音楽

音楽を作るときのヒントなど。

BGMの役割

• BGM１つをとっても、意外とゲームを盛り上げてくれるもの。
• ゲームは数秒で終わるので、BGMも数秒程度のもので十分である。ちなみにスーパーマリオブラザーズの１ミスのジングルで１小節。

作曲ができなくても…

• 短いゲームなら２小節だけなので、講座でワリオがこだわった「ハーモニー」は必ずしも要らないし、それどころか「メロディ」さえ無くても良い場合もある。音楽が苦手と言っても、ドラムのリズムなら思いつくかも…？
• 最初はサンプルのBGMを参考にするのがよい。
• 長めの曲を作るなら、高音と低音をうまく組み合わせて緩急をつけるのが基本。しかし短いゲームであれば曲中に緩急は不要。寧ろ、激しい曲のゲームの次は優しい曲のゲーム…と言う風に、曲ごとに雰囲気が違うのがいいだろう。

打ち込みのテクニック

• 三連符も工夫次第で打ち込める。1,2,3,4の線を無視して、16分音符3つを1まとまり(1拍)とすれば、少し最後が半端になるが可能。ナインボルトの「つなわたり」や「アーバンチャンプ」などを参考にしてみよう。
• 同様にして三拍子（ワルツ）も打ち込めるし、その他特殊な拍子や、弱起（ひっかけ、アウフタクト）だって、ややこしくなるけど可能だ。
• ドラムの「同時に４音まで鳴らせる」とは、拍に限らず同時発音数が４であると言う事。つまり、シンバルを「シャーン！」と鳴らしたくても、シンバルのすぐ次のタイミングで４音配置してしまうと「シャッ！」となってしまう。例えばハイハットなどは多少音が欠けても聞いている分には違和感が無いので、伸ばしたい音の後は気をつけて作ろう。
• 音量を４（最大）にしても聞こえづらいことがある。まずは伴奏楽器の音量を下げることが大事だが、それでも聞こえづらい場合は定位（音の聞こえる場所）を左右どちらかに振ろう。
  • 基本的に４つのメロディパートは全て違う定位から出したほうが聞こえがいい。メロディとベースは真ん中…と言うのは通常の曲作りでは基本だが、ハモりがあるなら【メロディ：右２、ハモリ：左２】にしたり、ベースパートを左１にしたほうがこのソフトの場合は音が際立ちやすい。

コツなど

• 好きなゲームのBGMが使いたいならググれば楽譜あるかもよ。
• もし耳コピに挑戦するなら、「絶対に始めの音だけは間違わないこと」だけ気をつければ意外とイケるかも…
  　

定番の音階技

• 【ド・レ・ミ・ソ・ラ・ド】だけを使うとのどかな雰囲気になる。歌いやすいメロディ作りの定番音階。（いわゆる4度と7度を抜く『ヨナ抜き音階』）例えば代表的な音楽に坂本九の「上を向いて歩こう」、最近だと宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」など。
• 【ド・ミ・ファ・ソ・シ】だけを使うと沖縄っぽい曲になる。
• メロディに黒鍵（名前に#がつく音）だけを使うと中国っぽくなる。更に、メロディから見て完全4度下（半音5個分下、例えばファとドの関係）のハーモニーをつけると、かなり中国になる。
• メロディから見て完全4度下でハモると上記のように中国っぽくなるが、そのハーモニーに更に完全4度下のハーモニーを付ける（例えばレソドの和音）とわくわくするようなゲーム音楽になる。
• 【レ・ミ・ファ・ラ・シ】だけを使うと、平安っぽくなる。
• 【ド・レ#・ファ・ファ#・ソ・ラ#】だけを使うとジャズ風（専門用語でブルースペンタ）になる。ガンマンや、バーをテーマにしたゲームにピッタリ。
• 【レ・ミ・ファ・ソ#・ラ・ラ#・ド#】だけを使うとアラビアンになる。砂漠やピラミッドにうってつけ。
• 【ド・レ・レ#・ファ・ソ・ソ#・ラ#】だけを使うとアニソンっぽくなる(専門用語でハ短調という)。ヱヴァンゲリヲンの「残酷な天使のテーゼ」のメロディは、この7音のみを使っている。

高音について

レコードで出せない高い音ってどうやってる？
→ファイアフラワーはマリオ帽の上の音階になってる
これ、豆知識な
→試しに、マリオ帽の一番高い「ソ」とフラワーの一番低い「ソ」が交互に鳴る曲を作ってみた。
音色としてはほぼ同じだけど、音の長さが微妙に違う。
マリオ帽はやや長め、フラワーはやや短めな感じ。

高音、というより低音だけど、ヨッシーの卵と青い甲羅みたいなのも音がつながってた
↑つながってないと思う

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