[慧冴の結恩]ネクティス
プロフィール
辺境調査隊第1番隊の副隊長を務める男性。名家の生まれだが、鼻にかける事もなく穏やかに接する為、女性ファンも多い。そのせいでバルトロメイに敵視されている。
癒されていないモンスターの群れから助けてくれた総隊長のガングニールに報いるため、副隊長の座に就いた。
「ただ、恩を返したいだけですから」
- フルネーム:-
- 綴り(一例):Nectis
- 出身:雪の国
- 現在地:
- 性別:男
- 年齢:26歳
- 職業:1番隊副隊長
- 武器:四管楽器
- 趣味:芸術鑑賞、演奏
- 性格:まじめ
- 一人称:俺
- 実装日:2021年11月22日
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
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- SD
- 表情差分
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- プロフィール等
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ)
<雪山>
ネクティス(ふぅ……思ったより遅くなりました。久しく会っていなかったというのに……ふふ、彼と会えばつい楽しくて時間を忘れてしまう)
ネクティス(やはり友人とはいいものですね。大事にしなければ……)
♪氷哮
ヘッグホッグ「カルルルッ!」
ネクティス(モンスター……!なんとかやり過ごせればいいのですが……)
ヘッグホッグ「……!」
ヘッグホッグ「カルルッ!」
ネクティス「そうはいかないみたいですね!」
ヘッグホッグ「カルルルッ!」
ネクティス「ダメだ、塞がれた!」
ネクティス(明らかな敵意……。癒されていないモンスターのようですね。このままだと……)
ネクティス「やられるっ!」
「はあっ!」
ネクティス「……え?」
ヘッグホッグ「カルルッ!?」
ガングニール「他愛のない。」
ガングニール「……立てるか?」
ネクティス「え、あ……、」
ネクティス「は、はい。」
ガングニール「なら、すぐにこの場を去れ。後は私が引き受ける。」
ネクティス「で、でも、あなた一人じゃ……、」
ガングニール「私の身を案じるのは、我が槍を見てからにするがいい。」
「カルッ!?」
ネクティス「吹き飛ばした!?」
ガングニール「わかっただろう。我が槍の前に敵はなし。貴様は気にせずいけ、巻き込まれたくなければな。」
<雪の国・町>
♪
隊員「あー……、そりゃあ、辺境調査隊の総隊長だ。」
ネクティス「総隊長?」
隊員「そうそう。名前はガングニールさんっていうんだ。圧倒的な力をもって、敵を刺す。」
隊員「オレなんかじゃ100人束になっても勝てねえ。最強の総隊長様だよ。」
ネクティス「そうですか。そんなにすごい方だったんですね……。」
隊員「ああ……って、どうした色男。初対面の人に興味をもつなんて珍しいじゃないか。もしかして、総隊長の強さに惚れちまったのか?」
ネクティス「ははっ、まさか。ただ……、」
ネクティス「恩に報いたいだけです。」
<紹介所にて>
メルク「それで、ガングニールさんに恩返しをするために、辺境調査隊に入ったのですね。」
ネクティス「ええ。受けた恩を返さないというのはどうにも納得がいかなかったもので。」
ネクティス「俺は残念ながら、運動がからっきしで山道を少し歩けば息も絶え絶え……、体力にも自信がなかったのですが……、」
ネクティス「辺境調査隊にはのうき……いえ、肉体派の隊だけでなく、事務処理を行う別の部署もありましたから。俺でも入ることができたんですよ。」
ユウ(今、脳筋って言おうとしなかったか?)
メルク(しーっなのですよ、ユウさん!)
