BOT
Last-modified: 2014-07-12 (土) 21:47:53
BOT【ぼっと】
- オンラインゲーム上でRMT業者や悪質なプレイヤーが使う、自動でキャラクターを操作するツール。
または、そのツールで動かされているキャラクターのこと。
- 主に、モンスターをひたすら殴り続ける等の単純作業を繰り返すものと、RMT業者の広告塔として同じログを延々垂れ流し続けるものの2種類が存在する。
特に後者はログが延々と流れるので、目障りなら即効ブラックリストにぶちこんでしまおう。
- 一度に入力されるコマンドが多いためサーバーに大きな負荷を与える原因になり、
ゲーム上でラグ、接続エラー落ちといった形で表れプレイの大きな障害となっている。
- サーバーに負担がかかる、景観を損なうためプレイヤーのプレイ意欲を削ぐなどが主な被害。
BOTは外部ツールに当たるため、もちろん使用は規約で禁止されている。
- 運営は何もしてないのかというとそうでもなく、一定時間以上同じところで狩りを続けるとドロップがなくなるなどの対処はしてはいる。が、BOTの方も対応してしまい効果がないのが現状のようだ。
- 最近はエルケ滝で鉱物採取をしているもの、羊をもふもふして太い糸をつくっているもの、クモの糸を集めて細い糸を作っているものなどがある。
そうしてできた生産物を業者が露店で販売していることも多い。
- 売主の名前が明らかに日本語でない・適当な英字の羅列なのですぐ見分けられる。
露店の売り上げはRMT業者の収入となるので、買う前によく売主の名前を確認し、明らかに不審な露店からは絶対に買い物をしない事。
- 24時間ずっと同じルートを動いていることから、通り道にキャンプファイアを置くなどしてイタズラするプレイヤーもいる。(ちなみにこれをやると、キャンプファイアからずいぶん離れたところで固まって停止する)
が、そうすると今度はルートに障害物があると避けたり、ch移動をするなどの機能を持ったものまで登場。
いったいどこまで行くのかBOTの進化。
- 少しでも「単純作業で儲かりそうなルート」を見つけるとすぐ沸く。
日本だけではなく韓国本国でもBOTに苦しめられているらしく、BOT対策措置のパッチがたびたび当てられている。
G15S4現在までにも「クラッグカウの反応速度向上」「シャドウアーチャーの1:1属性消滅」「高額なアルバイト報酬の低下・消滅」などの措置がとられている。
- 韓国本国では影ミッション「クラッグカウを退治」「シャドウウォーリアを退治」を受諾し続けるBOTが発生していたため。
- 本当は「国外からの通信を拒否」で防げるはずなのだが、そうすると彼らは今度は国内のプロキシを通してやってくるので、あまり意味をなしていないのが現状。
他のゲームでは海外からのアクセスをプロキシサーバーで不正に中継して逮捕されたという事例もある。
- BOTを運用している業者にとってゲームは遊びではなくれっきとした仕事なので、多少の障壁は潜り抜けようとするのも頷ける話ではあるのだが…。
- 最近では目立つところでは多少見られなくなった。
これは運営の努力かというとそうでもなく、マビノギは経済の動きが非常に活発で、しかも常にややインフレ気味に物価が動くため、ゴールドの価値が基本的に低い。そのためBOTによるドロップアイテムや単純なクエストではほとんど儲からないということもあるが、何よりもアカウントハックのほうが儲かるためである。特にマビノギではアカウントハックが横行しており、最近ログインしなくなった知人の専用アイテムが二束三文で露天に並んでいた、などは目にした人もいるだろう。
- どうやらこの手の業者はこうした不正アクセスのほうにシフトしはじめているため、ネクソンがあまりアカウントハック対策と救済に熱心でない現状からは、ユーザーのほうから相当に用心し、パスワードの複雑化、ワンタイムパスワード導入、銀行のパスワード、アイテムの徹底した密封などを行う必要がある。