[暁光の聖女]ミシェリア
プロフィール
空の国の聖地である、聖都。その中心地である聖宮の主たる少女。聖ミシェリアの奇跡以来、空の国の人々の地上の民への意識が変わり始めることとなった。
神聖さと、柔らかな親しみやすさを併せ持ち神の御心に最も近い者と呼ばれる。
「神は出会うべきものを出会わせるだけ。導きに従い、ひとを救うのはひとなのですね」
- 綴り(一例):Michelia
- 出身:空の国
- 現在地:聖都
- 性別:女
- 年齢:16歳
- 職業:聖宮主
- 武器:神聖光術
- 趣味:散歩、瞑想
- 性格:やさしい
- 一人称:わたし
- 実装日:2015年7月31日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:光
- 武器種:魔法
- リーチ:後衛
- スキル
- 厚雲破りし祝福の光
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
- イラスト・Xへのリンク
設定画
詳細
- 名前の由来
- 2つ名
暁光(ぎょうこう):あけがたの空の光。 - ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。空1st読了後を強く推奨します)
メルク「みゅ~、未だに聖都へ行くと、たまに聖なる水の方と呼ばれることがあるのですよ。」
メルク「私をそう勘違いするのはピスティアさんだけではなかったのですね~。」
ミシェリア「そうですね……、やはり聖テアトリミアのいらっしゃった聖都には特に信心深い人々が集まっていますから。」
ミシェリア「神の恵みである雨雲によって与えられる水が形を成して、話している姿に神の力を感じずにはいられないのでしょう。」
メルク「とはいっても、やっぱり私は本当は水でもないし、聖なる水の方でもないのです。早く誤解が解けてほしいのですよ……。」
ミシェリア「ふふ、わたしは、あながち誤解とも思っていませんが。」
メルク「みゅっ!?」
ミシェリア「メルクさんがわたしのもとへ来てくださったおかげで、わたしは神のご意思を知ることができたのです。」
ミシェリア「メルクさんは神のお導きによって、わたしのもとへ来ることになったのかもしれません。」
ミシェリア「ですから、完全な間違いというわけでもないとわたしは思っています。」
メルク「みゅ~……、でも、神さまに直接聞くことができない以上、それが本当かどうかは神さまにしかわからないのですよ。」
ミシェリア「はい。きっと、神とはそういうものなのです。」
ミシェリア「わたしたちは、それが神の導きであると読み解き、そして信じることしかできない。」
ミシェリア「わたしたちが神に寄り添うことができるのは、この心だけなのですから。」
メルク「みゅ~、神さまは難しいのですよ……。」
ミシェリア「そうですね、神の御心は深遠で、わたしたちには解することができないことも大いにあります。」
ミシェリア「……ですが、わたしの心ならわたしはよく知っています。」
ミシェリア「メルクさん、たとえあなたがわたしのもとへ来たことが神のお導きでも、そうでなくても、わたしはあなたと出会えた時、嬉しかったのです。」
ミシェリア「その昔、まだ幼かったピスティアと会った時と同じ喜びを感じたのです。」
メルク「みゅ? たしか、ミシェリアさんが禊をしていたところにピスティアさんが迷い込んでしまったという……、」
ミシェリア「誰かに見つかる前に逃がしてあげればよかったのですが……、わたしをミシェリアと呼ぶ相手は初めてだったので、嬉しくて、つい時を忘れてしまったのです。」
メルク「ミシェリアさん……、」
メルク「……でも、きっとこれからミシェリアさんを名前で呼んでくれる人が増えると思うのですよ!」
メルク「なぜなら、ひとを救うのは翼でも神さまでもないのです!」
メルク「そして、友達のことは、きっとみんな名前で呼びたいのですよ!」
ミシェリア「……、」
ミシェリア「……はい。」
ミシェリア「メルクさん……、あなたがわたしの初めての友人で、よかった。」 - 人間関係
- 登場ストーリー
- 国別ストーリー:空の国篇 1st
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等
紹介
レアメ衣装 聖台のミシェリア
[万祈の聖翼]ミシェリア
レアメプロフィール
飛ぶことも歩くこともできないほどの巨大な4枚の翼を持つ、空の国の少女。赤ん坊の頃から聖宮で大事に守り育てられてきた。
周囲の期待や認識とは反対に、本人は神の存在に懐疑的でそのギャップに苦しんでいる。神に対して、自らと似た考えを抱くラヴィオルに不思議な同族意識を感じている。
「わたしには、神がわからない」
- 出身:空の国
- 現在地:聖都
- 性別:女
- 年齢:16歳
- 職業:聖宮主
- 武器:神聖光術
- 趣味:瞑想
- 性格:やさしい
- 実装日:2015年8月4日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:光
- 武器種:魔法
- リーチ:後衛
- スキル
- 厚雲破りし祝福の光
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
備考
レアメ衣装 午睡のミシェリア
[聖天の白昼夢]ミシェリア
レアメプロフィール
かつてのミシェリアにとって、ラヴィオルと秘密を分かちあえた瞬間や、禊の泉での何も知らないピスティアとの出会いは、まさしく白昼夢のような小さな救いだった。
神の奇跡にすがらない生き方は時につらさをもたらすが、以前とは形を変えた心の支えが今は彼女を前へと飛び立たせてくれている。
「天を仰ぎ続ける夢は、もう見ません」
- 出身:空の国
- 現在地:聖都
- 性別:女
- 年齢:16歳
- 職業:聖宮主
- 武器:神聖光術
- 趣味:散歩、瞑想
- 性格:やさしい
- 実装日:2018年2月3日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:光
- 武器種:魔法
- リーチ:後衛
- スキル
- 厚雲破りし祝福の光
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- SD
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
備考
☆4Ver.