ネクティス「……それからしばらくは廊下ですれ違うこともなく総隊長に会えずにいたのですが、ある日、ついに総隊長と話す機会を得ました。」
「しかし、あの日のお礼を口にした俺にあの方は……、『礼を言われるまでのこともない』とだけ言って立ち去られたのです。」
「俺にとっては特別な出来事でしたが、総隊長にとってはありふれた日常だったのでしょう。」
「総隊長はこれまでも多くの戦闘を経験し、その中で隊員を含む多くの人を救ってきましたから。」
「……と、頭ではわかっていたのですが、どうにも気になってしまって……、以来、総隊長を目で追うようになったんです。」
メルク「みゅっ!それはラブ……、」
ネクティス「じゃないですね。」
メルク「残念なのですよ。」
ユウ「あからさまに落ち込むな。」
ネクティス「まあ、とにかく……、俺は総隊長を視線で追うようになり……、」
ネクティス「そこで、いかに総隊長が努力家で優れていて……、それでいて、1人で立って歩ける人であることを知りました。」
ネクティス「周りが総隊長に敬意を表して、誰もあの人の支えになろうともしないことも。」
メルク「みゅ?」
ネクティス「……誰だって、誰かに寄りかかりたいときがあると思うんです。例え本人にその気がなくても。」
ネクティス「おこがましくも俺は、総隊長が弱音を吐き、背を預けられるような男になりたいと思うようになりました。」
ネクティス「恩返しもまだ何も出来ていませんでしたしね。ですから……、偶然にも空いた副隊長の座に座りたいと志願したんです。」
ネクティス「そうすれば、総隊長の近くで働けますからね。試験をクリアするために、必死で頑張りましたよ。」
ネクティス「入隊して鍛え始めたとはいえ、俺は運動が得意ではないので、その他で実力を見せなくてはなりませんでしたから。」
ユウ「それで本当に副隊長になるところが、ネクティスさんの凄いところだよな……。」
メルク「なのですよ。」
ネクティス「まあ、試験で、あなたには支えになる人が必要で、その役目に選んでほしいといったのはやりすぎだった気もしますが。」
ネクティス「ふふ、もう何年も昔のことなのに、昨日のことのように思い出せますね。」
メルク「ね、熱烈な告白を聞いている気分なのです。」
ネクティス「その答えは『私には必要ない』でしたけどね。以来、総隊長とはその話はしていませんし、総隊長は俺が諦めたと思っていそうですけど……、」
ネクティス「俺の気持ちは変わっていませんよ。」
ユウ「あの……、」
ネクティス「なんでしょう?」
ユウ「ちょっと気になったんですけど……、そこまでしてなった副隊長の仕事を休んでも平気なんですか?」
ネクティス「ああ、疑問はもっともですね。俺自身、休むつもりはなかったのですが……、」
ネクティス「頼むから休んでほしいと医療部隊の隊員に泣きつかれてしまいまして……。」
ネクティス「まあ、これまでずっと休むように言われていたのに、仕事を優先していた俺が悪いんですが。」
ユウ「ネクティスさんの普段の仕事って、一体どんな事してるんですか?聞く限りすごく忙しそうなイメージが……。」
ネクティス「うーん、そうですね。まず早朝より、総隊長の手に渡る前に書類を回収し、総隊長にしか行えない業務を全て完了させます。」
ネクティス「総隊長はご自身で何でもしようとしますので、副隊長としてはそれより先に動く必要があるんです。」
ネクティス「その後は、新人の訓練ですね。主に座学や非常時の対策などを教えます。他にも隊の揉め事解決も担当しますよ。」
ユウ「予想通り盛り沢山……!」
ネクティス「ああ、そうだ。俺の家はそれなりの名家なので……、人脈を使って辺境調査隊の布教活動も行っています。」
ネクティス「終わる頃には日を跨いでますね。それがかれこれ何十日……、」
ユウ「それは、隊員でなくても止めますって!」
ネクティス「そう……ですよね。頭ではわかっているんですが、つい……。」
ユウ(真面目過ぎるが故の社畜体質だ、この人……!)
ネクティス「……さすがに隊員の頼みを無碍にはできなかったので、それならばと、休暇を活かして他国を旅して……、」
ネクティス「辺境調査隊の支援をしてくださる方を探していたのですが……。」
ネクティス「そこで偶然、モンスターを癒しているあなたと出会ったのです、ユウさん。」
ユウ「そうだったんですね。というか、休むつもりないんですね。」
ネクティス「おや、休んでいますよ。特に時間に縛られて動いているわけでもありませんしね。」
ネクティス「まあ、後はご存じの通り、俺からお願いして旅仲間に加えていただいたというわけです。」
ネクティス「……正直に言うと、モンスターを癒した後、すっ転んだあなたを見て、親近感を持ったのが1番のきっかけですが。」
ユウ「知りたくなかった事実!」
ネクティス「癒術士の力は隊長たちも買っています。その力を使うあなた自身に興味がわいてしまって、ついお願いしてしまいました。」
ネクティス「それに、あなた方が旅先で出会う人の中に、辺境調査隊を支援してくださる方がいるかも……、と思いまして。」
ユウ「た、確かに……。そういう人は見つかりそうですね。」
ユウ「俺たちも、できることがあればお手伝いさせてください。」
ユウ「それに、きっかけはともかく、旅仲間が増えるのは嬉しいです。」
メルク「これからよろしくなのですよ、ネクティスさん。」
ネクティス「はい、こちらこそ。」
ネクティス(そしてこの旅を活かして、あなたのお役に立てるよう頑張りますね、総隊長)
- 人間関係
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等