志摩電気軌道/スペイン線の開業について

志摩電気軌道では、志摩スペイン村が2024年3月に開業30周年を迎えることおよび2024年2月10日から開催される「周央サンゴ×壱百満天原サロメ×志摩スペイン村コラボイベント『みなさま～（大使二人）志摩スペインサロメンゴ村へ、来て！ですわ～！』」による需要増に伴い、新たにスペイン線(鵜方道駅～志摩スペイン村駅間)が2024年2月10日に開業します。
スペイン線の路線概要は下記の通りです。

スペイン線時刻表(2024年2月10日開業)
スペイン線 下り時刻表.pdf
スペイン線 上り時刻表.pdf
志摩スペイン村休園日は全列車運休

スペイン線で運転する車両

5100系

2023年に阪急5100系電車の休車していた5102F(5102-5131)が譲渡された設定です。
2023年5月1日(5100系の日)から運転開始して老朽化した1600系R06を置き換えました。
6月には予備車として5100Fの先頭車(5100-5115)も譲渡されましたが、2023年10月1日ダイヤ改正以降の平日に09運用限定で運用を開始しています。(運用表参照)
また、5100Fは09運用の間合いで2024年2月13日から平日午前(志摩スペイン村12:56発鵜方行き(1292レ)まで)のスペイン線列車でも運転する予定です。(時刻表参照)
志摩電気軌道入線時に以下の内容で転用改造を行いました。

・急勾配での安全対策のため、S形ミンデン式空気ばね台車FS369Aから能勢電鉄1700系電車の廃車発生品のミンデンドイツ式金属ばね台車FS345に交換
・主電動機をSE-607(140kW)からSE-572B(150kW)に交換(台車とセットで交換)
・ATS撤去

編成表
←御座

他社車両

近鉄2600系

史実では2004年1月に廃車された近鉄2600系Q03が急行、団体用予備車として現在まで在籍していたご都合設定です。
2024年2月10日から当社のスペイン線列車で運転する予定です。
運用は土休日はスペイン線の全列車、平日は鵜方13:30発志摩スペイン村行き(1391レ)以降の全列車となります。(時刻表参照)
ボックスシートのため特に鵜方道駅でスイッチバックする鵜方～志摩スペイン村間直通列車に最適ですが、鵜方道～御座間の急勾配区間には入線できないため毎日近鉄の明星検車区に回送で入出庫しており、近鉄の車籍のままとなっています。

編成表
←御座

スペイン線路線データ

• 路線距離（営業キロ）：4.0km
• 軌間：1,435mm
• 駅数：3駅（起終点駅含む）
• 閉塞方式：スタフ閉塞式
• 電化区間：全線電化（直流1500V）
• 最高速度：65km/h
• 路線図：こちら

スペイン線配線図

以上