010年9月の「グローバルコスチュームデザインコンテスト」。
韓国、日本、台湾、中国、アメリカ、ヨーロッパ*1の各サーバでデザインを募集したらしい。
服・鎧・ローブ・武器の各部門にそれぞれ3枠づつの受賞枠が設けられており、鎧部門で入賞したのがこの鎧である。
規模が大きい為、おそらく応募点数も非常に多かった事だろう。審査は大変だったことが予想される。
- ローブとアーマーのミックスマッチとあり、また名前にウィザードと示されているとおり
魔法使いらしいデザインに、金属を取り入れて防具としての機能も取り入れている。
男女ともになぜか脇が露出していることも特徴的。
また、ローブらしくフードがついていて勿論かぶることが可能。フードをかぶると一層魔法使いらしくなる。 - 衣装の選択肢が今ほど多くなかった当時は結構着ている人も多く見られた。
デザコン衣装のわりにはそれほど告知もされなかったようだが、そこそこ人気があった。 - 最初に入手が可能となったのは2012年8月の「ポイポイ水風船イベント」から。
…と、ここまではデザコン装備として普通の扱いであったが…
エリン全土への普及
- なんと、ダンジョンガイドによってウィザードローブアーマーは
サポート装備としてシステムに組み込まれ、非常に多くのプレイヤーに普及。
アルビ一般を1週するだけで1着手に入るのだから、最も手に入れやすい軽鎧となった。
説明文の”日本タルラークサーバのガミュウ”という部分は消されてしまっているものの
これはどの国のサーバでも同じくウィザードローブアーマーがシステムで組み込まれている。
他のデザコン装備もここまで扱いが良かったことはない。*2*3- ただ、ダンジョンガイドで手に入るウィザードローブアーマーは最終的に4着になってしまう。
軽鎧4着は、難易度に応じて少しづつ貼ってあるエンチャントが強くなっていくものだが、最上位以外の3着は捨てられてしまったり
既に匹敵する装備を持っているプレイヤーには見向きもされなかったりなどした。
靴は4回分すべて、一切性能の変化なく押し付けられたので尚更見向きもされなかった。 - また、この時代になると豊富でテクスチャの解像度も優れた衣装も多く出回った為
このウィザードローブアーマーをアバターとして見える形で着用するプレイヤーも、大半は初心者である形となってしまった。 - 当時は、ダンジョンガイドでもらえる細工道具は
サポート用装備にしか使えなかった為、そちらに望みを託して細工を回す人もいたようだ。
この当時は細工道具は無料で手に入る方法が非常に限られていた為、無課金または安価な課金量で済ませていたプレイヤーにとっては希望の光であった。
まあ、勿論その希望も殆どは打ち砕かれたものと見られるが。 - ちなみに、デザインが完全に同一でありながら「サポート用ウィザードローブアーマー」と「ウィザードローブアーマー」は
完全に別のアイテムとして区別され、ドレスルーム枠を別々に用意されている。
これにより染色別で着たかったプレイヤーも2着ドレスルームに入れることが出来る。- マイナーチェンジ版が存在するのに、ドレスルームの枠が同じでどちらか片方しか入れられなかったガミュウコウモリシリーズとは正反対の仕様である。
- ただ、ダンジョンガイドで手に入るウィザードローブアーマーは最終的に4着になってしまう。
- しかし、この非常に高い普及率と使い勝手のいいエンチャントを持ってしても
ブロニーの成長サポートの実装によって以前にも増して使い勝手の悪い装備となってしまう。- ブロニーの成長サポートでは、わりと早い段階でこれの最終段階と同格の性能を誇るメモリアルフラワーウェアを渡される。
- 最終段階と同格の性能と書いたが、実際はデザインを除くとエンチャントが同じで、こちらが未改造、メモフラ服が改造済みの状態で渡される点。
改造を自分でこなす必要のあるウィザードローブアーマーのほうが僅かに伸びしろを多く取れるが、ほぼ誤差。
また、メモフラ服のほうはメモリアルフラワーカバンに収納可能という利点も持つため、インベントリの邪魔になりにくい。
そして何より、最終段階のサポート用ウィザードローブアーマーは入手が遅くなってしまうので*4
メモフラ服より後に入手することになってしまい、入手時点の性能は未改造である分劣るため装備更新に至らないケースが殆どである。
良くてサブ装備としての追加装備スロット行き、悪くて破棄、よくあるのはドレスルーム行き、といったところか。 - ちなみにサポート用ウィザードローブシューズ…靴のほうはメモリアルフラワーブーツと比べて
性能的に勝っている点がインベントリサイズしかない。メモフラの方はエンチャントもついているがこちらはエンチャントなし。
また、インベサイズで勝った所でどのみち専用カバンに収納出来てしまうメモフラ靴から見てまったく勝負になっていない。 - 更に、非常に細かい点だがウィザードローブアーマーは男女別である為性転換すると装備できないが
メモリアルフラワーウェアは性転換しても着用が可能で更新いらずの手間がかからない子である。
やはり古い物は淘汰されていくのだ…
- 最終段階と同格の性能と書いたが、実際はデザインを除くとエンチャントが同じで、こちらが未改造、メモフラ服が改造済みの状態で渡される点。
- ブロニーの成長サポートでは、わりと早い段階でこれの最終段階と同格の性能を誇るメモリアルフラワーウェアを渡される。