パンタリエ

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:18

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変転する旧礫(へんてんするきゅうれき)]パンタリエ

 

プロフィール

 軽妙で親しみやすい薬師。実はその雰囲気は村の最年長である自分に、村人が気軽に頼れるよう意識して作っているもの。
 昔は血気盛んな弓の名手として、アルトナに弓を教えていた。今はあれから新しい価値観を教わる立場になり、時の流れを感じつつも、その中に身を置く楽しみを見出している。

 

「ただの、石が好きなだけのジジイだよ」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Pantarhie
  • 出身:恐竜の国
    • 現在地:
  • 性別:男
  • 年齢:36歳
  • 職業:薬師
  • 武器:連弓
  • 趣味:石集め
  • 性格:やんちゃ
  • 一人称:私
  • 実装日:2021年9月30日
     

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク

詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。恐竜4th読了後を強く推奨します)

<川辺>
メルク「パンタリエさーん!」
ユウ「探してた薬草、こっちに生えてますよ!」
パンタリエ「ありがとう、ユウ君、メルクちゃん!今、行くよ。」
パンタリエ(ウーン、王国の川は、やっぱりウチの村の川とは、ずいぶん様子が違うナア)
パンタリエ「……でも良い石が転がってるってトコロは、一緒だ。」
「うわっ!?」
パンタリエ「ユウ君?どうかしたか!」
ユウ「モンスターが飛び出してきて……!」
「キュイイーッ!」
メルク「癒されていないモンスターなのです!」
ユウ「パンタリエさんの方に……!」
ユウ「パンタリエさん、気をつけてくだ……、」
パンタリエ「その動き、悪くない!かかってきナア!」
ユウ、メルク「ええっ!?」

 

<紹介所にて>
パンタリエ「イヤー、さっきは気が緩んで……、年甲斐もないところを見せて、悪かったねえ。」
ユウ「パンタリエさん、意外と好戦的なところもあるんですね。」
メルク「村ではそういう姿を見なかったので、ちょっと意外だったのですが……、」
メルク「おかげさまでモンスターを癒せたのです、助かったのですよ。」
ユウ「あの、怪我は大丈夫ですか?」
パンタリエ「ウン?ケガって何のことかな?」
ユウ「え……、今も腕に薬を塗ってるじゃないですか。だからてっきり……。」
パンタリエ「ああ、コレ?コレはただの保湿薬……に、少し筋肉痛を和らげる薬を混ぜたものだよ。」
メルク「筋肉痛になっているのですよ?」
パンタリエ「イヤ、筋肉痛はすぐには来ないから予防というか、はしゃいだ代償を払うことへの抵抗というか、そういや古傷がとか……。」
パンタリエ「アハハ。とにかくマア、ジジイの体に必要な手入れをしてるだけってコトだよ。ケガの手当じゃないから安心してくれ。」
ユウ「なら、良かったです。」
パンタリエ「そうだ、この後は薬を作るための道具を、街に見に行きたいんだけど……。また案内を頼んでもいいかな?」
メルク「午後も特に予定はないのです、ぜひ案内させてもらうのですよ!」
パンタリエ「悪いねえ、私の用事にばかり付き合わせて。」
ユウ「いえ、こっちとしても助けになりたいので。だって例のことを考えれば……。」
パンタリエ「例の事¥こと?」
メルク「今後、毎年やることになるという、アルトナさんとクロエさん、ペリファニルスたちの……、」
ユウ「タイマンのことです。」
パンタリエ「タイマンのことかあ。」
ユウ「にこやかに頷かれるとは思ってませんでした……。」
メルク「お、大ごとではないのです……?」
パンタリエ「イヤ、もちろん大ゴトととらえているよ。王国まで来て、新しい治療や技術を仕入れさせてもらってるのも、タイマンのためだし。」
パンタリエ「ヒトの手当も、ペリファニルスたちの手当もどちらも毎年、万全にできると保証してやらないとねえ。そうでないと、安心してタイマンできないだろう?」
ユウ「安心できるタイマンとはいったい?」
ユウ「そもそも、パンタリエさんや村の皆さんは、タイマンそのものには反対しないんですね。」
ユウ「たしかに、癒されていない恐竜と戦うのと、癒された恐竜と話し合いのつもりで力比べをするのとは、違うかもしれませんけど……。」
メルク「正直、とても心配なのですよ。」
パンタリエ「ありがとう、私たちを思いやってくれて。でも大丈夫、アルトナは強いからね。そしてそのアルトナが認めたクロエちゃんも。」
メルク「皆さん、お二人の……、特にアルトナさんの強さを信じているのですね。」
パンタリエ「フム、ちょっと言葉が足りなかったね。アイツの強さっていうのは、もちろん強靭だってこともあるんだけど……、」
パンタリエ「考え方が強いんだよねえ、アイツは。」
ユウ「考え方、ですか?」
パンタリエ「ウン、価値観といっても良いかな。アイツは、誰にでも色んな種類の強さがあると信じる、そういう価値観を持ってるヤツなんだ。」
パンタリエ「それが、強い。」
ユウ「なるほど、そういう強さですか……。」
パンタリエ「アイツと真っ向からやりあってれば、その内ペリファニルスたちだって、力だけが強さではないとわかってくれると思うよ。」
ユウ「もっと分かり合えそうなんだったら、俺たちも嬉しいです。」
パンタリエ「マア、上手くいくサ。アイツは、村の価値観をまるごと変えた実績もあるからねえ。」
メルク「そうなのです?」
パンタリエ「ああ。ウチの村も昔は、肉体の強さだけを基準に、ヒトの強さを決める価値観を持ってたんだよ。」
パンタリエ「アイツがヨチヨチ歩きだった頃までは、そういう価値観だったんだけど……。」
パンタリエ「アイツが成長すると共に、アイツの話に耳を傾け、その価値観に従って動いてみれば、村はどんどん栄えてね。」
パンタリエ「だから誰もが、もう肉体の強さだけが強さだとは思わなくなった……って、ワケ。」
メルク「そんなことがあったのですね。では、ペリファニルスたちもアルトナさんと交流する内に……、」
ユウ「力をぶつけあう形でのタイマンはしなくなるかもしれないですね。」
メルク「みゅふふ、もっと平和な……、キレイな花を見つける、とかで勝負をするようになってほしいのです。」
ユウ「いきなり平和になりすぎじゃないか?」
パンタリエ「アハハ、それはそれでおもしろそうだ。キレイな石を見つける対決とかになれば、私もやり合えそうだしねえ。」
パンタリエ(マアでも、石で勝負するとしたって……。最も後ろを守るのがオレの役目なんだ、最前線に立つのはやっぱりアイツや若い子たちだな)
パンタリエ(戦い終わって後ろを振り返ったアイツらに、年下から年上まで、健やかにそろってる景色を見せてやる……)
パンタリエ(そういう補い方ができるのが、今のオレの強さだからナア。……年下の師の言葉を借りるんなら)