[聖祈の灯星]ミシェリア
☆4プロフィール
聖ベテルギウスの夜に向け、聖祭衣を纏ったミシェリア。昨年までは動き回ることを想定しない重厚な衣装だったが、今年は軽やかなものに仕立てられた。
光降る聖夜の思い出たち。それはきらめく星となって、ミシェリアの飛びゆくこれからの夜空の路をあたたかく照らすことだろう。
「そこにこそ神はいらっしゃるのですから」
- 出身:空の国
- 現在地:聖都
- 性別:女
- 年齢:16歳
- 職業:聖宮主
- 武器:星光聖弓
- 趣味:散歩、瞑想
- 性格:やさしい
- 実装日:2021年12月19日
ユニット情報
- レア:☆4
- 属性:光
- 武器種:弓矢
- リーチ:後衛
- スキル
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- プロフィール等
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
- イラスト・Xへのリンク
ユニットイラスト - ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ。聖ベテルギウスの一週間篇読了後を強く推奨します)
ミシェリア「……、」
ミシェリア「……、」
ミシェリア「入ってください、ピスティア。」
ピスティア「あ……、」
ピスティア「も、申し訳ありません。眠られるところに……!」
ミシェリア「いいえ。まだ眠くありませんでしたから、ちょうどいいところへ来てくれましたね。」
ミシェリア「けれど……、こんな時間にどうしました? なにかあったのですか?」
ピスティア「い、いえっ! なにかあったというほどでは……、ないの、ですが……。」
ミシェリア「……、」
ミシェリア「そうですか。」
ミシェリア「ではピスティア、わたしの話し相手になってください。眠る前に誰かとすこし話をしたかったのです。」
ピスティア「えっ?」
ピスティア「は、はいっ。わたしでよければ喜んで!」
ミシェリア「ありがとう。」
ミシェリア「こちらへ来てください。枕は予備のものを使いましょう。」
ピスティア「ええっ!? そんなっ、大丈夫ですっ! それにミシェリアさまの寝台に座るなんて……、」
ミシェリア「いいのです。もう今は対の翼しかありませんから。場所はじゅうぶんに空いています。」
ピスティア「あ……、」
ピスティア「……はい、そうですね。じゃあ、えっと……、」
ピスティア「おじゃましますっ!」
ミシェリア「はい。」
ピスティア「えへへ。それで、ミシェリアさま。どんなお話を?」
ミシェリア「そうですね……、」
ミシェリア「ああ、この本がありました。」
ピスティア「あっ、それは……!」
ミシェリア「ええ。ピスティア、あなたが以前に貸してくれたものです。花を摘んで遊んだ折に。」
ミシェリア「空の国に咲く花々のアートブックですね。ひとりで読むことも楽しくはありましたが……、」
ミシェリア「あなたと話しながら、眺めてみたいとも思っていたのです。」
ピスティア「……! ほんとですか、ミシェリアさまっ。実は、わたしもそう思っていて……、」
ピスティア「お話したいことがたくさんあるんですっ!」ピスティア「それで、この花は近頃、フェイエルさまが聖都の子たちと育ててらっしゃるんですよ。」
ミシェリア「ふふ、それは知りませんでした。では、この花は?」
ピスティア「それはトイフェルさまが育ててらっしゃる花です。フェイエルさまを見習ってのことらしく……。園芸本を読まれている姿をよくお見掛けします。」
ピスティア「あ……、でも、エリオダスさまが植物は話しかけるとよく育つとおっしゃったそうで、それ以来、鍛錬前に話しかけてらっしゃるんです。」
ピスティア「花壇の上にわたしの部屋があるのに……、うう、そのせいでちょっと気まずいかもしれません。一方的に内容を聞いてしまって……。」
ミシェリア「ああ……。」
ミシェリア「それならば今度、思いきって話しかけてみるのもいいかもしれませんね。」
ピスティア「でも、トイフェルさまはいつもしかめっ面なんです。ちょっと話しかけづらくて……。」
ミシェリア「まあ、そうなのですか? しかし、ラヴィオルには気負わず話しかけることができているようですが。」
ピスティア「ラヴィオルさまは別ですよっ! だってミシェリアさまにもっとも信頼なされていて、いつもお支えしてこられた方ですから!」
ミシェリア「……、」
ミシェリア「……そうですね。ラヴィオルには、これまで幾度も助けられてきました。彼と出会って以来、ずっと。」
ピスティア「はいっ。ですから……、」
ミシェリア「でもね、ピスティア。わたしはあなたのことも、ずっと頼っていましたよ。」
ミシェリア「それゆえに……、」
ピスティア「それゆえに?」
