スネーク

Last-modified: 2023-11-26 (日) 10:17:41

スネーク(ネイキッド・スネーク)

SNAKE
bigb.jpg
声:大塚明夫
1935~2014年 79歳没
本作の主人公。
本名ジョン。愛称はジャック。ファミリーネームは不明である。(ジョン・ドゥと名乗ったこともあるが、これは"身元不明死体に付けられる名前"と、自分の名前をかけた冗談。)

ネイキッド・スネークの「ネイキッド」は、隠密特殊部隊FOX(フォックス)における初ミッションの時、武器装備がすべて現地調達、つまり丸裸状態であったためにこう名付けられた。

ピースウォーカー計画時点 39歳

ゲーム内での能力

ライフ8000 気力6000 習得GMP0

初期所有品
武器・M16A1(★1)・Mk22 Mod.0(★1)・グレネード(★1)
装備品・レーション(★1) サラウンドインジケーター(★1) 双眼鏡

初期着用ユニフォーム・野戦服

スタッフ能力・実戦A 研究- 糧食- 医療- 諜報-

戦闘能力・射撃性能A リロード能力A 投擲能力A 設置能力A 歩き速度A 走り速度A 格闘能力A 防御能力A

習得スキル・無し

備考
・実戦部隊班以外に配属できない
・一部のミッションにはスネークでしかスタート出来ないのがある(逆の場合もあり)
・OUTER OPSに参加できない
・解雇不可能
・殆どのユニフォームが専用のグラになる
・音声も専用

能力について

研究・糧食・医療・諜報は全てEランクより下の「-」である
更に他の隊員と違い、別の班に配置する事が出来ない。(本来、流石に「諜報」スキルは高いと思われるが・・・)
ただ、最初から実戦オールAという高バランスであり、しばらくは主力になる。主人公補正という事か。
しかし、習得してるスキルも無い上にゲームを進めるとスネークより高性能なオールS兵士なども入手しやすくなり、
結果的に使用されなくなるという不遇であることは否めない。蛇はもういらない
作中設定的には実戦オールS、ライフに気力も9999だとしても全く違和感はないのだが、
「ミッション・対戦ではスネークだけ使っておけばいい」となってしまう事態や、MAIN OPSにおけるヌルゲー化を回避するためのものだろう。
とはいえMAIN OPS攻略では充分な性能であり、慣れれば初期所有品(全て★1)+支援補給マーカーで絞りプレイでも攻略できる。

ちなみにスネークのみ様々なユニフォームが専用グラフィックになっている。
例えば野戦服はスネークのみ腕まくりしており、バトルドレスはスネークのみ胸部追加装甲を着用してないなど。

性格・特徴

ザ・ボスの最後の弟子であり、彼女と共に編み出したCQCをはじめとするあらゆる戦闘技術を授けられた。
1964年のスネークイーター作戦中、オセロットの撃ったSAAの銃弾によって右目を失明。その後のトレードマークとなる眼帯を着用することになった。
スネークイーター作戦後、第36代合衆国大統領リンドン・ベインズ・ジョンソンから『BIG BOSS』の称号を授かるが、本人はそう呼ばれることを嫌う。
戦闘能力は非常に高く、屈強な兵士。忍耐力、精神力も並では無い。
CQCの基本としてナイフと拳銃を同時に構えるスタイルを用いる。が、本作では非殺傷優先のため、スタンロッドに替えている。
ビキニ環礁で被曝し生殖能力を失ったが、女性には高い関心がある。
本人は否定しているが、吸血鬼を怖がっており、ドラキュラと聞いただけで夢に出てくると言っている。
優れた兵士である半面、任務中にタキシードを着て自信満々に似合っているかどうかを聞いたり、露出狂の気を口にして仲間から呆れられたり、ワニキャップをかぶって相手の突っ込みを待ったり、ダンボールについて熱く語るといったユニークな面も持つ。好き嫌いはあるが、無線で採取した動植物に対して質問する際は必ず味について言及し、有毒と知らされても味について訊いた。
 
