ナマールィ

Last-modified: 2023-12-01 (金) 09:41:43

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湊国(そうこく)恍擁王(こうようおう)]ナマールィ

 

プロフィール

 生まれつき水の属性に高い適性を持つだけにとどまらず、とあるモンスターからの加護を歴代の誰よりも強く受けた名君。その強さは激流に例えられるほど。それほどの力を持ちながら侵略行為はただの一度も行わず、外敵を払うためだけに力を振るったという。
 この男は生涯を通して、守護者だったのだ。

 

「失せよ、余の逆鱗に触れる前に」

 
  • 綴り(一例):Namali
  • 出身:砂漠の国
    • 現在地:常夏の国
  • 性別:男
  • 年齢:46歳
  • 職業:守護者
  • 武器:双魚澪法
  • 趣味:家族との団欒、ヨット
  • 性格:ゆうかん
  • 一人称:余/俺
  • 実装日:2021年6月30日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:水
  • 武器種:打撃
  • リーチ:中衛

ステータス(外部リンク)

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    撤退時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
  • イラスト・Xへのリンク
    ユニットイラスト

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詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み。メインストーリー第二部砂漠の国前後編読了後を強く推奨します)

    紹介所のお姉さん「あわわわ……。」
    紹介所のお姉さん「ど、どうしましょう、止めた方がいいのかしら……。」
    ユウ「どうしたんですか、こんなも物陰で。」
    紹介所のお姉さん「んぎゃあ!」
    ユウ「のわぁ!?」
    紹介所のお姉さん「はっ、ユウくん!」
    紹介所のお姉さん「ちょうどよかった! あなたも見て! そして意見を……、いえ、そこまでは求めないわ!」
    紹介所のお姉さん「とにかく共有して! この気持ちを!」
    ユウ「ええ……なんですか急に?」
    「いいから早く! こっち!」
    「な、なんですか。なんですか。いったい何が……、」
    町の女の子「はい、あなた。ごはんですよ~。」
    町の男の子「やぁやぁ、これはおいしそうだ。」
    ユウ「……ただのおままごとに見えますけど。」
    紹介所のお姉さん「ええ、あの子たちだけならね。問題なのは……、」
    町の女の子「赤ちゃんにもごはんをあげましょうね~。おなか空きまちたか~?」
    ナマールィ「ばぶぅ。」
    ユウ「……!」
    ユウ「……!」
    ユウ「……!」
    紹介所のお姉さん「ね!」
    ユウ「よりによって、なんでナマールィ様が赤ちゃん役なんですか!」
    紹介所のお姉さん「子供の無邪気さが生んだ悲劇よ! あの子たち、ナマールィ様の正体知らないから!」
    ユウ「にしてもあの人を見て、赤ん坊役には配置しないでしょ!」
    ナマールィ「子供の発想力とは水の如く自由なもの。大人の枠組みでは捉えられまい。」
    町の女の子「よしよし~。おねむり~。」
    ユウ「脳が混乱するんで、寝かしつけられながら含蓄に富んだ台詞を言うのは、やめてもらってもいいですか……。」
    ユウ「というか、はっ! す、すみません! のぞき見ちゃって!」
    紹介所のお姉さん「わ、忘れます! なんとかして!」
    ナマールィ「構わぬ。今の余に、何一つとして恥じるべき点などなし。」
    町の男の子「はい、よだれかけをつけようねー。」
    ナマールィ「大義である。」
    ユウ、紹介所のお姉さん「……。」
    ナマールィ「……。」
    ナマールィ「心ゆくまで目に焼き付けるがよい!」
    紹介所のお姉さん「勘弁してください!」
    町の女の子「もー、邪魔しないでよ! せっかくいいところだったのに!」
    紹介所のお姉さん「あっ! ご、ごめんなさいね? あまりにも気になってつい……。」
    ユウ「ご、ごめん。」
    町の男の子「しょうがないな~。じゃあ一緒におままごとやってくれたら、許してあげる!」
    ユウ「わ、わかった。」
    紹介所のお姉さん「仕事があるから、ちょっとだけね?」
    町の女の子「やったぁ!」
    ナマールィ「ふ、随分と大家族になったな。」
    町の女の子「じゃあ、せっかくだし配役も変えちゃいましょ! お母さん役は紹介所のお姉さんでー……。」
    町の女の子「おじちゃんはお父さん役ね!」
    ナマールィ「……。」
    ナマールィ「そうか。余が父親役か。」
    町の女の子「あれ、嫌だった?」
    ナマールィ「いや、そうではない。ただ……。」
    ナマールィ「余に務まるかと、少し不安を覚えただけのこと。」

     

