アルキメシス

Last-modified: 2023-11-27 (月) 15:31:44

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(こう)禁装(きんそう)()(こう)]アルキメシス

 

プロフィール

 国秘文書の中では、『機密事跡』と称される存在。政府と協力しながら、永きに渡って、『神の設計図』を探求し続けてきた。魔術は僅かにしか使えないが、蒸気機関の弁を操ることで多様なギミックを自在に展開する。
 養女と暮らし始めたことがきっかけとなり、現在では小説家としても活躍している。

 

「『頁は限られ、余剰は燃すのだ。』」

 
  • 綴り(一例):Archimesis
  • 出身:機械の国
  • 性別:男
  • 年齢:?歳
  • 職業:小説家
  • 武器:術装機弓
  • 趣味:小説を書くこと、研究
  • 性格:れいせい
  • 一人称:私/(俺)
  • 実装日:2018年9月22日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:風
  • 武器種:弓矢
  • リーチ:

ステータス(外部リンク)

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    GIF
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  • 表情差分

    画像ファイル

  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
  • イラスト・Xへのリンク
    ユニットイラスト

    Archimesis_illust.jpg

詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ)

    メルク「今日は買い物に付き合ってもらってありがとうなのですよ~!」
    アルキメシス「お気になさらず、小さなお嬢さん。手紙を出すついででしたから。それより、お目当ての本がなくて残念でしたね。」
    メルク「みゅ~、機械の国で出版された本なのです。王国では手に入りづらいのも、仕方ないのですよ~。」
    アルキメシス「おや、そうでしたか。どのような表題でしょう? もしかすると私の記録に残っているかもしれません。」
    メルク「記録なのです?」
    アルキメシス「おっと失礼。記憶ですね。」
    メルク「みゅふふ、アルキメシスさんはたまに不思議な言い間違いをするのですよ~。」
    メルク「本のタイトルは『備忘録、あるいは研究資料』なのです! 私が探しているのはその2巻なのですよ。」
    アルキメシス「それはそれは……、ふむ、気になります。」
    メルク「みゅ! 本に興味を……、」
    アルキメシス「お嬢さん、瓶からこぼれないように気を付けてください。」
    メルク「みゅわっ!?」
    メルク「ア、アルキメシスさん!? 背中の蒸気機関から矢が飛んで……!」
    アルキメシス「行きましょうか。エスコートは私に任せて。」
    「みゅわあああっ!?」
    メルク「な、なんなのですよ!? すごい勢いで引っ張り上げられてるので……、」
    アルキメシス「壁に射った矢には鋼糸を仕込んでいるので、それで巻き上げているのです。」
    メルク「そうなので……、みゅっ!? アルキメシスさん! 下に影のようなものが集まってきてるのです! あれはなんなので……、」
    「……ォォオ。」
    メルク「みゅわああっ! な、なにか声が聞こえるのですよ! 人の声のような……!」
    アルキメシス「人ではありませんよ。」
    メルク「ひ、人ではないというと……、」
    メルク「みゅーっ! の、登ってきたのです! 壁を登ってきてるのですよぉーっ! まさかアルキメシスさんの気になることとは……、」
    アルキメシス「ええ。あなたがあの本からどのような面白さを得ているのかということです。」
    メルク「それはもちろん、主人公たちの変化なのです!」
    メルク「って、そうなのですよぉー!? この状態で気になってたことがそれなのです!?」
    アルキメシス「実に興味深いですね。詳しく話を聞かせていただいても?」
    メルク「もちろんなのですが、今はそれどころじゃないのですよーっ! このままでは影に追いつかれてしまうのです!」
    アルキメシス「それは問題ありませんから、どうぞ話してください。好奇心が旺盛なもので、気になることがあると他のことがおろそかになってしまうことがあるのです。」
    メルク「はっ! そういえないつの間にか巻き上げの速度が遅くなって……、は、話すのです、話すのですよー!」
    メルク「ええと、本の主人公は忘れる記憶を運ぶことができるのです! 研究のため、生きる理由となった記憶も捨て去った彼がひょんなことで子どもを引き取ることになるのですよ!」
    メルク「淡々とした筆致で出来事だけが描かれながらも、そこから2人の気持ちの変化が読み取れるのです! 設定もさることながら、そこも面白いのですよぉーっ!」
    アルキメシス「なるほど。」
    メルク「みゅわーっ! なぜ高度が下がるのですよー!」
    アルキメシス「おっと、失礼。お嬢さんがその物語から読み取った人物の心情はいったいどんなものなのか、気になりまして。」
    メルク「新たな好奇心をうずかせてしまったのですよ!?」
    アルキメシス「お嬢さんのおっしゃったとおり、それには、出来事しか書かれていないでしょう。」
    アルキメシス「そこからどうすれば、人物の動機を解明できるのか、気になったのです。」
    メルク「そっ、それはもちろん行動からなのです!」
    メルク「物語は主人公の目線で描かれているのです! だから、描写がやけに細かかったりすると、主人公にとって大事なことなのだとわかるのですよ!」
    メルク「他にも、合理的な主人公が非合理的なことをしていると変化が読み取れたり! 特に子どもを引き取るところがそうなのです!」
    アルキメシス「なるほど。では、主人公の心情はどのように称されるものか、お嬢さんに分類することも可能でしょうか?」
    メルク「まだ1巻しか読んでないのです! わからないのですよーっ!」
    アルキメシス「ああ……、そうでした。」
    メルク「みゅわわわ、アルキメシスさん! もうすぐそこに影が来てるのですよ!」
    アルキメシス「では、本の続きは私がお贈りします。ですから、読み終えたらどうぞお嬢さんの意見を聞かせてください。」
    メルク「わかったのです! わかったのですよ! だから、早く下を見てほしいのです!」
    アルキメシス「そうですね。そろそろ頃合いでしょう。」
    メルク「なにが……、」
    ユウ「えっ、メルク!?」
    メルク「ユウさん!?」
    アルキメシス「では、癒術をお願いします。私が彼らを足止めしますから。」
    メルク「癒術!? ということは、あの影は……、」
    スカンデ「オロロロロォ!」

