[一意懸糸の暉]カプナート
プロフィール
由緒ある家系の一人息子。かつては自動人形(オートマトン)と呼ばれるほどに冷たく、時に苛烈な行動も辞さなかったが、ある少女と出会い、その在り方は変わっていく。
操るマリオネット・イノージェンは祖父から受け継いだものであり、その姿は彼が生涯で唯一愛した人の姿に模されている。
「上がれ、イノージェン!」
- 綴り(一例):Kapnaht
- 出身:機械の国
- 性別:男
- 年齢:16
- 職業:人形遣い
- 武器:懸糸人形
- 趣味:チュロス、模型作り
- 性格:せっかち
- 一人称:僕
- 実装日:2020年3月31日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:光
- 武器種:斬撃
- リーチ:前衛
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
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- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。メイン第二部五章読了後を強く推奨します。)
主人公「ダンスパーティ?」
カプナート「ああ。」
メルク「みゅみゅみゅ、ダンスパーティというと、あのダンスパーティなのです!? お城でお姫様と王子様が……のヤツなのですよ!?」
カプナート「お、お城……? いや、そこまで派手なものじゃない。娯楽みたいなもので……ほら、これが招待状だ。」
主人公「おぉ、招待状がおしゃれ……。」
メルク「飾っておいておきたいのですよ……。それで、そのダンスパーティがどうかしたのです?」
カプナート「いや、お前達が行ったらどうかと思って。」
メルク「みゅ!?」
カプナート「実はパートナー必須のパーティらしくてな。なら、お前達ならいいんじゃないかと思って……、」
主人公「いや、気持ちはありがたいけど、カプナートが行けばいいんじゃないか?」
カプナート「だから、パートナーが必須だって……。」
メルク「誘えばいいのですよ。」
カプナート「誰を。」
メルク、主人公「ヘキサルト。」
メルク「さんなのです。」
カプナート「ばっ……!」
カプナート「馬鹿かっ!? 何言ってるんだ!」
メルク「そんなにおかしなことを言ったつもりはないのですが……。」
主人公「俺たちが行くよりも自然だと思うぞ。」
カプナート「そ、それはそうだが……。」
主人公「誘いたくないのか?」
カプナート「そういうわけじゃ……!」
カプナート「ない、が……。」
カプナート「……。」
メルク「カプナートさん?」
カプナート「い、いいか! 笑うなよ!?」
メルク「は、はいなのです!」
カプナート「……ないんだ。」
メルク「みゅ?」
カプナート「女性の……、さ、さ……、誘い方が、わ、わからない……。」
主人公「な、なるほど……。」
カプナート「い、今まで誘いたい女性がいなかったんだ! しょうがないだろ!」
主人公「何も言ってないって!」
カプナート「そ、それはもちろん、ヘキサルトは誘いたいさ! だけど、どう誘えばいい? なんて言えば来てくれる?」
カプナート「そ、そうだ! そもそも来てくれるのか? あいつは今、議会と連携していて忙しいし、ダンスパーティに出ている時間なんて……、」
メルク「カプナートさん!」
カプナート「はっ!」
メルク「ひとまず落ち着くのですよ。さぁ、お茶でも飲むのです。」
主人公「それ俺の。」
メルク「いいのです、カプナートさん? 私もダンスパーティには詳しくないのですが……、」
メルク「男の子に誘われて、嬉しくない女の子はあんまりいないのですよー!」
カプナート「……!」
主人公「そこは言い切ってやれよ。」
メルク「誘うという行動……。つまりそれは『あなたと一緒にいたい』と言っているのに他ならないのです。」
メルク「カプナートさんなら、そんな気持ちを伝えられて、どう思うのですよ!?」
カプナート「ひとまず予定を確認してから、受けるかを考える。それから相手が求めているのが友好なのか社交なのか……、」
メルク「真面目すぎなのですよー!」
メルク「ではズバリ、ヘキサルトさんに誘われたらどうなのです! 一緒に遊びに行こうと言われたらどうなのですよー!?」
カプナート「ヘキサルトに……。」
カプナート「……。」
主人公「嬉しいのか。」
カプナート「何も言っていないだろう!」
主人公「言ったようなもんだろう……。」
カプナート「う、むむ……。」
カプナート「……嬉しいさ、もちろん。」
メルク「その嬉しい気持ちを、ヘキサルトさんにもおすそ分けするのですよ。」
カプナート「えっ?」
メルク「そう思えば、誘うのも少し楽しくなったりしないのです?」
カプナート「この気持ちを、おすそ分け……。」
カプナート「……。」
カプナート「感謝する、メルク。」
メルク「それじゃあ……!」
カプナート「ああ。」
カプナート「誘ってみるよ、ヘキサルトを。」<機械の国・舞踏会広間にて>
♪回旋の街路
カプナート(やめておけばよかった)
カプナート(待ってる間、吐きそうだ。ここにいる男性はこの吐き気をどう対処してるんだ? どうしてそんなに涼しい顔をしてられるんだ?)