ミシェリア「いいえ。」
ミシェリア「ただ、あなたに幾度も助けられてきたと、そう伝えたかっただけなのです。こうして共に寝台に座して、語らう時間さえ……、」
ミシェリア「かつてあなたがわたしに花冠を差し出してきてくれた時のような、きらめく思い出となる。」
ミシェリア「月のない夜、それでも星が輝くように。わたしが悩み、苦しんだ時、傍に寄り添い、心を慰めてくれることでしょう。」
ピスティア「……、」
ピスティア「ふふ。」
ミシェリア「どうかしましたか?」
ピスティア「あっ、いえっ! 申し訳ありません、ただ……、」
ピスティア「メルクさまにも以前、似たようなことをおっしゃっていただいて。」
ミシェリア「メルクさんが……。ふふっ、先を越されてしまいましたね。」
ピスティア「……ありがとうございます、ミシェリアさま。」
ピスティア「あの……、本当は……、怖い夢を見て、眠れなかったんです。」
ピスティア「それで気づいたら、ミシェリアさまのお部屋の前に来ていて……。」
ミシェリア「そうでしたか。」
ピスティア「えへへ、でもきっともう大丈夫です。」
ピスティア「わたしにとっても……、ミシェリアさまとの思い出は、不安な夜を乗り越えさせてくれるものですから。」
ピスティア「ではっ! もう時間も遅いですし、そろそろミシェリアさまのご就寝の邪魔は……、ふぁあ……、」
ピスティア「あっ、い、今のはなんでもっ!」
ミシェリア「ええ、なにもみていません。」
ミシェリア「ところで、ピスティア。今夜は、わたしの夜更かしに付き合ってくれませんか?もうすこし、花の話を聞きたいのですが。」
ピスティア「でも、ミシェリアさまは明日もご聖務が……、」
ミシェリア「すこしだけで構いません。すぐに眠れるよう、こうして寝台に横になっていますから。」
ピスティア「……、」
ピスティア「はい。わかりましたっ、すこしだけですよ?」
「では、このページのお花なのですが、実はウィリエルさまのサボり場所に咲いていて……、」
「ふふ。ならば、髪に花びらがついているときは、そこで眠っていたということなのですね。」
「それから、この花は、以前にラヴィオルさまの髪をミシェリアさまとみつあみにしたとき……、」
「した……、とき……、」
ミシェリア「ピスティア……?」
「んんぅ……、」
ミシェリア「……本の続きは、また今度ですね。次のページにしおりを挟んでおきましょう。」
ミシェリア「次は……、ああ、スターゲイザーの花のページですね。聖都から遠く離れた地で咲くという……。」
ミシェリア「……、」
ミシェリア「いつかの夜に……、この目で見てみたいと思った時も、ありましたね。」
「……みしぇりあ、さま?」
ミシェリア「ああ。なんでもありませんよ、ピスティア。」
「……ん、すぅ。」
ミシェリア「今夜は、ありがとう。」
ミシェリア「本当はね。わたしもなんだか、眠れなかったんです。」<紹介所にて>
♪天空の吹奏
メルク「みゅ~! 素敵なのですよ~っ! それが聖ベテルギウスの夜に着ていたという衣装なのですね!」
ユウ「すみません、わざわざ着替えてもらって……!」
ミシェリア「いいえ。当日の夜でなくとも、メルクさんたちとあの夜を共にできたようで、わたしも喜ばしいです。」
ユウ「それにしても、残念でしたね。スターゲイザーの花……、ピスティアも一生懸命、見つけてきたのに。」
メルク「みゅ、そうだったのです! 実はこの近くに植物園があるのですよ。もしかしたら、そこでなら見れるかも……、」
ミシェリア「ふふ、ありがとうございます。けれど、いいのです。」
ミシェリア「それはまた、来年の楽しみですから。」
ユウ「ってことは、またピスティアが探しに……?」
ミシェリア「そうではありません。花は千切れてだめになってしまいましたが、ピスティアの服から球根が見つかったのです。」
メルク「みゅ! それなら!」
ミシェリア「はい。今は聖都で、ピスティアと共に育てています。時には聖宮守護団や、枢機卿たちも混ざって。」
ユウ「聖宮守護団の人たちはともかく……、ええっと、枢機卿ってなんだか堅いイメージがあるんですけど……。」
ミシェリア「ふふっ。ええ。」
メルク「……、」
メルク「みゅふふ。それなら、スターゲイザーの花は探さなくていいのですね。」
ミシェリア「はい。きっと、スターゲイザーの花言葉の通りに。」『────聖ベテルギウスの季節に咲くその花は、日が暮れだすと、夜空に向かって花開く。まるで聖ベテルギウスの星を探すように。』
『それゆえに、スターゲイザーと名付けられた。しかし、ほの赤くきらめきながら夜に咲くその姿こそ、まさしく聖ベテルギウスの星なのである。』
『そのため、スターゲイザーにはこのような花言葉がつけられている。』
ミシェリア「探しものは────、」ミシェリア「────傍にある。」