ラソワレーヌ

Last-modified: 2023-10-07 (土) 15:01:23

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薄明の淑蚕(はくめいのしゅくさん)]ラソワレーヌ

 

プロフィール

 夜明け色にきらめく、柔らかな髪と翅をもつうつくしい妖精。糸紡ぎの一族に象徴される神秘的な容姿と衣装づくりへの献身の精神を色濃く受け継いでいる。
 彼女の後ろには常に護衛の青年が寄り添っており、おっとりとして時に抜けている彼女が些細な怪我も負わぬよう気を配っている。

 

「あなたはわたしの、黒い騎士さまね」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):La Soireine
  • 出身:妖精の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:23歳
  • 職業:仕立て屋
  • 武器:薄藍縫糸
  • 趣味:編み物、衣装作り
  • 性格:おっとり
  • 一人称:わたし
  • 実装日:2021年7月10日
     

 

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    移動時
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    攻撃モーション
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

La Soireine_illust.jpg

ユニスト紹介

詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)

メルク「みゅわ~っ!いったい何事なのです!?」
メルク「このプレゼントと花束の山は!」
ラソワレーヌ「~♪」
メルク「みゅっ、その歌声はラソワレーヌさん!ということは……、これ全部、ラソワレーヌさんへの贈り物だったのですね。」
ラソワレーヌ「~♪」
メルク「ラソワレーヌさん。」
ラソワレーヌ「~♪」
メルク「ラソワレーヌさーん!」
ラソワレーヌ「~♪」
メルク「ららら~、ラソワレーヌさん~♪やわらかで~、ふわふわ~。きれいで~、かわいいのですよぉ~♪」
ラソワレーヌ「あら、メルク。素敵な歌声ねぇ。」
メルク「みゅわっ!みゅ、みゅう……、ふざけた時に限って気付かないでほしいのですよ……。」
メルク「え、ええと……、また告白されたのです?モテモテっぷりに驚かなくなってきたのですよ。」
ラソワレーヌ「告白?」
ラソワレーヌ「ああ、そうでしたわ。わたしのことが好きなのですって。とっても嬉しいことね。」
メルク「告白の意味をわかっているのです……?」
ラソワレーヌ「わたしのことが好きなのでしょう?ふふ、わたしも糸紡ぎや衣装づくりが大好き。」
メルク「わ、わかってないと思うのですよ……。」
メルク「ラソワレーヌさんは、誰かに恋をしたりだとか、結婚に憧れたりはしないのです?」
ラソワレーヌ「もちろん憧れるわ。」
メルク「みゅっ!そうなのです!?」
ラソワレーヌ「ええ。だって、婚姻式は特別な衣装を縫うことができるとっても素敵な機会ですもの!」
メルク「たしかにウェディングドレスは憧れる……、」
メルク「って、作る側なのですよ!?」
ラソワレーヌ「わたしはまだ一度しか作ったことがないのだけど、ああ……、本当に心ときめく時間でしたわ……。夢中になりすぎて、飛び方も忘れるくらい……、はぁ。」
メルク「もしや寝食も忘れたのでは……?」
ラソワレーヌ「あの時は、レイディオスにもよく注意されていたかしら……。」
ラソワレーヌ「ああ、どうして生きるものはなにかを食べたり、眠ったりしなくてはいけないの?一日中、糸を紡いだり、服を縫ったりしていたいわ。」
ラソワレーヌ「だって、それが生きるということなのに。」
メルク「そ、それほどなのです?放っておくと、一生を衣装づくりに捧げてしまいそうなのですよ。」
ラソワレーヌ「……?」
ラソワレーヌ「それってとっても素敵で、あたりまえの事じゃないかしら。糸と布以上に魅力的なものがこの世にある……?」
メルク「ないとは言い切れないと思うのですが……、」
メルク「でも、ラソワレーヌさんにとってはそうなのですね。そこまで熱中できることがあるというのは、それはそれで、素敵なことなのですよ。」
ラソワレーヌ「そうでしょう?ふふ、次はメルクになにか縫ってあげるわね。ユウへのお礼は、今できあがったの。」
メルク「みゅ!話している間もずっとなにかを縫っていると思ったら、ユウさんへのお礼だったのです?」
ラソワレーヌ「ええ。彼には本当に大きな恩があるもの。」
ラソワレーヌ「あの時、おそろしい虫たちを追い払ってくれたでしょう?シュヴァーレがいなくても布や糸が虫に食べられずにすんだのは彼のおかげだわ。」
メルク「そ、そっちなのですね。あの時はラソワレーヌさん自身が虫に追いかけられていて、その上、国をまたいだ迷子だったと思うのですが……。」
ラソワレーヌ「メルクったら、虫を侮ってはだめよ。ああ、思い出してしまったわ!以前、わたしのとっておきの布に虫食いが……、」
ラソワレーヌ「うう、いや~!」
メルク「まさかあの時の悲鳴は自分の身の危険ではなく、糸や布への危険ゆえだったのですよ!?」
メルク「ご、護衛の方も大変そうなのですよ。」
ラソワレーヌ「まあ、そんなことないわ。だってシュヴァーレは……、」
ユウ「今の悲鳴は!?」
ラソワレーヌ「ユウ!ちょうどよかった。少しじっとしててくださいな。」
ユウ「えっ、えっ!?お、俺のカントーイの下で突然なにを!?」
メルク「みゅ……?」
メルク「みゅわぁ。それを作っていたのですね……。なんて綺麗な……。」
ラソワレーヌ「ふふ、出来上がりよ。」
ユウ「これは……、シャツにワッペンを付けてくれたのか?なんかいい匂いがする……。」
「ああーっ!」
ユウ「うわっ!?」
紹介所のお姉さん「くんくん、くんくん!」
ユウ「ひい!しょ、紹介所のお姉さんが乱心した!」
メルク「パンを投げられたチュンカみたいに飛んできたのですよ。」
紹介所のお姉さん「ああ、これがあのヴェルソワ産の糸の香りなのね!本当にいい香り、鮮やかな色……!」
ユウ「有名なんですか?」
紹介所のお姉さん「あなたたち、ラソワレーヌさんのことをなにも知らなかったの?」
ユウ「だ、だって仲間になって、まだ一週間ですし……。」
紹介所のお姉さん「なら、私が教えてあげるわ!ヴェルソワ産の糸、それは……、」