パラメディック:「エゾテングダケをキャプチャーしたのね。」
(中略)
ネイキッド・スネーク:「ああ、分かった。で、味は?」
パラメディック:「は?」
ネイキッド・スネーク:「だから味は?」
パラメディック:「聞いてなかったの?エゾテングダケは毒…」
ネイキッド・スネーク:「聞いてたさ。だが食ったらウマいかもしれんだろう?」
パラメディック:「…勝手にして。」
 
彼の中では動植物は食えるか否か、また食えるならば美味いか不味いかのみで論ずるもので、愛でたり観賞する対象にはなり得ないらしい。
理解できない事や面倒くさい話はほとんど聞かず、無線中、あらぬ方向を向いて頬をかいたり、頭を抱えたりする。
葉巻を好んで吸っており、タバコと葉巻の違いにはうるさい。今作では装備できない、残念。

経歴

FOX入隊前はベトナムに於いてLRRPに参加し、SOG、グリーンベレー、ワイルド・ギースで活躍したとされる。

1964年バーチャスミッション(MGS3)

1964年8月24日、ソビエト社会主義共和国連邦領ツェリノヤルスク。
正式な部隊編成を賭けて特殊部隊「FOX」に与えられた初の実戦任務は、ソ連の兵器開発者ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフの亡命の支援だった。ソコロフが開発していた新型兵器の演習中の隙を突き、FOXのエージェントであるネイキッド・スネークは敵地ソ連へ史上初のHALO降下を敢行する…

1964年スネークイーター作戦(MGS3)

バーチャスミッションの失敗から1週間後の8月30日。敵に連れ戻されたソコロフの奪還、彼が開発していた新型兵器「シャゴホッド」の破壊、GRUのエヴゲニー・ボリゾヴィッチ・ヴォルギン大佐の抹殺、そしてソ連に亡命したザ・ボスの抹殺という任務を帯び、FOXの存続をかけて、スネークは再び敵地に降り立つ。スネークはザ・ボスの特殊部隊、コブラ部隊の隊員たちを撃破し、シャゴホッド、ヴォルギン、そしてザ・ボスを倒し無事帰還。作戦を遂行したスネークはその功績を讃えられ、ザ・ボスを超える称号、『BIG BOSS』の称号が与えられた。

1970年サンヒエロニモ半島メタルギア強奪事件(MPO)

コロンビア中部沿岸サンヒエロニモ半島。キューバ危機によって撤退した基地に代わりソ連の中距離ミサイル基地の建設が計画されていたこの土地は、東西の緊張緩和で基地の建設が放棄され、祖国に捨てられたソ連兵が存在していた。
“スネークイーター作戦”から6年後の1970年。アメリカ中央情報局(CIA)のある特殊部隊が軍の最高機密である新型の兵器を盗み、半島を占拠した。既にFOX部隊を除隊していたビッグボスはこのクーデターに巻き込まれ、拘置所で捕虜尋問官を名乗るカニンガムに「賢者の遺産」の在り処を問われる。
そこでビッグボスは同じく拘置所に捕まっていた若きグリーンベレー、ロイ・キャンベルと出会い、ともに脱出を図る…

1972年 恐るべき子供達計画(MGS)

1974年11月 ピースウォーカー計画(今作での立場)(MGSPW)

スネークイーター作戦から10年後、かつての友、ゼロ少佐の歪んだ思想に反発、愛国者達と裾を別ち、南米コロンビアでカズと共に国境無き軍隊『MILITARYS SANS FRONTIEAR』を組織していた。そんなスネークのもとに、軍無き国家コスタリカからの使者、ラモン・ガルベス・メナ国連平和大学教授がやってくる。彼はコスタリカ各地で突如出現した謎の武装集団を追い返してほしいという。見返りにMSFに基地も提供するというガルベスに対し、スネークは乗り気ではなかったが、ガルベスの取り出した"あるテープ"を聞いて今回の件に興味を持つことになる。かくしてスネークは、国境無き軍隊を率いてコスタリカに向かうのであった…。
初めはミラーと部隊数人だが、徐々に仲間を増やしていき、MSFは拡大していき、やがて・・・。
 
1974年当時、彼の"息子達"は、2歳である。

1975年3月16日 グラウンドゼロズ(MGSV:GZ)