    <水の都>
    ♪清澄なる時
    ナマールィ「ぬぅ……ん。」
    ナマールィ「こうか。」
    ルヴィ「陛下……。それでは大事なところが隠せていませんよ。」
    ナマールィ「むぅ、そうか。難しいものだな、おしめ替えというものは。」
    ナマールィ「では、もう一度だ。」
    ルヴィ「そのぉ、おしめ替えは私や乳母がやりますよ? このような些事で陛下のお手を煩わせるわけには……。」
    ナマールィ「些事なものか。生まれてくるのは俺の子供でもあるのだ。」
    ナマールィ「できたぞ、こうだな。」
    ルヴィ「違いますね。」
    ナマールィ「むぅ。」
    月魚「おぉぉぉ……。」
    ナマールィ「なんだ、わざわざ出てきて。俺を馬鹿にしにきたのか?」
    ナマールィ「ふん、ならば精々笑っているがいい。お前もいずれ父となる身。そうなれば俺の苦労も……、」
    ナマールィ「……お前達におしめなどないか。」
    月魚「おぉおおおお!」
    ルヴィ「ふふふ。」
    ナマールィ「お前まで笑う必要はなかろう……。」
    ルヴィ「ふふふ、ふぅ……失礼しました。すねないでくださいな。」
    ルヴィ「できなくてもよいではありませんか。おしめ替えや、離乳食を作ることだけが、父親の役割ではないのですから。」
    ルヴィ「貴方には、貴方にしかできない父親がある。この子にはそれを見せてあげればいいのです。」
    ナマールィ「俺だけができる父親……。」
    ルヴィ「それがどんな形かはまだわかりません。この子がどのような性格に育ち、どのような夢を抱くかで変わってくるでしょう。」
    ルヴィ「しかし、その形はきっと存在し、貴方はそれになることができる。それだけは確かです。」
    ルヴィ「だから、ご安心くださいませ?」
    ナマールィ「……お前には教えられてばかりだ。」
    ルヴィ「いただいた幸せを考えれば、当然のことでございますよ。」
    月魚「うぅぅぅぅ……。」
    ナマールィ「えぇい、茶化すな。お前とて子を抱える妻がある身、とっとと帰って様子を見てやらんか。」
    ルヴィ「うふふふふふ……。」
    ナマールィ「お前はまた。」
    ルヴィ「ふふふ、お許しくださいませ。楽しみになってしまって。」
    ナマールィ「楽しみ?」
    ルヴィ「すでにこれほど潤いある私の人生に、更に新しい幸せが加わるのですよ? しかも、もう遠くない未来に!」
    ルヴィ「ああ、その時は幸せが洪水となり、私は溺れてしまうのではないかしら? 楽しみです、とっても。」
    ルヴィ「とっても楽しみなんですよ? ムディア。」
    月魚、ナマールィ「……。」
    月魚「……うぅぅぅ。」
    ナマールィ「ああ、俺もお前に誓おう。同じく父になるものとして。」
    ナマールィ「必ず、良き父となると。」

     

    「結局……。俺が良い父となれたかはわからずじまいだ。」
    「いや、ままごとの父親役でさえ、『王様みたい』とダメ出しをくらってしまったのだ。あまり期待はできんかもしれんな。」

     

    <夜・川辺にて>
    ダウゥツル「……とぅー。」
    ナマールィ「フッフッフ、そうだな。結局のところはままごと。実際にそうと断じるのは早計か。」
    ナマールィ「だが、確かめるすべがないもの事実よ。」
    ダウゥツル「……。」
    ナマールィ「よいのだ。肝心なのは俺が良き父親になることではない。我が娘の幸せよ。」
    ナマールィヴェルテュから、娘はあの一夜を生き延びたと聞いた。その後も健やかに育ち、子を産んだとも。俺はそれを何よりも嬉しく思う。」
    ダウゥツル「……とぅー。」
    ナマールィ「……お前、父親のようなことを言うようになったなぁ。あれもお節介焼きだった。」
    ナマールィ「わかった、わかった。認めよう。その成長を見守れなかったのは至極無念だ。無念に決まっているであろう、言わせるな。」
    ナマールィ「永久に守っていてやりたかったに、決まっている……。」
    ダウゥツル「……。」
    ナマールィ「だが、な。俺の妻は美しく陽気で気立てがよく、聡明だ。あいつの言葉は今なお、俺を救う。」
    ダウゥツル「とぅー……?」
    ナマールィ「つまり、今の俺にしかできない父親があるということだ。」

     

    「見よ、ダウゥツル。俺の時代より遥かに広がったこの世界のどこかに、我が娘の子孫は今も命を輝かせている。」
    「ならばこの世界を守ることは、その血を守り、ひいては娘を守ることに繋がろう。俺はそう考えることとした。」
    「故に余は、その思いも込めてこの世界を守ろう。かつての王として、そして一人の父親として。」

     

    ナマールィ「そして、お前の父親と約束を交わした友としても。」
    ダウゥツル「……。」
    ナマールィ「果たそうぞ。我らが家族の尊厳と想いを守るために。」
    ナマールィ「それこそが、我らの役割である。」
    ダウゥツル「……とぅぅううー。」

  • 人間関係
    • ルヴィ:妻
  • 登場ストーリー
    • メインストーリー第二部「砂漠の国編」
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    • 水属性の適性が非常に高いため、水属性の魔法を使うことができる。また、ルタリスクに匹敵する速度で水属性の高艶魔法石「第2のサハイア」を作ることができる。
    • 現代に復活するまで千年間あったため、「ヒーロー」「ヴィラン」などの新しい言葉が通じない。

紹介

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