ブルーベルれっしゃ

Last-modified: 2023-05-18 (木) 10:28:03

「ちょっとごめんよ、君はスクラップなのかい?」
ブルーベルれっしゃ

日本語版タイトルブルーベルれっしゃ
英米版タイトルRusty to the Rescue
脚本ブリット・オールクロフト
デヴィッド・ミットン
放送日・1994年8月4日(英国)
・1995年11月3日(米国)
・1996年5月10日(オーストラリア)
・1998年2月3日(ドイツ)
・2009年7月31日(ハンガリー)
日本話数第101話
第23話(シーズン内)
英国話数第93話
第15話(シーズン内)
この話の主役ラスティーステップニー
シーズン第4シーズン
機関車紹介トーマスパーシーダグラスラスティーステップニー
登場キャラクターAトーマスダグラスステップニーディーゼル機関車軍団ラスティー
登場キャラクターBパーシー
登場キャラクターCヘンリーゴードンスカーロイレニアスアニークララベルスカーロイ鉄道の赤い客車?バーティー
登場キャラクターDオリバー (言及のみ)
登場人物Aラスティーの機関士?ステップニーの機関士?ブルーベル鉄道の支配人?
登場人物B無し
登場人物Cスティーブン・ハットジェム・コール子供達?トーマスの機関士?パーシーの機関士?パーシーの機関助手?ダグラスの機関士?ダグラスの機関助手?ステップニーの機関助手?スカーロイの機関士?ブルーベル・バレー駅長?クロバンズ・ゲート貨物用機関庫の作業員?
登場人物D無し
登場スポット標準軌と狭軌の線路が並んだ丘?
ブルーベル・バレー駅?
クロバンズ・ゲート駅?
クロバンズ・ゲート貨物用機関庫?
レニアス高架橋?
ヴィカーズタウン貨物停車場
ステップニーの支線
ヴィカーズタウン機関庫
三線軌条の高架橋?
ブルーベル鉄道?(言及のみ)
あらすじ・ラスティーはブルーベル線を走る機関車を探す為にダグラスがオリバーを連れてきたもう1つの鉄道に向かう。
メモ・第4シーズン、唯一のオリジナルエピソード*1
・ステップニー初登場。
・トーマスが12話ぶりに台詞ありの出演。
・今回のパーシーは台詞なし。
・なぜかダグラスがオリバーを助けた事を知っているラスティー。
・ラスティーとダグラスの会話シーンでカメオ出演のゴードンが貨車を牽いている。
・ディーゼル261が初登場前にカメオ出演している。
・終盤でステップニーを連れて帰る際、ラスティーの機関士がステップニーの機関助手の代理を務める為に降りてしまったのに、無人のラスティーが走りだしている。
・この話は次回の「トーマスとステップニー?」に続く。
台詞ナレーターラスティーは、春の田舎を走るのが大好きだ。ブルーベルの花が咲き、空気は甘く香る。こんな綺麗な所は無いとラスティーは思った。ある日、ラスティーが休んでいると、トーマスが通りかかった。」
トーマス「おはよう、ラスティー!君の機関士?元気無いね、心配事でも有るのかな?」
ラスティー「さあ……僕もわかんないなぁ、でも、聞いてみるよ。あの……すみません。何か心配事があるんですか?」
ラスティーの機関士?「ああ、その通りだ……。ここのブルーベル線?を走る機関車が必要なんだよ……。」
ラスティー「じゃあ、ブルーベル機関車って訳だ!あっはははっ!……あっ!もしかしたら、僕が探せるかも!」
ナレーター「後で、ダグラスパーシーに会った。ラスティーには考えがある。」
ラスティー「機関車を探すのを手伝ってくれる?」
ダグラス「どこでですか?」
ラスティーが、オリバー見付けたさ!」
ダグラス「って事は、もう1つの鉄道?」
ラスティー「そっ、僕は、ブルーベル機関車を探してるんだよ。」
ナレーターラスティーは事の次第を話した。」
ダグラス「残念ですが、最近はあそこディーゼルしか入れないんですよ。」
ナレーターラスティーは決心した。」
ラスティー「それなら僕が行くよ……。」
ダグラス「くれぐれもお気を付けて。」
