背景
初音本社が初音線環状化構想を立ち上げ、見事に成功に導いた会長に習い岩崎支社でも
更なるハッテンとニコ鉄グループ圏の拡大、更には寝台特急やまとの運行を岩崎地区よりさらに北の都市に延ばすために発案された計画。
株主からは発案直後から「この先にも更に支社が出来ていく…」などとニコ鉄グループの拡大の為の計画であると好評であった。
計画内容
第一案(正式採用)
岩崎~水樹七丁目~原巳浜~みくに
縦貫を達成するには少し遠回りになるが、ほぼ全線が平地を経由するので、安価に抑えられる。
また、直線が多くなるため高速運転が容易である。欠点としては、3路線以上乗り入れる大ターミナルの設置が難しいことが挙げられる。
第二案
南岩崎~富竹~みくに
南岩崎から山脈を越えるトンネルを掘る計画。しかし建設費用がかなり高額になり、当時の財政では不可能であったため却下される。ちなみに、後の「岩崎貨物線」である。
第三案(発表当初)
岩崎~水樹中央(仮)~みくに
現在の「水樹七丁目駅」よりも北西部に駅を作り、孔明・鑑台級のターミナルを建設する計画。
平野のほぼド真ん中に駅を作ることとなるため、大発展が期待され本命とされていた。
「水樹中央駅(仮)」以北は最短経路で「みくに駅」を目指す。
しかし、最短経路を向かうためにはマップを斜めに進む為高速運転が難しい。また、第一案と比べて運行距離が長くなるなどのデメリットがあり却下された。
発表当初(動画第02回当時)の予定図(加筆有)と最新(OVA04時点)のサテライト
水樹区の平野の中央部に予定線が引かれていることが分かる。
進む延伸
初期の岩崎線は初音本社との直通運転にも支えられ、順調に旅客を増やして行った。
およそ30年の歳月を経て、北の中心「みくに」まで開業。ニコ鉄グループの拡大にそれなりに貢献した。
岩崎縦貫線計画年表(すべて岩崎暦)
- 2003年:水樹七丁目まで運行が開始され、同時に寝台特急やまと及び「快速」の運行が始まった。
- 2015年:原巳浜まで延伸し、同時に2つの支線「有明線」「富竹線」を持つようになる。
- 2018年:紅世線廃止により初音駅~長門駅併合し、念願の初音駅直通を達成する。
- 2024年:原巳浜~永夜抄開業、暫定ダイヤでの新快速運転が開始される。
- 2031年:みくにまで開業し、縦貫線完成。
- 2044年:みくにから延伸、ドラ鉄との直通運転(寝台特急やまと)を開始。
その後の変化
- 2080年:三国トンネル連絡線(みくに~釘宮北信)が開通し新快速より速い「特急ノクターン」が運行開始される。
- 2119年:三国トンネル連絡線、日野線、弘国線を併合し、文字通り北部のニコ鉄営業圏を縦貫する長大幹線が誕生する。
現在の状況
ターミナルとなる予定だった「水樹中央駅(現:水樹七丁目駅)」が建造されなかったことにより、
ホームの少ない岩崎駅がメインターミナルとなった。
また、立地から多数路線の乗り入れが困難であり(水樹中央駅なら多くの支線を建設可能)各地から中心部への乗り入れが難しくなり、乗換えが増えることが懸念された。
そこで、岩崎支社では岩崎線や有明線に「直通運転」という形で各地から岩崎へ直通を行うこととした。
その為「名鉄名古屋駅」のように各方面からの列車が乗り入れる「ある意味カオスな駅」となった。