 

<恐竜の国・川辺>
♪澄水にあらわれ
「じゃあオレ、先に宴に行ってるからなーっ!」
「ああ、こちらもすぐ向かうよ。」
パンタリエ「……外さなかったか。」
「パンタリエ。」
アルトナ「約束は果たせた。」
パンタリエ「ソイツは良かった。」
パンタリエ「マア、外すとも思ってなかったしナア。チビの頃のオマエの、下手な弓じゃあるまいし。」
アルトナ「弓もそうだが、あなたには教えられてばかりだな。」
パンタリエ「アハハ、弓はともかく……。オレが教えたことなんて誤った行いや、敗れた思想だけだろう。」
アルトナ「パンタリエ。」
パンタリエ「ちょっとは悪ぶらせてくれよ。」
アルトナ「悪ぶるよりは偉ぶってほしいよ。俺たちが無事に育つことができたのは、あなたたちが懸命に守ってくれたからなのだから。」
アルトナ「特にあなたが、常に先頭で戦ってくれていたからだろう?」
パンタリエ「たしかに一番前で戦いはしてたけどサ、守ってやれたものは少ないからナア。何度か、そういう昔話もしただろう?」
パンタリエ「村の仕組み作りに失敗したコトとか、自分のケガの手当てを何度もしてくれた仲間さえ守ってやれなかったコトとか……。」
パンタリエ「ウン、そういう昔を踏まえると、オマエにデカい顔なんて、したくないんだよね。」
アルトナ「それでもあなたの背中を見ていたからこそ、今の俺があるのは事実だ。あなたは俺の強き師だよ、パンタリエ。」
パンタリエ「フム……。そうか。前の時代を代表して、その言葉、ありがたく受け取っておくよ。」
パンタリエ「そしてオレ個人としては、オマエに礼を返しておこう。」
パンタリエ「力の全盛を過ぎたこの身でも、仲間から譲り受けた知識を力とし、薬師として誰かを助けることができる……、」
パンタリエ「オレがそう気づけたのは、オマエがきっかけだった。ありがとうナア、新しい時代を作ってくれて。」
アルトナ「そう思ってくれているなら……。礼はいらないから、ただこれからも共に、俺たちと同じ時代を生きてくれ。」
パンタリエ「アハハ。オマエ、また強くなったか。約束が果たせたってのも納得だ。」
パンタリエ「……ああ、この石、いいな。ヨッコイショっと。」
パンタリエ「ホレ、見てみろよ。この減り具合、おもしろくない?」
アルトナ「ふむ。自然らしい強さは感じるな。でも俺には、おもしろいという感覚はわからない。」
パンタリエ「オマエもいつか、はっきりわかるようになる。」
パンタリエ「川の石は良いぞ。流れの中に身を置いて、丸く削れていきながら……、」
パンタリエ「それでもなお、石が石であることは変わらない。ソイツがおもしろいんだよ。」
アルトナ「そうなのかもしれないな。俺ももっと年を取れば、あなたと語り合えるだろうか?」
パンタリエ「こういう与太話はその時の若いヤツに語ってやれ。オレとオマエが今、話しているようにナア。」
パンタリエ「でもマア、カルデラ君たちの時代が来る頃には、オマエと語り合うこともできるかもしれないな。」
パンタリエ「その日を楽しみに……、オレは川底の一番奥に、身を置き続けるよ。」

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