 

♪冬終を見つめて
「春の丘と夏の野の間……、夜明けの洞と呼ばれる地で紡がれる、この世界で最も美しいと称される糸。」
「糸を紡ぐのは、美しい髪を持つある妖精たち。彼女たちは一族に伝わる特殊な製法で、草花から香りや色合いをそのまま糸を撚り出すの。」
「その糸は、異国はもちろん、妖精の国の中でも高値で取引されるわ。」
「製法を受け継ぐべき彼女たちの一族は、もうほとんど残っていないの。だから……、」
「ひとつの季節に数えられるほどしか、糸は生み出されないのよ。」

 

メルク「そ、そんなに希少なものだったのですね。」
ユウ「いいんですか?俺がもらっちゃって。」
ラソワレーヌ「ええ。あなたへの恩返しができるならいくらでも。髪はあげられないけれど。」
ユウ「髪?」
ラソワレーヌ「わたしたちが作り出せるもっとも美しい糸は、自らの髪で紡いだものなの。」
ラソワレーヌ「生まれてからずっと、伸ばし続けるのよ。いつかこの髪をあげたい相手ができるまで。」
メルク「みゅ~、ロマンチックなのですよ。」
ラソワレーヌ「ロマンチック?ふふ、そうなのかしら?」
紹介所のお姉さん「それにしても、ヴェルソワ一族の妖精が村の外に……、それも妖精の国の外に来るなんて。」
ユウ「珍しいことなんですか?」
紹介所のお姉さん「ええ。外に出るとしても、ひとりでなんて滅多にないわ。彼女たちの一族は、いつも守られているの。」
紹介所のお姉さん「とある守役の一族にね。」
ユウ「へえ……、」
ユウ「って、あっ!そうだ、ラソワレーヌさん!」
ラソワレーヌ「……?」
ユウ「確認しておこうと思ってたんです。その、本当に俺たちと一緒に来ていいのか。」
ユウ「ラソワレーヌさんは護衛の妖精が迎えに来てくれるまで一緒にいたいって言ってくれましたけど……、」
ユウ「俺たちといるとあちこちを移動することになるし、その妖精さんに見つけられづらいんじゃないかって。」
ラソワレーヌ「ああ。それなら……、きっと大丈夫よ。」
ユウ「えっ?」
ラソワレーヌ「だって、彼はわたしに誓ってくれたから。ずっとそばにいて、守ってくれると。」
メルク「……、ラソワレーヌさん?」

 

<妖精の国>
「ラソワレーヌは無事に見つかるだろうか……。」
「魔道具の爆発だって?」
「なんでも魔法の風に飛ばされて、ちょうど開いていた扉をくぐって異国に送られてしまったらしい。」
レイディオス「大丈夫ですよ。」
「あなたは、コクシネル族の……。ラソワレーヌのご友人でしたね。」
レイディオス「ええ。」
「なぜ無事だと言えるのです?」
レイディオス「……彼が迎えに行きましたから。彼が誓いを違えることは、ないでしょう。そして……、」
レイディオス(そして、彼女が待っているのも、彼なのです。だから)
レイディオス「私も、彼に祝福を授けました。必ず、彼女の元にたどり着けるようにと。」

 

「ラソワレーヌさん……、手が止まってるのですよ。さっきまで新しい布を縫っていたのに。」
ラソワレーヌ「……あ。」
ラソワレーヌ「不思議ね。彼のことを考えると、こうなっているの。どうしてかしら……。」
メルク「それは……、」
メルク「きっと、自分で気づく方がいいのですよ。」
ラソワレーヌ「まあ。レイディオスと同じことを言うのね。」
ラソワレーヌ「けれど、ふふ。わからなくてもいいの。」
ラソワレーヌ「わたしたちはきっと、なにも変わらないもの。彼はわたしの傍にいて、わたしは糸をつむぐ。そしていつか、もっと髪が伸びたら……、」
ラソワレーヌ「この髪から紡いだ糸で、彼にマントを作ってあげるのよ。彼はわたしの……、」
ラソワレーヌ「わたしだけの騎士だもの。」
ラソワレーヌ「そうして、ずっと一緒にいるの。おとぎ話のお姫様と騎士のように。」

  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等
     

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