カプナート(待て、落ち着け。冷静さを失っているぞ、僕)
カプナート(手紙は送った。承諾の返事が来た。今日までキャンセルの返事はきていない。だから来る! あいつは必ず来てくれる!)
カプナート(……でも、その後はどうすればいい?)
カプナート(僕はちゃんと、あいつを楽しませてやれるのか? そもそも今回は、完全に僕の都合だ)
カプナート(これはあいつの負担になるんじゃないか? それじゃあ、誓いを早々に破ることになるんじゃ……!)
カプナート「あぁクソッ! 頭が沸騰しそうだ!」
「カプナート!」
カプナート「……! ヘキ……、」
ヘキサルト「とぉーう!」
カプナート「うごっ!」
ヘキサルト「えへへ、お待たせ~。」
カプナート「お、お前、いきなり飛びついてくるな!」
ヘキサルト「あっはっはっは、ごめんごめん! 顔を見たら嬉しくなっちゃってさー。」
カプナート「あ……。」
ヘキサルト「ん?」
ヘキサルト「ああ、この格好のこと? いやぁ、ダンスパーティなら正装したほうがいいって、ハグルマが進めてきてさー。」
ヘキサルト「最近ハグルマってば、な~んかお母さんみたいなんだよね。いたら、こんな感じだったのかなって。」
ヘキサルト「それよりどうだい? 似合うかい、旦那? 正直に言ってごらんよ~。」
カプナート「……。」
ヘキサルト「むむ? 私がかわいすぎて言葉も出ないのかな? ふぅむ、美しさは罪よのぉ。」
ヘキサルト「な~んてね! えへへへ! ごめん、ちょっとテンション高すぎだな私!?」
カプナート「……似合ってる。」
ヘキサルト「へ?」
カプナート「綺麗だ、ヘキサルト。」
ヘキサルト「あ……う。」
カプナート「……。」
カプナート「な、なんてな。」
ヘキサルト「えっ!?」
ヘキサルト「そ、そりゃないよ! というか、顔赤くしてたら説得力ないからね!」
カプナート「だ、誰が顔を赤くなんかしてるか!」
ヘキサルト「この人だよ、この人! このほっぺの色は何色ですか~!」
ヘキサルト「うっわ柔らか!? モチモチじゃん!」
カプナート「モヒモヒふふは……!」
メアリローサ「はいはい、喧嘩しないでくださいな。」
カプナート「へはひほーははは!?」
メアリローサ「なーんにもあってないですわよ? 言いたいことはわかりますけど。」
メアリローサ「ヘキサルトさんとハグルマさんは、一応まだ設計議会の監視対象ですから。こうやって、私も同行させてもらっていますの。」
メアリローサ「お邪魔虫でごめんなさいね、ふふふ。」
カプナート「へ、変なことを言わないでください!」
メアリローサ「あら、ごめんあそばせ。」
メアリローサ「それよりほら、行かなくてよろしいのかしら?音楽はもう始まっていましてよ?」
カプナート「あっ! くっ、こんなはずじゃ……。」
カプナート「えぇい! いくぞ、ヘキサルト!」
「あっ、ちょっと! やるならちゃんとエスコートしてよ!」
「や、やってるだろ!」
「手首じゃん! 連行する時のアレじゃん! 警吏時代の癖が抜けてないじゃーん! ……もう、ふふ!」
メアリローサ「ふふふ。あれが、あの二人らしさ……でしょうかね。」
ピラオロス「ぽぉおおお……。」ヘキサルト「ほっ、はっ! ととっ!?」
カプナート「あぶっ!? おい、少しは落ち着いて踊ったらどうなんだ!」
ヘキサルト「ごご、ごめん! ダンスなんて初めてで……! あはは! む、難しいな、これ!」
ヘキサルト「ふわぁあ!?」
カプナート「おまっ……! うわぁ!?」
ヘキサルト「……本当にごめん。」
カプナート「……とりあえずどいてくれ。」
ヘキサルト「はぁ……、面目ない。せっかく誘ってもらったのに、こんなでさ……。」
カプナート「こんな、はいつものことだろう。」
ヘキサルト「お手厳しい……。」
カプナート「……僕も、それを承知で誘ったんだ。」
ヘキサルト「えっ?」
カプナート「ほら立て、音楽は続いているぞ。」
ヘキサルト「あっ、ちょちょっ!」
ヘキサルト「ひゃわ!い、いいの? な、なんか注目されちゃってるけど!」