ピースウォーカーから3ヶ月後。マザーベースでIAEA(国際原子力機関)による核査察が行われる事になった。まだ核を保有している事を公表していないスネーク達は不審に思った。しかし・・・(ここから先ネタバレのため反転)

実は核査察は全くの嘘で、本当の目的はマザーベース破壊だった。

全ての施設を破壊され、多くのMSF兵は彼の目の前で命を落としていった・・・

1984年3月11日 ファントムペイン(MGSV:PP)

グラウンドゼロズでマザーベースを攻撃され逃亡の際にヘリを使用するが、そのヘリが撃ち落とされてしまい重体となる。運びこまれた病院先で回復するも完全な復活までは時間がかかるため、そのヘリに同乗していた部下の1人を整形させてBIG BOSSの影武者とした(ヴェノム・スネーク)その病院で全身が燃えている男に襲撃をうけ、BIG BOSSとヴェノム・スネーク両者とも病院から逃げ出すが途中で車が横転してしまいヴェノム・スネークは気を失ってしまった。
その間にBIG BOSSは起き上がり、合流したオセロットから着替えと葉巻を貰い、バイクにまたがり姿を消した。

1995年 OUTER HEAVEN蜂起(MG)

「FOXHOUND」総司令官。無線によりソリッド・スネークのサポートを行う。「OUTER HEAVEN」を調査するためグレイ・フォックスを、その後ソリッド・スネークを派遣する。しかし、最後には「OUTER HEAVEN」の統率者が彼自身であった事が判明、ソリッド・スネークを送り込んだのも情報攪乱が目的であった。しかし、新米兵であるソリッド・スネークが活躍する事は予期しておらず、「OUTER HEAVEN」の崩壊を許してしまう。

1999年12月24日 ザンジバーランド騒乱(MG2)

元FOXHOUND総司令官であり、かつてのOUTER HEAVENの首領。OUTER HEAVENでソリッド・スネークに敗れ去った後も義体化を受けて延命し、中近東にザンジバーランドを築く。キオ・マルフ博士を誘拐し「OILIX」を手に入れ、核搭載重歩行戦車「メタルギア改D」と共に軍事優位性を確立しようとした。最後は、ソリッド・スネークにラッカースプレーと100円ライターを組み合わせた即席の火炎放射器で倒される。
サイボーグ化しており戦闘中の姿は「スナッチャー」を髣髴させる。

2005年3月 シャドーモセス島事件(MGS)

ザンジバーランド騒乱で既に死亡(幽閉)しており、本作では遺伝子治療の研究のための細胞標本としてその名が登場するのみである。

2007年8月8日 マンハッタン沖タンカー沈没事件(MGS2)

登場していない

2009年4月29日~30日ビッグ・シェル占拠事件(MGS2)

名前が登場するのみ
ただし、ソリダス・スネークが、BIG BOSSに非常に似ている(クローンなので当たり前だが...)
マンハッタン沖に建設された巨大海上除染施設ビッグ・シェルはアーセナルギアを隠すための偽装であり、
どことなくビッグ・シェルはMGSPWのマザーベースに似た作りをしている。
もしかしたらマザーベースを元に建築したかもしれない・・・

2014年 新生OUTER HEAVEN蜂起(MGS4)

ザンジバーランド騒乱で死亡したと思われていたが、その身体はナノマシンによって意図的な植物状態にされ保存されている。
愛国者達が消えた事で封印も解かれ、墓場に来ていたソリッド・スネークに出会う。
そして自らの手で、老人のゼロ少佐を殺害したあと、ソリッド・スネークの新型FOXDIEによって死亡する。
この時、「残りの余命を戦い以外に使え」と言い残した。
その後、ソリッド・スネークは少しでも余命の伸ばす為か最後に禁煙している。
BIG BOSS 享年79歳

ちなみに小説版によると、ソリッド・スネークも2015年に他界

2018年アブハジア首都占拠事件(MGR)

登場していない
ただ彼のダンボールを被るという行為がBIG BOSS→ソリッド・スネーク→雷電と受け継がれている