     

    メルク「みゅ~っ! 最初の矢でユウさんを呼んでいたのなら早く教えてほしかったのです!」
    メルク「あの影がモンスターだということも、どうしてあんな意味深な言い方をするのですよ~っ!」
    アルキメシス「イミシン、ですか? ありのままを言っただけだったのですが……、」
    メルク「みゅー……、もういいのです。アルキメシスさんがたまにマイペースすぎるのはわかっていたことだったのです。」
    メルク「それに……、私を助けてくれたこともなのですが、ユウさんが来るまで戦わず、癒術を待っていてくれたのですよ。」
    メルク「先にお礼を言えずに申し訳ないのです。ありがとうなのですよ、アルキメシスさん!」
    アルキメシス「いえ、お礼を言われることは何も。お嬢さんを失うと困るのは、私の方でもありますから。」
    ユウ「お待たせしました!」
    アルキメシス「ああ、ご苦労様です。」
    ユウ「無事にスカンデたちを森に返してきました。町に迷い込んで不安から気が立ってたみたいです。」
    アルキメシス「何事もなくよかったです。では、これからのエスコートはおまかせしても?」
    メルク「みゅ? アルキメシスさんは一緒に宿に戻らないのです?」
    アルキメシス「ええ、先に戻っていてください。手紙を出さなければならないので。」
    ユウ「手紙ですか?」
    アルキメシス「故郷にを残しているものですから。」

     

    町の老人「暗くなってきたのう。む? なんじゃ? 奥になにかウネウネ動くものが……、」
    町の老人「ひ、ひえええっ! 影がうごめいとる、オ、オバケじゃあ~っ!」
    「おっと、失礼。少し考えごとに夢中になっておりまして……、蒸気機関の煙が影に紛れたようです。」
    町の老人「ほえ? か、影はどこにいったんじゃ? お前さんに吸い込まれていったような……、」
    アルキメシス「まさか、そのようなこと。夕方は影が濃くなるので、奥にいる私が見えなかったのでしょう。」
    町の老人「そ、そうかのう。」
    町の老人「……む? お前さんどこかで……、」
    アルキメシス「驚かせてしまって申し訳ありません。では、私はこれで。」
    町の老人「思い出した! お前さん! もしや学会で会った、フィデアスか?なんじゃ、お前さんも王国に来ておったのか!」
    アルキメシス「ご老人は?」
    町の老人「わしじゃよ! アルゼルダじゃ! ほれ、昔は一緒に研究したじゃろう? といっても、もう40年も前のことじゃが……、」
    町の老人「わからんのも無理はないか。子どもにアルゼルダの名を継がせてから、すっかり老けた。しかし、お前さんはあの頃と変わらんのう!」
    アルキメシス「……それもそのはずでしょう。ご老人がおっしゃっている方は、私の父ですから。」
    町の老人「む?」
    アルキメシス「我が家の家訓で、代々の当主はこのように顔を隠す定めなのです。」
    町の老人「な、なるほどのう……。お前さんがフィデアスの息子か。確かに若すぎると思ったわい!」
    町の老人「そうじゃ! これから父君の話でもどうじゃ? お前さんに物言いまでそっくりで……、」
    アルキメシス「ああ、申し訳ない。これから用事がありまして。」
    町の老人「そうか? それなら仕方ないが……、では、またの機会にな!」
    アルキメシス「……。」
    アルキメシス「アルゼルダ……、私の研究記録にたまに出てきますが、閉架記録に検索をかけても彼との記憶は残っていない。ふむ、不要なものとしてかつての私が捨てたようですね。」
    アルキメシス「さて、宿に戻らなければ。」
    アルキメシス「『神の設計図』……、そして『メンテナンス』以前の時代への手がかり。あのお嬢さんからは目が離せませんからね。」
    アルキメシス「だというのに……、」
    アルキメシス「『はて、なぜ私は彼女(むすめ)にあてた手紙を急いで出していたのか。』」
    アルキメシス「『不思議だ。あの娘を養女にしたのは、研究をつつがなく進めるための合理的な判断だったはずなのに。』」
    アルキメシス「『当初の目的とは関係のない、新たな行動原理が私のうちにあるようなのだ。』」
    アルキメシス「『かつての私がしてきたように、記憶を捨てればこの行動原理も消えるはず。だが、それをしないのは、なぜなのだろう?』」
    アルキメシス「ああ……、書かなければ。この面白くも面倒な不思議を解明するために。」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

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