カプナート「知らん。」
ヘキサルト「し、知らんって……。」
カプナート「僕は、お前が素直に笑えているならそれでいい。」
ヘキサルト「え……。」
カプナート「……楽しいか、ヘキサルト。」
ヘキサルト「……。」
ヘキサルト「うん、楽しい。」
カプナート「そうか。」
カプナート「な、なぁ、ヘキサルト!」
ヘキサルト「んん! な、なんだぁ!」
カプナート「また誘うからな!」
ヘキサルト「へ……?」
カプナート「僕もな! 今、すごく楽しい!」
カプナート「お前といられることが嬉しい! お前も大事だが、僕はこの気持ちも蔑ろにしたくはない!」
カプナート「だから……また誘う!」
カプナート「でも、嫌なら断ってくれ! お前は僕に対して、そういうのも遠慮なしでいい!」
カプナート「僕は自分も楽しくありたい! そしてお前にも……心から同じ気持ちでいてほしいから。」
ヘキサルト「カプナート……。」
ヘキサルト「……すっごい見られてる。」
カプナート「し、知らん!」
ヘキサルト「だから顔真っ赤じゃ説得力ないって!」
ヘキサルト「……まぁ、でもっ!」
カプナート「うおっ!? だだ、だから急に飛びつくなって言ってるだろ!」
ヘキサルト「君が受け止めてくれるんだもん! それなら私は時計台からだって飛び降りてみせるさ!」
カプナート「……!」
ヘキサルト「えへへ~、それじゃあカプナート……、良ければ……ううん、絶対に。」
ヘキサルト「次も……、よろしくね!」
カプナート「……ああ!」 - 人間関係
- 登場ストーリー
- メインストーリー第二部「機械の国篇」
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等
紹介
国属警吏の青年。任務遂行しか頭になく笑わず他者に対して厳しいことから自動人形(オートマトン)というあだ名警吏達から呼ばれていた。かつての出会いによりヘキサルトとその振る舞いをひどく嫌っている。
設計議会から切り裂き魔追跡チームのリーダーに任命されるも馴れ合いは不要で信頼していないと言い、また少々偏った物事の捉え方から他者との雰囲気はギスギスしていたが様々な経験から徐々にその考えを改めていくことに。
完璧に操った時に微笑むという操り人形「イノージェン」を繰るが、祖父のように笑わせられないことや、自らの腕前に不甲斐なさを感じている。
ヘキサルトと共に行動する中で、明るい性格に惹かれ、ヘキサルトに恋心を抱くようになる。警吏としての仕事を最優先としてきたカプナートは、初めて誰かの為に警吏の仕事を捨てても構わないと思えるようになった。
衣装Ver.
[閑爽暉の片翼]カプナート
プロフィール
突然カプナートに与えられたのは、穏やかで爽やかな異国での休暇。戸惑いながらも、彼の表情は喜びを隠しきることができない。共に過ごす相手はヘキサルトなのだから。
常夏の日光に照らされながら、短くも大切な二人の時間は幕を上げる。その間に入ることは何者にも許されないだろう。
「まだかな、あいつ……」
- 出身:機械の国
- 性別:男
- 年齢:16歳
- 職業:人形遣い
- 武器:懸糸人形
- 趣味:チュロス、模型作り
- 性格:せっかち
- 実装日:2021年7月1日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:光
- 武器種:斬撃
- リーチ:前衛
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
&ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]);
- SD
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
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