ナレーターラスティー機関士に計画を話した。その晩、ラスティーが機関庫へ帰って来ると…」
ラスティーの機関士?支配人?が言ってたぞ、ブルーベル機関車が見つかったら機関庫を作るってさ。」
ラスティー「よーし!早速、明日探しに行きましょう。」
ナレーター「もう一つの鉄道に辿り着くまで、丸一日掛かる。(BGMと警笛と汽笛)辺りを闇が包み、冷たい風が吹きぬけた。」
・(BGMと風の音)
ラスティー「ヒュ~!何だろ今の音?」
ナレーター「それは、スクラップ?の山?のギシギシと言う音だった。無気味なディーゼル達が音も立てずに見張りに立っている。」
ディーゼル「お前は何者だ?」(初台詞)
ナレーターラスティーは勇気を振り絞った。」
ラスティー「僕は、線路と車庫の調査官だ。車庫に機関車はあるかね?」
ディーゼル「いいや、1台も無い…。」
ナレーターラスティーが食い下がる。」
ラスティー「じゃあ、待避線の方は?」
ディーゼル「1台、1台有る。」
ナレーターラスティーは奮い立った。」
ラスティー「それなら、僕が行って、調査しよう。」
・(BGMと風の音)
ナレーター「暗い待避線の片隅に、高い煙突が付いた小さな機関車?が蹲っていた、機関士?が運転台で体を丸めていた。」
ラスティー「ちょっとごめんよ、君はブルーベルの花が好きかい?」
ナレーター機関車はびっくりした。」
機関車「ああ……。ブルーベルの花は綺麗だよねぇ。」(初台詞)
ラスティー「これからブルーベルを一杯見られるよ、さっ、ここから出よう!」
ナレーター「大急ぎで仕事が始まった。なかなか火が灯らなかったが、じきに炎が燃え上がり、機関士?が蒸気を蓄えた。ラスティーの機関士?が助手として乗り込む。いざ、出発だ。彼らは不気味なディーゼル軍団を通り過ぎた。」
ディーゼル「奴はどこへ行くんだ?」
ラスティー「ちょっと、そこまで連れて行くのさ。」
ナレーターラスティーが答えた。そして、彼らは一目散に逃げ出した。」
・(BGM)
ラスティー「やったぁ!境界線を越えたぞ!もう僕らのホームグラウンドだ!任務完了!」
ナレーターラスティー機関車が谷間に到着すると、歓迎の嵐が待っていた。」
ブルーベル鉄道の支配人?「早速修理に出そう。ペンキも塗り替えてやるぞ。」(最初で最後の台詞)
ナレーター彼の機関士?は大喜びだ!」
ステップニーの機関士?「何てラッキーな奴だ!お前はブルーベル鉄道?に救われたんだぞ!」(初台詞)
機関車「それから、ラスティーにもね。のお蔭で僕はここに居られるんだ。」
ナレーター「今では小さな機関車も幸せが一杯だ、ブルーベルの花が咲く頃になると、観光客?を乗せて走っている。彼の名前はステップニー、でもみんなは、ブルーベル機関車と呼んでいる。」
余談・原作での同時系列に当たる『ブルーベル鉄道のステップニー』とはストーリー進行が全く異なっており、原作では本土のブルーベル鉄道についてパーシーとダグラスが会話をし、その後ステップニーがゲストとしてやってくる内容だが、TV版は「スクラップにされそうだったステップニーがブルーベル鉄道に救われた」と言う事実を第3シーズンオリバーのだっしゅつ』と同じ形で再現する物となっている*2
英国版CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国版CVナレータージョージ・カーリン
日本語版CVナレーター森本レオ
トーマス戸田恵子?
ダグラス遠藤武?
ステップニー島田敏?
ディーゼル機関車軍団田中亮一?
ラスティー石川英郎?
ラスティーの機関士?/ステップニーの機関士?佐藤浩之?
ブルーベル鉄道の支配人?平野正人?
シリーズ前回ゆうかんなきかんしゃ
シリーズ次回トーマスとステップニー?
参照画像・参照はブルーベルれっしゃ/画像?

*1 但し、後述の原作エピソードに登場したパーシーダグラスが出演している。
*2 パーシーダグラスが出演しているのはその名残り。