概要
ヒュー(Huw)はイメンマハで人形品店を経営しているNPC。名人として知られた人形師のヒューウェルを父親に持つ。
The Classic第二弾アップデート「運命の糸 人形術師」で登場。
人形術ストーリークエストの中心人物。
ハンドルの修理(98%)と各種人形術関連のアイテムを扱っている。
♪BGM「マリオネット」
人物像
- 物腰柔らかでとても生真面目。こまやかな気遣いと人形への愛情溢れる人物。
丁寧が災いしてか、少々話が長い傾向にあるが、それも愛嬌といったところ。- 弓も剣もからきしだが、決して根性なしというわけではない。ケガをしたりさせたりよりも、誰かを楽しませ、喜ばせることこそが彼のモットーなのである。
そのため、人形に関しての情熱は人一倍。熱く語りすぎるときもあるが、それも想いあるがゆえ。
- 弓も剣もからきしだが、決して根性なしというわけではない。ケガをしたりさせたりよりも、誰かを楽しませ、喜ばせることこそが彼のモットーなのである。
- 現在のエリンでは、ほとんどの人形術関連のアイテムを扱っている。
また、マリオネットの修理、ハンドルの改造・修理は彼のみができる。
- 最近までは店を閉めていたが、先代社長の父親から店を継いで社長に就任。再びイメンマハで人形店を開くことになった。就任間もないようで、周囲からは「若社長」と呼ばれているようだ。
- 従業員からの信頼もあり、本人の性格もあって経営は上々といったところ。
- しかし、先代からの顧客の中には「若社長も腕はいいんだが、先代と比べると・・・」と、なかなか厳しい声もある。
ちなみに先代は現在病気療養中で、寝たきりのような状態になっている。病床で「ヒマだな~」「なにか楽しいことはないかな」など、明るく振舞ってはいるが、あまり病状は良くないらしい。
母親も病気がちだったようで、父親の話ぶりからするとすでに故人のようだ。
- 最近では木工用作業台や錬成窯が設置され、一定の需要がある。ハンディクラフトや金属変換のアルバイトができるようになったため、それを目当てのミレシアンもちょくちょく訪れているという。
- イメンマハについてたずねると、誰にでも「~さん」「~君」「~ちゃん」といった敬称をつける丁寧さが見て取れるが、翻って少々他人行儀な印象を受ける。
他者との線引きを明確にする几帳面な性格が、ある意味では他人を遠ざけてる遠因になっているのかもしれない。このあたりは少年時代のエピソードにも関係しているようだ。
- チーズケーキが好物。
恋人はいないがいつか必ず結婚はしたいそうだ。
- とあるキーワードで会話すると結構熱く語ってくれる。その姿は普段のクールな態度からはとても想像できないほど。
メインストーリークエスト関連
- 病弱な母の静養のため、少年時代はティルコネイルに住んでいた。
引っ越したばかりで周りになかなかなじめず、同年代の子供達が遊んでいるのを
横目にうらやましく思っていることも少なくなかった。
- そんななか、一人の少年がヒューに手を差し伸べた。
人形術メインストーリークエストは、彼との出会いの思い出から始まる。
- ある日、ヒューに差出人不明の荷物が届く。その中身は、彼の少年時代の思い出のペンダントだった。
- ヒューは親友の消息を知るため、ミレシアンに差出人を探すよう依頼する。
- 調査が進むうち、それがティルコネイルから投函されたものと判明するが・・・。
(※加筆修正中です。当項目は表現に関しての解釈が多少異なるため、多角的な視点から記述されるべきだと思われます※)
- 「一緒に遊ぼう」と声をかけてくれた「少年」の誘いにも素直になれず、すねていたヒューだった。しかし、少々荒っぽい説得を受けて彼と一緒に遊ぶことに。
- 元々明るく、人と接することが好きなヒューは、あっという間に「少年」と打ち解けて行く。父親譲りの人形術を披露した際は「少年」の賞賛を受けてまんざらでもなかったようだ。
- 親交を深めるうち、ヒューは父親からもらった宝物のペンダントを「少年」に友情の証としてプレゼントする。たどたどしいながらも「友達だからあげたいんだ」というヒューの好意は「少年」にも伝わったようだ。
- ダンカン村長もなかなか打ち解けられないヒューを心配していたようだが、「少年」と出会ってから変わった、と述懐している。
しかし、不思議なことに「少年」が他の子供達と遊んでいるところを誰も見たことがなかったという。
- ある日、ヒューの飼っていた犬がオオカミに襲われてしまい、ティルコネイルから逃げ出してしまった。悲しむヒューに「少年」は、二人で探しに行けば大丈夫、と、ウレイドの森付近まで捜しに向かう。
- 程なくして犬は見つかったものの、二人はなんとクマの襲撃を受けてしまう、手ひどく傷つけられたヒューだったが、無事に助け出された。
しかし、「少年」は見つからず、その後ヒューはティルコネイルを離れることになり、二人はそれきりになっていた。
- 程なくして犬は見つかったものの、二人はなんとクマの襲撃を受けてしまう、手ひどく傷つけられたヒューだったが、無事に助け出された。
- 時は流れ、ティルコネイルの銀行前に、ペンダントと「イメンマハのHに届けて欲しい」という手紙だけが置かれていたという。結局、差出人はわからずじまいになってしまったのだった。
- ミレシアンはその道すがら、おなかを空かした犬や、ウレイドの森でクマに襲われるなど、ヒューの過去を追体験するような状況に陥る。
- 立ち去ろうとするミレシアンの背後から襲い掛かるクマを、どこからともなく現れた少年が盾となり、身代わりになってしまう。
- 深手を負い、倒れた少年は目の前で木の人形―マリオネットになってしまう。周囲を探すと、コケとキノコに覆われた小さなマリオネット人形が見つかる。
- ヒューの親友であった「少年」は、マリオネット人形だったのである。
それが孤独なヒューの心が生み出したものだったのか、父親の手によるものだったのか、あるいはまたそれ以外の何かによるものなのかは判然としないが、間違いなくそれは命を持ったものだった。- 余談だが、ヒューは現在も「マリオネットは人形ではなく、命や心がある」という考え方を持っている。ただのモノといっては語弊があるが、彼のそういう優しさに、マリオネットも応えたのかもしれない。
- クエストの最後に、ヒューになんと報告するかで3種類のタイトルのどれか1つだけが取得できる。悩ましい回答ではあるが、自分が正しいと思った報告をしよう。それがきっと彼のためにもなるだろう。